きっと どこかで
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2004年07月28日(水) |
ハリーポッターの映画テレビ放映 |
だいぶ前になるのかな。ハリーポッターの初作、「ハリーポッターと賢者の石」をテレビで放映していた。主人公のハリーポッターは、うちの子ともう同じくらいの年の設定かな。この本が出ていた頃、小学校高学年から中学生くらいのお子さんを持っている親御さん達が、子供と一緒に、競い合うように、読んでいるという話を聞いていた。それで、興味を持って、本を買って読んだが、私の感想は、子供向けのファンタジー小説、という感じだった。
だから、このテレビ放映があると知った日、うちの子はたぶんこういう映画好きだろうと思って、「〇〇くんの好きそうな映画が今日あるよ。〇〇くんと同じくらいの年の男の子が主人公の映画だよ。この子は魔法使いになるんだよ。」と話しておいたら、やはり、興味を持ったらしく、テレビも見ていたし、ビデオ録画も自分でセットして撮っていた。
テレビはやはり子供には面白かったらしい。あまり悪い人も出てこないし、子供に見せても安心、夢のあるストーリーだった。ハラハラ・ドキドキするところもあるけど、それもまた、面白い。
今年はまたハリーポッター・シリーズで新作映画が登場するらしい。それの宣伝も兼ねての、テレビ放映だったようだ。3作目か4作目くらいになるんじゃないかな。本もそのくらい出ているようだし。
もう、我が子も、こういう映画も興味を持って見るようになったんだなあと、子供の成長を感じた。
個人レッスンでピアノを習っている子供の方の、ピアノの発表会が先週あった。曲は「となりのトトロ」。初めて、テキスト以外からの選曲だった。これまでは、自分の自信のある曲(ある程度弾けている曲)から選んでいたのだけど、今年は、初めて、発表会用に、と練習した曲だった。なんと、発表会の1週間前、学校の帰りの会で、その曲を演奏したらしい。へーえ、結構やる気出てきたのかな。知っている子供も多かったらしく後半の「となりのトトロ~」の歌詞の部分からは、クラスの子供達も一緒に歌ってくれたとのこと。
さて、今回の曲は、我が子も大好きな曲、でも、結構難しくて、発表会までに仕上がるのかとちょっと心配していたけど大丈夫だった。
ダイナミックスもつけて、メリハリのある演奏、テンポも軽快、左手の伴奏パートもリズミカルに聞えたし、また、右手メロディーもしっかりしていた。演奏の終わりも堂々としていた。おじぎもゆっくり、しっかりできた。(また、我が子自慢になるかなー。まあ、日記ぐらいではいいでしょ。)
決してこれでピアノの才能があるなんて思ってはいないけど、自分の中で、この日の演奏が自信になってくれたらいいなと思う。
ピアノ発表会は平日だった。いつも平日のことが多いのだけど、何日かに分けて行われるので、土日に変更してもらうことも、可能らしかった。でも、プログラム変更は、習っている先生に負担をかけることもある、という話を聞いたことがあるので、変更は希望しなかった。実は、今年は、私が発表会の日、休みをとれそうになかったのだ。もちろん、旦那は、無理。私の父にお願いしたのだけど、ピアノの発表会など行った事もない人なので、ちょっと心配だった。
で、その日の朝、職場の様子を見て、中抜け(時間休)をさせてもらうことにした。(忙しい時だったんだけど・・。)2時間程度休みますと話して・・。父に、職場近くまで迎えに来てもらって、済んだらまた職場まで送ってもらった。結局、10時30分から2時まで、中抜けさせてもらった。職場に帰ったら早速立続けに仕事を3つほど言われた。優先順位を頭の中で考えつつ、処理をしていった。1つは、職場では、時間がとれそうになく、家に持って帰って仕上げてきた。(というか、PCでの図面作成など、私より詳しい、父に教えてもらいながら、作るため。)
