あなたの涙はとても綺麗で
けれどやはり悲しくて
私の心が引きちぎられるようでした。
手を伸ばしても
あなたには届かない。
いつでもあなたには笑顔でいて欲しいと願うけれど
私はいつでも笑顔ではないことに気づいて
きっとあなたもそうなのかもしれないと
ふと気づかされた。
距離というものは
とても大きな壁で声や文字だけでは補えない。
触れるということみつめるということ
ただ何気ないしぐさを愛しく思うこと
その瞬間の感情を共有するということ
どれひとつできないこと
やはり悲しいことばかり。
いつかきっと
いつか、こんな悲しさがなくなる日が来るのでしょうか。
いつかあなたにその悲しさを埋めてくれる人が現れるのでしょうか。
いつかいつか
今の私には「いつか」だけが支えとなっている。
そんな冬を越せば春の訪れが私を迎えてくれる。
いつか
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