きっと どこかで
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まあ、家庭でもいろいろ行事もあった中で、今年も、実務担当者研修会出席のため、東京へ行ってきた。去年は飛行機のパックツアーで行った。そしたら、パックツアーは、交通費と宿泊費込みの料金とみなされ、その料金と、出張日当しか出なかった。(宿泊費はもらえなかった。)
今年は、パックツアーは使わずに、ビジネスホテル(1泊7800円のところ)をネット予約して、飛行機は、「特割1」というので行った。
他の人にも聞いたら、今年は、正式文書が来るのが遅かったので、パック旅行の切符はとれなかったと言っていた。(10日前までしか予約できないので)
私の場合は、宿泊費は、県庁所在都市で、8000円程度。なので、それで収まるところを捜さなくては、足が出る。東京の場合は、そういうところが、なかなかないのだ、という話を、他の人から聞いていた。
研修会の後は、懇親会(食事会)がある。今回は、あまり乗り気でなかった。でも、食事が出るので、まあ、それだけでもいただこうかと思って出席した。
案の上、今回は、それぞれ、同じような立場の方で集まって話をする、というような感じだった。「再就職でこの職場に来た人達」「独身で就職して結婚・出産して続けている人達」「独身で就職してそのままの人達」
どういう生き方がいいのかは私はわからない。みんな、自分のやりたいように、すればいいのだろうと思う。この会は職場の会なので、結婚や出産で退職したりした人は来ていないんだけど。
私は自分の希望する生き方が選べたと、人には思われているのかもしれない。結婚したら、出産したら、仕事は出来なくなる場合もある。それに本人が納得しているならいいが、そうでない場合もあるのだ。私自身でも、何度やめようと思ったか・・。でも産後の一番大変な時期を乗り切ったのだから、(一番子供の側にいたかった時期に仕事を選んだのだから)ここでやめたら、あの思いが無駄になる、そんな思いで続けている。
今回は、出張前に、私のピアノグレードテスト、出張後に子供のピアノコンクールとあったので、東京ではほとんどどこへも行かずに、出張だけの旅行だった。母からも、自分の体調を考えて、無理はしないようにと言われていたので。
私も、我が家にピアノを購入したのをきっかけに、レッスンを受けることにした。受けているのは、大人のピアノコース(月2回)。ほぼ、1年とちょっと。
去年の今頃、ちょうど子供がグレードテストを受けていた。その頃にも一度、お母さんも受けられるんですよ、と言われたけど、子供が受けているコース(Bコース)での受験は無理と思ったので、子供はわかる伴奏つけとか、聴音とか自信ないから、無理でしょう、とその時答えた。その半年後、グレードテストには、そういうのがない、Aコースがあるというのを先生から聞いて、こちらでしたら、お母さんも受けられるでしょう、と言ってくださり、本も買ってきていて、先生の方がやる気マンマン。そんなに先生が勧めてくださるのなら、私が受けても、うかる可能性があるんだろうなあと思い、グレードテスト受けます、宣言をした。
先生が言われたのは「ヤマハグレード7級」。だいたい、ブルグミュラー後半からソナチネレベル。その頃はまだブルグミュラーも終わってなかった気がするけど・・。ブルグミュラー後半から1曲、ソナチネ前半から1曲、7級メトード集から1曲、それと課題曲1曲。ブルグミュラーが終わったら、グレードテストの練習に入ろう、というような話だったと思う。時期は、未定ということで。
