2002年09月10日(火) |
8月21日から九州周りに行く。 帰ってきたのは9月6日。
今回の旅行では旅情をかき立てるものが昔と変わったことが分かった。 それは特急電車です。
昔は鈍行の方がしみじみとしたものだったけれども、 今や騒々しい鈍行よりも静かめな特急電車の方が旅情をよりかき立てるようになった。
久しぶりに家に帰ってきたのだが、 やっぱり、実家にはだんだんしっくりこなくなっている。 どこが不満と言うわけでは無いのだけれども。
あれは何故なのか、田舎者特有なのか、 NHKの天気予報が始まる時の音楽を聴くと、都会への欲がうずうずとする。 昔、ワンルームで麺など茹でながらテレビを見ていた頃を思い出すからでしょう。 つくづく、あの頃一体、何を考えていたんだ自分は、など考える。 何も考えてなかったような気もする。 目新しいのが正しかったのです。 多分今でもそうだけれども。
実家を離れていた頃になにをしたんだろうと考えると、 いつも街中をぶらぶらして、ぼけらと人ごみを眺めていたような気がする。 そういう人がぎっしり詰まった街をぼけらとただただだらーっと見るのがいい。 何がいいのかは分からないのだけれども、きっと、子供の頃にショベルカーを見るような気分になれるのだと思う。 自分で思い通りに動かすわけでもなし、ただ見るだけなのだけれども、ただ、動いているのを見るだけでなにか面白い。
今日はホワイトソースでハムとコーンのスープを作って食った。
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