天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

暑くて眠れない夜の - 2007年07月10日(火)

暑くて、暑くて暑くて寝られない。

ジェイソンがつけてくれた素敵なシーリング・ファンも、高い天井にたまった熱い空気をかき混ぜるだけで役に立ってくれない。冬ならこんな温風気持ちいいだろうなって思うけど。

昨日も暑かった。

眠れなくて、母に電話した。

今日も眠れないから、天使のあの人に電話した。

指が覚えてた電話番号はいつのまにか指から抜け出てしまって、携帯にセーブした番号を見ながら家の電話をダイヤルする。こんなに長かったっけって思う。

どれくらい話した? 天使のおしゃべりは相変わらず楽しくて、一生懸命聞いてくれて話してくれて、「行きたいなあ、ニューヨーク」ってまだ言ってる。来られないくせに。「部屋の写真送ってよ」って新しいメールアドレスをくれた。

長い電話を切って。

まだ眠れない。
多分よけいに眠れなくなった。

そしてまた電話した。

別れた夫。

チビたちはあんまり暑くてバスルームに避難してる。お兄ちゃんチビはバスタブのなかで、妹チビはバルルームの床のタイルで、長ーくなって仰向けになって寝そべってる。

チビたちのことを聞くアノヒトにそんな話をして、チビたちの写真撮って送ってあげようと思った。

ごめんね、チビたち。こんなに暑くて。


こんなに暑いと頭が回らなくて、回らない頭がとっぴょうしもないこと考え出す。

ダメだよ。この国にずっと暮らすって決めたんだから。



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