☆★くらげ日和★☆
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2003年07月21日(月)  ☆くらげのあぶく 〜 そっくしv 〜


 どこともそうだと思うが朝は戦場である。
 もちろんうちも例外ではない。
 そんなある朝のこと。
 鏡に向かって「あと5分〜」と、戦闘態勢120%あせりまくりの娘(注:あもう)にママりん(御歳××才)がのんびりと言った。
 「アンタのアタマってさー」
 「なにっ?」
 「あれに似ているわよねぇ」
 このクソ忙しい時に、またナニを言い出すんだこのヒトは。とか思いつつも手は動かしていた。
 「ほら、アレよぉ、あれ」
 「だからなにっ」
 「ん〜と、ああ、あれ、背中にみのかさ背負ってる」
 はいぃぃぃっ?! みのかさ?
 「砂かけじじぃ」
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 それを言うなら、『子泣きじじぃ』 だぁ〜っっっ!
 ナゼ妖怪?!
 「おかーさん、それ違う」
 「えええっ、なによう、そっくりじゃない」
 「そりゃー、子泣きじじぃ」
 「は? ああ、そうそう、それv」
 お気楽に笑いながら訂正。
 私ゃかなしーよ。髪切ってパーマ当ててイメチェンした我が娘に向かって言うか、ふつー?
 「それ、ハゲ頭じゃん。他の例えにしてくんない?」
 しかも男。
 つっーか、人間じゃないし。
 「えぇ〜」
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。←考えてる
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 「思いつかないわぁ、いーわよそれで。一番判りやすいんだもん。そっくりだし」

  
アンタは妖怪生んだんかいっ!(恕)

 「アタシが保障してあげる」
 ちょっと待てい! するな、ンなもん!
 てゆーか、ンな母親もうヤだ〜(泣)
 「でさ、いいの?」
 「なにがっ(ヤケ)」
 「時間」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 「うわああああああああっ!」
 その日、遅刻しなかったのは、神様があまりにもかわいそーに思ったからに違いない、と確信したあもうであった。


  言うまでもなく、ノンフィクションです(笑)。再開を希望してくれた☆樹にささぐ。ありがとう。


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