戯言 目次|過去|未来
あたしは幸せになれる 君が笑いかけてくれたり 君が話し掛けてくれたり 君と一緒に笑い合えたり そんなちっぽけで ほんとに些細なことで あたしは幸せになれる まだ君に 愛される幸せを 知らないから きっと 君に愛される幸せを 知ってしまったのなら こんなちっぽけなことでは 幸せになれない でもあたしは いつか君に愛される幸せを 感じたいと願うよ だってそれは きっと今味わえる幸せより ずっとずっと甘いから 君の唇から あたしへの 愛の言葉が こぼれる その唇に あたしは 特上のキスをして そして 君の腕の中で 溶けていく それは とてもとても甘い 最高に幸せな瞬間 でも今はまだ そんな幸せを知らないから ちっぽけなことで 幸せになれるから 今のあたしには 君の存在が とても甘い 蜜のように感じる だから君は そこにいてね ただ甘いだけの 幸せをあたしに ちょうだい あたしも いつか 君にとって 甘い甘い 密になりたい 君が それを舐めると めまいを起こすような そんな甘い蜜に いつかきっとなりたい
藍音
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