Makkie!の日記
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仕事でチョッとした集まりが終わってから、料亭に行った。 市内では有名な店らしいのだが、僕はその存在を知らなかった。 本格的な料亭で、安いコースでも五千円〜なので、自分のお金では絶対に行かない。
入り口から違っていた。 門に付いている小さな看板でやっと料亭と解る感じ。 一見さんは入れないかもしんない雰囲気バリバリ。 店内には大きく、高そうな器が飾ってあり、庶民を拒む雰囲気に満ち溢れている。
僕たちは普通の安モンの服装だったが、ちゃんと座敷に案内された。 「こんなところに居てもいいのかな?」 という違和感を感じながらの昼メシ、いや、御食事となった。
流石、前菜やお刺身、茶碗蒸しなど、どれもとても美味しい。 みんなで「うめー!うめー!」言いながらあっという間に平らげる。
職業柄、飯を喰うのは皆早い。 7分の休憩時間内で昼飯を喰ったり、 会議しながらコンビ二弁当を食ったり、 運転しながらオニギリを頬張ったり といった日常を過ごしている我々。 ゆっくりと味わいながらの食事という文化は皆無。 それでも、出来る限りゆっくり食べているにもかかわらず、 料理が出てきた瞬間に無くなってしまうのあります。
店員さんゴメンナサイね〜、悪気はないのよ、僕ら。
デザートの桜アイス、とても旨いのですが、525円って! ハーゲンダッツとかレディーボーデンの倍ですよ! この街にはこの店に通えるだけの財力を持った人間は少のうございますの。
まさに異文化コミニュケーションでしたね。 文化が違うんです。文化が。 プロレタリアートとブルジョアのイデオロギーにおけるヒエラルキー的な違いを感じました。
その晩、寿し勝でお口直ししましたよ。 俺はこの、いつものタケノコの煮付けの方が旨いと思うなぁ・・・。(しみじみ)
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