やるきまんまんの日記
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2007年10月01日(月) |
今週の見通し・為替 円相場は一進一退 |
今週の円相場は一進一退の展開になりそうだ。米経済の減速懸念でドルは売られやすい一方、金融市場がやや落ち着いていることを背景に、低金利の円を売る動きも出始めている。市場では1ドル=113―117円程度で小幅な変動を予想する声が多い。
焦点は10月5日発表の9月の米雇用統計だ。8月は非農業部門の雇用者数が4年ぶりマイナスになり、ドルが大きく売られた。9月は10万人前後の増加が予想されている。米民間会社が3日に発表する雇用者数も材料になりそうだ。
日銀は1日に9月の企業短期経済観測調査(短観)を発表する。企業の景況感は前回6月調査より悪化が見込まれている。ただ、結果が予想と大きく違わなければ、それほど材料視されないだろう。
対ドルで最高値を更新し続けているユーロや、商品相場の上昇を受けて買われている資源国通貨の動きが、円・ドル相場の波乱要因になる可能性もある。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が4日の会見で金融政策や為替相場についてどのような発言をするかも注目だ。
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