2008年06月02日(月) |
“U”go_i-xxxx |
ああ
貴方に捕まえられて もう大分経つ
きっともう その瞳は刺すように光らない
私は貴方に恋をしない 消えてく香り
それと影
光
だけど
今でも想い出すの あの湿度と暗がりの部屋 空気 貴方の 髪 背中
指と 薄い唇
もう忘れたい けど、 忘れてしまうのが怖くて 怖くて 怖くて 怖くて堪らないんだ
今、年をとって こんなふうに思うからくりは解けても
私には
他の言葉も見つからない
満ち足りた 光 光
影
そして水
貴方を構成する 秘密
凍らない 炎
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