恋しい - 2009年04月09日(木) 「どうしてるかなあと思って。時間があったら電話してね」。また電話を取ってくれないラファエルにメッセージを残す。なんで取ってくれないんだろ。なんなんだろ、これ。なんの仕打ち? わたしなんかしたっけ? したんだ多分。しつこい、とか。 胸が痛くてジェイソンに電話した。ジェイソンはうちにいなかった。ジェイソンがこの時間うちにいないってことは外で仕事ってこと。だから携帯にはかけられない。 今日は12、3℃まで気温が上がって、あったかそうな外を窓から眺めながらためいきばかりつく。ためいきばかりつきながら、今度はジョスのこと考えてた。電話したい。でもだめ。みんながだめって言う。絶対かけちゃだめって。ジェイソンだけが、かけたいならかけなよ、また傷つくかもしれないけど、それでもその方がきみを納得させるんならかけなよ、って昨日言った。 コーヒーを沸かしてたら、携帯にテキスト受信のリングトーンが鳴った。ラファエル? だったらいいのに。きっと同僚の、テキスト魔ジェナだ。でもラファエルだったらいいのに。キッチンからベッドルームまでの5秒ほどのあいだ、胸がどきどきする。 「...からテキストメッセージが届いてます。今開けますか?」。スクリーンに流れる文字に追いつけない。「...からテキストメッセージが」。ジョスだ。 「wish u a happy easter. luv jos」 わたし、昨日のパスオーバーに何もお祝いの言葉送らなかったのに。 返事をテキストで送らずに、電話した。 普通におしゃべりしてたのに、突然「I miss you」が口からこぼれて、涙声になってしまった。「I miss you. I miss you a lot』。涙を拭きながら涙声で繰り返す。バカだけど、大バカだけど、だけどどうしようもなかった。 「じゃあどうして電話してこないのさ」「だってあなたが電話くれないから...。Don't you miss me?」「I miss you too, but...」 わかってる。戻るとまた元の木阿弥。でもジョスが恋しい。 明日はグッド・フライデー。 うんとお祈りをして、たくさんジーザスに感謝してたくさんジーザスに抱き締めてもらって、神さまの愛をいっぱい受けよう。 早く教会に行きたい。 -
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