天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

金曜日の夜はいつもヘヴン - 2007年03月02日(金)

夢中になってピアノを弾いてた。気がついたら夜中の1時半。いつもより音量あげてポロネーズとかガンガン弾いてたのに。ガンガン間違えながら。下の階の人が怒鳴り込みに来る前に時間に気がついてよかった。慌ててスイッチ切ってカバーをかけてたら、携帯が鳴る。

「家の電話、また鳴らなかった?」
「鳴らない。もう死んでる。完全に」
「死んだか。完全に」。

うちの電話が壊れてしまった。日本からあの街に引っ越したときに買った電話。とうとう壊れてしまった。コード付きでなんの機能も付いてない、18年前のレトロ。ヴィンテージって言ってもいいかもしれなかったのに。

「何してた?」
「時間忘れて今までピアノ弾いてたの。あなたは?」。

新しいクライアントとの契約が上手くいったってジェイソンは嬉しそうで、仕事の話をするジェイソンの声が久しぶりに明るいのがわたしは嬉しい。

今週は後半、アフターワークが楽しかったけどその分仕事がタフだった。水曜日は仕事のあとアリとファーマシューティカルのインサービスに行って、92ストリートのクライアントのところに行ってるジェイソンが仕事が終わってから来てくれる。30ブロックなんてジェイソンにとっては「近い」距離で、「近くにいるからきみんちに寄るよ」って。夜中にトイレの水が溢れる。前にも一度あった。ジェイソンがうちにいてわたしが仕事に行ってるあいだに。ジェイソンはまたうちのトイレの洪水を直すハメになる。それからしっかりセックスして明け方に眠ったわたしは当然翌日ふらふら。ふらふらなのに仕事のあと同僚たちとおすしを食べに行って、帰りはレキシントンの駅までアヴェニューの7ブロックを歩いたからますますふらふらになる。そして今日も仕事がふらふら。

ふらふらになって帰って来たけど、うちに帰ると元気になってピアノを弾きまくった。

「睡眠のキャッチアップしなかったの?」
「平気。だって金曜日の夜は天国だもん」
「そうだよな。金曜日の夜は僕も天国だよ。プレッシャーが皆無」。

ジェイソンが来てくれたらもっとヘヴンだけどね。でもひとりでもへヴン。

さあ、週末だ。週末に会えないのにもちょっと慣れたかな。




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