喉に小石が詰まりすぎて声が出ない窒息するのではないかと不安になったがかろうじて呼吸はできているこんないたずらをしているのは僕の体に潜む小人だこれでもか、と小石を投げ込んでいるやめてくれなぜ僕を苦しめるんだ?小人に聞いたら何も答えない代わりに斜め向こうの丘の上を指差したそこには光に透ける長い髪を揺らしたあの人がいた