それで、ブルグミュラーが終わった頃から、グレードで弾く曲を決めて、それのレッスンに専念することになった。
グレードテストのためのレッスンというのは、普段のレッスンと違い、曲を丁寧に見ていく。そういうことをレッスンでする、ということも、意義のあることだと思う。3ヶ月くらいは、かけたと思う。(といっても、月2回レッスンなので、6回ほど。)
それが、先々週の休みにあった。こういうのは、実は初めて。グレード試験室に入ったら、狭い部屋にグランドピアノとアップライトピアノが置いてあった。
最初に弾いたのは、ブルグミュラーの「タランテラ」これは、最初フォルテで始まる曲なので、大きな音で弾いた。部屋じゅうに音が響いてその音が自分のところに戻ってきて、変な不協和音みたいに聞こえた。それで、ちょっとあせって。それが気になり、その後の両手和音のところ、楽譜も鍵盤も見れない状態に。そこでしばらく止まってしまった。ここは響きすぎる部屋なんだと思い、気にせず、いつもの調子で後は弾いた。
テストの結果が出るまではしばらくかかるのだが、審査後、先生の講評があった。
先生の言葉。 楽譜に忠実に、丁寧に弾いていましたね。楽譜に書いてあることはすべて守って弾こうという気持ちはいいです。ただ、自分の出した音をよく聴きましょう。どういうふうな響きで聞こえているのか、そういうことに気をつけるともっとよくなるでしょう。
うーむ。これは、狭い部屋で弾くとき、広い部屋で弾くとき、それぞれ、部屋でのピアノの響き方を耳で聞いて、それも頭に入れて弾く必要があるってことかな。特にピアノ(小さい音)やフォルテ(大きな音)の響き方というのは、場所やピアノによって違うと思うので、それを、自分の耳で聞きながら、演奏しながら調節していかなければいけないのかなあと思った。
ヤマハグレードは初見演奏がある。 初見苦手という人、結構多いのかもしれないけど、私はそれほどでもない。ただ、ここで、フレーズ感を言われてしまった。初見でそこまで・・、とも思ったけど、初見でも、予見の時気をつけてみれば(30秒の予見あり)出来るのかもしれない。私が見れたのは、何拍子か、シャープやフラットはないか、強弱はどこでつけるか、スラーの切れ目はどこか、ぐらいかな。これで十分かなとも思っていたけど、上をめざすなら、そういうところも気をつけて、ということだろうか。
先生の講評は、こうすればもっといい演奏が出来るようになりますよ、というアドバイスのようなものが多く、今後の練習の参考になる話が聞けたと思う。
こういう話が聴けることも、グレードテストを受ける意義があることだ、と思った。
不合格なら、また、再チャレンジだよーん。合格だと、うれしいけどねー。 演奏途中で止まるという大失敗をしてるだけに、ダメでも、あまりショックは受けないと思う。
先日の休みは、カワイコンクール。我が子も参加させていただいた。(プレ部門) カワイはピアノが主流なのかな。ドリマトーン部門もあったけど、参加人数は少なめ。それと、ピアノ曲も、コンクール部門は、クラシックばかりの選曲が並ぶ。ドリマトーンは、ポピュラー系の曲もあったけど。
このコンクールは、担当の先生から、参加しませんか、というお話があったものだ。先日のグレードテストの時の演奏がよかったらしく、他の先生方からも、いい成績がとれるんじゃないですか、と言われていたそうだ。
まあ、先生の予想どおり、だったのか「銀賞」をいただいた。我が子の担当の先生もとても喜んでくれた。(まあ、金は期待してなかったので、我が子の場合は、これでも出来すぎと思ったくらい。とにかく、この子は本番に強い!)