父は職場のHPも昔自分で作ったという人。建築関係の資格も持っているので、図面を書く事には、慣れている。だから、それをPCで書くのも、私達などよりずっと、きれいに、わかりやすく書ける。図面は、エクセルで作成したのだけど、いろいろ便利な機能を知っている。
一つ新しい事をするということは、大変だけど、やり終えたら、勉強になるし、知識も増えるのだなあと思った。
夏休み前、担任の先生と、子供達の個人懇談があった。先日もらった、「学習がんばりカード」などを元に、夏休みをどう過ごすか、話し合うというものだったようだ。
一人は、国語をもっとがんばろう、ということで、国語の市販の問題集を買ってそれをやるという話をしたらしい。それで、先日書店へ行って、問題集を買ってきた。もう一人も、先生に言われてはいないが、問題集を買って勉強したいというので、同じようなものを買った。
ついでに、その日はいろいろと買い物をしてきた。子供の物ばかりだけど、また、今着ている服が合わなくなってきているので、一回り大きいサイズの服を買った。Tシャツ、半ズボン、サンダルなど。これから夏休み、着ると思うので、2着ずつ。前までは、同じデザインのものを二人に買うようにしていたんだけど、双子でも、もう体型も少し違ってきている。また、同じ物(デザイン)を買う必要もないかなと思いだした。
それから、もうじき、自分で服を選ぶようになるのかな。私の場合は中学生くらいから、自分で選んでいたように思う。旦那に聞いたら・・。自分で服を選んで買ったことがないという。これには驚いたけど、男の人ってこんなものなのか。
だから、今でも、服を自分で選ぶ自信がないのだとか。旦那の服を買いに行っても、最終的に、私に、これでいいと思う?と聞いてくる。
まあ、TPOに合わせた使い分けができれば、いろんな服、持っていてもいいと思うけどね。でも、いくらでも買うわけにはいかないので、ある程度は、こういう場面で着れる服、といった目的で買う場合には、制約があるけどね。
私の場合は、出産後、特にウエストが太ってしまって妊娠前に着ていた服がほとんど着れなくなってしまって、一時期、かなり多量に洋服を買っていた時期がある。多量に買わなくてはいけないので、ちょっと安いところで、買っていた。値段の割には、品物は悪くないので、今でも、ちょくちょく利用させてもらっている。もちろん子供の服も、買っている。
先月のことになるけど、日曜に、子供の通う小学校で、学習参観、教育講演会、学級懇談会があった。いつも、私の仕事のある日曜と重なっていて、旦那も日曜が自由に休める職場でなく、両親とも出席出来なかった。今年は、やっと、仕事と重ならなかったため、私(母親)が初めて出席することが出来た。
私の父は、「父親参観日」だろ?などと言う・・。うちの旦那の職場は日曜休みじゃない、そんな職場だって多いんだからね。実際、今年初めて出席したが、父親の姿もあったし、母親が来ている姿も見た。
確かに、日曜参観は、私が子供の頃は、お父さんが主に出席する参観日だったように思う。でも、私の父も忙しい人で、「父親」参観日に出席してくれたことはなかった。1回、なんとか出席出来そうだ、という話を聞いて、うれしかったが、急な仕事で結局来れなかった、ということがあった。
そういうことを考えると、(自分自身の記憶から)参観日に、親が学校に行くということは、子供にとってはうれしいものなんだろうなと思う。
さて、今回は、やっと出席できることになった、日曜参観、親子参加型の授業というのをしていた。いろんな質問を先生がして、それに対して「そう思う」「そう思わない」の2つに分かれるというもの。そして、「どうしてそう思ったのか」を聞いていく。私は、2クラスを見るため、参加はせず、(途中で抜けるため)見学のみとさせてもらった。結論はない。どれが正しいというのもなく、いろんな考え方があるのだ、という話で終わってしまった。
いろんな考え方をする人がいて、どれにも理由がある。という結論なのか?
