疲れて家路に就いた日
暖かく包んでくれたのは あなたでした
涙を隠せなくて困った日
何も言わず傍に居てくれたのは あなたでした
きっと そんな日々を繰り返し あたしはあなたから 離れられない日々を過ごすのでしょうか?
いつか お互いに あらゆる形で 旅立つ日が来ることは確実なのに
それを 今は 出来れば忘れていたいと 思うのです
相手にとって 自分が「いちばん」 などと思うのは ただの奢りでしかない
相手にとって 誰がいちばんなのか 何がいちばんなのか
それは あなたが決めることでなく
相手が決めること
叶わない恋に 囚われると ずっと 幸せには なれないんだろうか?
叶わない恋を 想いつづけて 幸せには なれないんだろうか?
あたしが しあわせになれると 思う人の傍で 一緒に生きてけないなら ずっと 今 が 続いて構わない
ほんの一瞬 気を抜いた
その一言が すべての 始まり
誰も責めない
誰にも責められない
やはり 終わりはないのか
この服役のような 日々
きっと 眼に映る光景から 色がなくなれば
手を放すことなんて 簡単
『スキ』という たった二文字から始まる 計り知れない 物語
言うだけなら 一瞬
書くだけなら 簡単
目に見えない 蜘蛛の巣のようなつながりが その二文字から ひろがっている
もう 黙っていては駄目
ココロは常に 動いてる
きっと 忘れてたコト 思い出したんだ
あたし
目を閉じれば 闇は静か
でも そこに不安や恐れはなく 穏やかな空間が広がってるだけ
目を凝らせば 浮かんでくる あたしの安定剤
触れないでいれば やさしい時間が 流れ続けるだろうか…
あなたのコトバは 錆びたナイフ
気付いてない その瞳
気付いてない その音色
鋭く切れない その刃物は
切れたその時から ずっと 痛い
治るその時は ずっと 遠い
あなたの言葉は 刺さってなかなか抜けない刺
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