本番でのピアノ演奏、私は客席で聴いていたが、ミスタッチもなく、音もきれいで素直でのびやかな演奏だった。
最後に、審査員の先生の講評があった。こういう審査は、どういう基準で行われているのか、よくわからないのだが、講評を聞くと、ある程度の、審査の仕方がわかる。
演奏については、曲にあった、ピアノの音色、フレーズ感、そういったものに気をつけて弾くようにという話だった。そう、そういう話はレッスンの中で繰り返し今の先生から我が子にあったものだ。(30分個人レッスンなので、隣の部屋にいて、レッスンの様子を聞いていたので。)1年くらい前から、ピアノのタッチが、この子は以前に比べてきれいな音で弾けるようになった。フレーズ感についても、小さい子にここまでていねいに言うかなあと思うくらい、教えてくださっていた。
あとは、ピアノを弾くときの姿勢を言われていた。あまりそりかえるようでなく、出来れば、ピアノを弾く腕に身体の重みがかかるような姿勢をとるといいでしょう、とのことだった。そうすると、指先だけで弾くのでなく、身体の重みも使った、弾いていても、聞いていても楽な、弾き方が出来るそうだ。
後で知った話。この日は、全く薬を飲んでいなかったそうだ。やる気になれば、薬なしでも出来るんだなあと思った。(まあ、こんな日ばかりじゃないと思うけど)
私の妹の就職先が決まった。
これは、私が、新聞に求人広告が出ているのを見つけて、妹に紹介したものだよ〜。(もちろん、妹は、仕事を捜している、という話を聞いていたから。)
妹は最初は「パートでもいい、仕事することに慣れてきたら正社員でまた仕事を捜す」などと言っていたが、正社員で働きたいという気があるなら、最初からそちらを捜しなさい、と私は言った。これは、私の大学OG会の先輩から以前聞いていた話。40歳くらいまでは、正社員の求人もあるが、それを過ぎても、求人はあるが、正社員は減ってくるし、そちらでの就職は難しくなってくるとのことだった。 その先輩は、県栄養士会の現会長さん。そして、妹の年も、40に近い年齢。
仕事の内容は、妹が独身時代にしていたこととほぼ同じもの。おそらくそれが、採用の決め手になったと思う。妹は臨床検査技師。検診センターで働いていた。この資格を持つ人は、病院に勤める人が多い。妹は、エコーも見れるし、前の職場でも高く評価されていた。
ただ、就職先からは、正社員でお願いしたい、と言われたそうだが、今の状況では、いきなりは無理なのでしばらくはパートを妹自身が希望したそうだ。
あとは、就職も決まったので、保育所の入所申し込みも済ませたらしい。こちらに引っ越してきた時から、働くつもりであったので、保育所の入所申し込みに行ったらしいが、この地元は、仕事を捜している、という状態での保育所入所は出来ないらしい。それで、今は幼稚園に入れている。
でも、実際、幼稚園では、午前中で終わってしまうので、職捜しもなかなか出来ない状態らしかった。こういう制度には、改正をお願いしたいものだと思った。
2004年01月30日(金) |
高校吹奏楽部先輩関連HP発見 |
私は、高校時代、吹奏楽部でクラリネットを吹いていた。その1年上に、東京芸大を卒業した方が二人いる。(私が今住んでいるところではないよ。)
一人は、今は、地元の市民吹奏楽団・市民交響楽団等の指揮者などなど、また、プロオケ(小人数の)の主宰もしているようである。
もう一人は、サックスのカルテットの団員でもあり、ソロで活躍もしているし、また、音大進学希望の学生さんなどに個人レッスン、また、近郊音楽短大の講師もしているようである。
これも、音楽関連のHPを見ていたら、リンクをたどっていったら、先輩方のHPにたどりついたのだ。
サックスをされていた方は、高校2年生の前半まで、吹奏楽部の部長だった方。音大進学のためのレッスン等に専念したいということだったんだろう、途中で、吹奏楽部の方は、やめてしまわれた。真面目であり、気さくな人柄であり、いい先輩だった。HPの内容も、そのまま、真面目な人柄が良く出ていた。思いやりの気持ちが強いんだろうか、ここまでハッキリ書くかなあ、と思う事まで書いてあった。(音大に入って、また、プロをめざすなら、相当の覚悟がいるよ、というような内容。)
もう少し上にも一人いるんだけど、こちらは、高等学校の先生になった。この方は、私が在学中に、高校へ教育実習に来られた。この方は、高校から楽器を初めて、それでも東京芸大に入った方。
元々東京近郊の地域であるし、東京芸大に入るためにはどうすればいいのか、情報も入ってきていたんだろうし、それを行いやすい環境でもあったんだろうと思う。
私も、音楽は好きで、ずっと、音楽に関連した活動はアマチュアでやっているが、音大に入りたいなどとは思った事はなかった。その芸大に入った先輩方がとても立派だったので、あのくらい出来ないと、無理なのだと思っていた。全く考えてもなかった。
先輩方が、どちらも、活躍しているようで、なんだか、後輩である私もうれしくなった。今は遠くにいるので、演奏を聴きにいくことも出来ないのが残念ではあるけれども。
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