学習参観の後は、教育講演会。地元大学の教授をお招きして、最近の子供達の様子で気になることなどについて、話があった。今時の大学生の話など聞くと、私達の時とはずいぶん変わってきているんだなあと思った。その方の目から見るに、最近の大学生は、個人主義傾向にある、母親依存度が高い・・という感じだ。
また、食事についての話では、スポーツ中の水分の取り方で工夫していること(自分の指導しているスポーツサークル)の話を興味深く聞いた。これについては、書くと長くなりそうなので、別の機会に・・。
運動についての話では、小学生くらいの時の運動の大切さについて話しておられた。
でも、最近の子供、かわいそうなことに、身近でキャッチボール出来る場所もなかなか確保できないんだよね。それこそ、スポーツクラブにでも入ればいいんだろうけど、そうなると、本格的な競技スポーツになってしまうのでは。そうでなく、ちょっと遊びで運動する、という場がなかなかない。自分の通う小学校はどうなのか、と思ったけど、子供達に聞いてみたら、それこそ、スポーツクラブが使っているので、使えないとのこと、それもなんかおかしな話だ・・。
講演会の後は、学級懇談会。クラス担任の先生から、今年から2学期制になり、7月に作成していた「学びのたより」が10月になったので、その代わりに、「学習がんばりカード」というのを今年は作成した、という話があった。これは、国語と算数についての学習の理解度を評価したものだった。
「学びのたより」の7月発行がなくなって、夏休みにどういうめやすで、学習の指導を子供にしていいのか、分からなくなるなあと思っていたところだった。これで、今までで理解出来ている事、理解出来てない事が、ニ教科だけではあるけど、わかる。まあ、国語と算数が、学習の基礎となるんだろうなあ。私は、理科が好きだったので、そういうのにも、子供にも興味を持って欲しいなと思っている。社会は成績はよくなかったけど(暗記もの苦手)、授業を聞くのは好きだった。それ以外にも教科はあるよね、その他の教科は、私は、あまり得意ではなかった。
子供達は、そうでもない、図工、体育の得意な子もいる。音楽は、二人ともピアノを習っているので、ある程度、出来て当然というのもあるかな、でも、学校の音楽はピアノではないので、そんなに、いい、というものでもない。
2004年07月11日(日) |
「カンテレ」演奏会など |
先週、いただきもののチケットでコンサートに行ってきた。
地元フィンランド協会主催による、「フィンカンテレーッオーケストラ」のコンサート。フィンランドの南部カレリア地方に伝わる民族楽器「カンテレ」の演奏会。
「カンテレ」とはツイター(映画「第三の男」のテーマ曲に使われていたように私は記憶しているけど)の一種だそうで、最初の頃のものは、弦が5本だそうだが、この日演奏会で使われていたカンテレは、弦も40本ほどで、大きさも大きいものだった。音はハープのように澄んだ音色。
演奏会次第
第1部 ①ホルムンディの輪舞 ②5弦のカンテレによるケッロ・ポルカ ③15弦のカンテレによるバッラモの教会の鐘 ④コネビツァの教会の鐘 ⑤カツェリの空の星 ⑥いかれたサカリのポルカ ⑦フィンランドに栄光あれ ⑧Forget-me-not ⑨トカータ 8.30 (休憩)ビデオ上映(フィンランドの自然・文化・経済) 第2部 ①ヘレナの調べ ②だから悲しいの ③エル ハンボ ④四葉のクローバー ⑤ノクターン(ジャン・シベリウス) ⑥ファンタジア(サンサーンス) ⑦さくらさくら
楽器も初めて見るもので、めずらしく、興味を持って演奏を聴いた。演奏は両手を使って行われていた。ある曲では、バイオリンとのニ重奏もあったが、あたかも、ピアノ伴奏のように聞えた。
休憩中にあったビデオの上映も、私にとっては興味あるものだった。フィンランドの様子を、音楽をバックに流している、というものだったが、おそらく、シベリウスなどフィンランド出身の作曲家の音楽なんだろう、いい音楽で、聴きいってしまった。(最初に、私の中では結構知ってる、シベリウス作曲のフィンランディアが流れたので)
フィンランドは、ムーミン・サンタクロース・オーロラの見れる国であるらしい。国土の半分は森林や湖で、自然が残っている国だそうだ。
あまり、宣伝したふうでもなかったのに、ホールはお客さんで満席だった。これにもびっくり。仕事がらみで知っている方にも何人かお会いした。やはり、主催関係者からのチケット購入が多かったのかな?
でも、演奏は、一流で素晴らしいものだった。こういう機会を与えてくださった方に感謝。
そして、演奏会が終わって、帰ろうと、ホールを出たところに、韓国の映画の無料上映をするという案内があった。始まりの時間は、少し過ぎていたけど、なんといっても「無料」というのにひかれて、来たついでに、ちょっと見ていこうかと、映画の上映会場へ向かった。すでに時間は20分ほど過ぎていた。夜遅い時間の映画上映開始にもかかわらず、結構大勢の人が見ていた。
最初は、ほんとに無料なの?なぜ?と不思議に思いながらも、席に着いた。映画の内容は、主人公の女性が一人二役で、母親の若き時代の話と今の話を交差させながらのストーリー展開だった。いい話だった。韓国の話って、「冬のソナタ」といい、いいドラマや映画が多いのかな?それとも、「いいもの」が日本に来ているのかな?そして、エンドロールが流れる中、私は席を立ち早々に帰ろうとしたら、おみやげまでくれるではないか・・!(電車の時間の都合もあったので)なんだったんだろう、この無料の映画上映は・・。
なんだか、得した気分の日だった。
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