Makkie!の日記
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鳥でも自由に遊ぶのに、我等の身体は金縛り、我身で我身がままならぬ 三時半なる暁に、響く音にて家を出て、午後の六時に帰り来る しづしづ滴る蒸気にて、呼吸は縮まり手は爛れ、足は痺れて目は眩む 叱りもいぢめも厭はねど、夜から夜まで働いて、夫で僅かに八九銭 春は来れども花を見ず、夏は蒸気で蒸されつつ、秋の月にも櫛入れず・・・
明治時代に、製糸工場の工女たちが日々の仕事の辛さを歌ったものの一部ですが、 現在とあまり変わっていませんねぇ・・・・。
流石に89銭ってことはないですが、現在の価値で言うなら、たぶん同じくらいでしょうか。 現在が明治時代より進歩しているのならば、労働条件は良くなっている筈ですが・・・
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