この気持ちが どうにかして届く余地があるなら
もう一度 あなたの言葉をください
この気持ちが どうしたって届かないのなら
もう一度 失恋のチャンスをください
あたしの中だけで どうか綺麗なまま 生き続けないでください
深く 深く 開いた穴を 埋める術はなく
ただ ひたすらに 深くなるだけ
このまま 深くなれば もう 誰にも 救い出せない
「あの人」にしか 救い出せない
あたしの中に ずっと住み続けてる 王子さまが 引っ越さない限り あたしは ずっと 進めない
明日も 明後日も 十年後も
自分で 自分を しばったまま
ずっと ずっと 動けない
お願いだから どうか あなたの言葉で あなたの想いで
あたしの恋物語に 終止符を討ってください
やさしいあなたは いつも 何かしらを あたしに返してくれる
その やさしさに甘えて あたしは 『何かしら』を もっと 求める
ごめんなさい
こんな あたしで
でも 久々の 夢心地 少し 味わわせて いてほしい
あなたはいいよね
どんなに 辛くても 大好きなものが そばにある
あたしの 心中は 穏やかになることを 忘れて
ずっと 瀕死のまま
淋しくて 釦を 何度も 押す
誰でもいいから 心の穴 埋めて欲しくて
その釦を たくさん 押す
あたしの ココロに 応えてください
待つのは平気
あなたのことを想って
信じていればいいのだもの
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