きっと どこかで
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2006年01月21日(土) 今年の春闘はパート職員の賃上げ

何日か前の、朝日新聞に載っていたのだが、今年の春闘では、パート職員の賃上げを要求する、とのこと。

asahi.com「連合、初のパート統一賃上げ要求 時間給1%か10円超」

職場にもよるのだろうが、実際の仕事の内容が、正社員と変わらない場合では、正社員がもらっているくらいの金額を、パートの時給に換算して、支払うのが正当なのではないかとも書かれていたように思う。これにより、企業が正社員を雇用せずパートやアルバイトなどを雇用して同じような仕事をさせている、正社員の雇用を抑制している原因の一つ、パートやアルバイトなとを正社員より低い賃金で雇用して、またなおかつ不安定な身分に置いているパート、アルバイトなどの身分価値をもう少し高めようというもの。

そして、春闘で最終的に目指すものは、今減ってきている正社員を増やす事である。

時間などの自由が利くからと、パートなどを選んでいる人もいるが、正社員になれなかったから、パートやアルバイトで働く人もいる訳である。内容が同じならいつまでもパートやアルバイトでなく、正社員として認めること、これには私も同感である。

これも何日か前の朝日新聞に載っていた記事であるが、アルバイトとして何年も働いてきて、新入社員の研修もしていた女性が、研修をしていた男性社員が、その後、その職場に上司として来た、という話があった。アルバイトなんだから、そういう扱いでもいい、という会社上層部の考えなのか。新入社員の研修までさせるんだから、相当仕事も出来る人なんだろう。正社員にしないのは?アルバイトでも、仕事のできる人は役職につけるようにするべきでは?そんなことも書いてあったように思う。

妹の勤める職場は、正社員で働くのが基本の職場だ。ただ、仕事が大変だからか、昇給もそんなにないからか、正確なところは定かではないが、職員の入れ替わりは多い。一番の問題は、残業が多いところだろうか。女性がほとんどの職場だが、残業が多い為か、独身か、離婚して女手1つになっている人かのどちらか、だという。ダンナ、子供がいて働いている人は、一人しかいないんだとか。妹も離婚してから就職したクチだ。

正社員でなかなか就職できないから、よかったな、と就職が決まった時はそう思ったが、残業が多いというのは、あまりよくないなあと思った。女手一つで子供を育てる上で、それでは、大変だろう。今は、離婚してから、実家へ身を寄せていて、私の父親が、夕飯を作ったり保育園の送り迎えをしたりしている。

仕事をするとは、どういう働き方をするにしても大変なこと。私の父は、私に子供がいるんだから、早く帰らしてもらえ、という事を言っていた。パートで働いていた母親が仕事の愚痴を少しでも言うと、そんなに嫌ならやめたらいいんだ、と簡単に言っていた。

私の父親は、今考えると、私のダンナの2倍くらいは給料をもらっていた。それで、母親が働かなくてもやっていけるだけは十分にもらっていたのだ。我が家の場合はそうではない。私のダンナの給料はそんなに多くはない。私が今くらいの給料を貰って、やっと、私の父親が、昔貰っていた給料くらいだ。その事は、何度話しても、父親にも、母親にも理解してもらえなかった。父親だけの給料でやりくりしている人も大勢いるんだから、仕事が大変なら辞めて家にいたらいい、と言われた。

それで一番困るのは、今払っている家のローンだ。今のダンナだけの給料では、とてもローンを払って生活など出来ない。マイホームはダンナの夢だったから・・。ちょっと無理して建てた感はあるけどね。

誰も私に楽させてはくれないなあと思う毎日だが・・。こんな毎日続けていいことあるんだろうか、将来。先のことは考えてもわからないから、今出来る事を精一杯やっているだけである。


2006年01月16日(月) 三つのスローガン

最近、家の中の片づけをする事を日課にしている私。(年明けから)去年は仕事が終わって家に帰って慣れない家族の夕食作りが終わるとヤレヤレ・・と言う感じで、平日はあまり家の事もしていない状態だったので、かなり家の中が散らかっていた。

実は、この家に引っ越して来てからは、実母に夕食を作ってもらっていたんだよね。家がちょうど実家の隣にあるので。実母が、私が帰ってから夕食を作っていると、出来上がりが遅くなってしまうので、子供がかわいそう、ということで、作ってくれていた。それも、実母が、体調を悪くするちょっと前あたりから、もう、そっちの分の夕食は、ライム(HN)が作ってくれ、というような事を言われた。それから、作るようになったのだが。しばらくして、実母は、入院してしまったのだが。

それで、片づけをしていてふと手にした「マミークラン」9月号(森永牛乳宅配の家に配られる冊子)に載っていたこと。

「日野原重明」さんとの対談記事が心に残ったので、書く。

「新老人の会」というのを作って活動されているということ、そこには3つのスローガンがあるということ。

まず第一に、「愛し愛されることの大切さを感じること」それは、「無償の愛、代償を望まない愛」とのこと。無償の愛が幸せをもたらすのだという。

あと二つは、「75歳から新しいことをやること」「耐え忍ぶこと」どういうことかというと、「ただひとりの孫が死ぬとか、会社の倒産といったつらい経験をすると、自分よりもっとつらい人の心が感じられる深い人間になるんです」とのこと。

「そういった生き方をして、与えられた人生の最後にね、『生まれてきてよかったな』という感謝を誰か近親者に伝えることができれば、これ以上の幸せはないですよ」と締めくくられていた。

私の場合は「耐え忍ぶ」というのを毎日実感する日々である。確かに、つらいけど、似たような事で悩んでいる人の気持ちに寄り添ってあげることくらいは出来るような気がしている。アドバイスなんて、たいそうなことは出来ないけど、自分の経験も話して、同じような事をライムさんも考えていたことあったのね、と思って、自分も頑張ろうと思ってもらえるとうれしい。

人と接するときは、基本的に私は無償の愛、である場合が多い。相手に何かを期待して、というような接し方はしていない。そういうのは、苦手だし、期待しても、何かしてもらえることは、ないことの方が多かったので、相手には期待しないことにしている。

でも、人と接する時は、常に相手の立場に立って、考えて行動する、と言う事を心がけている。(相手にはそう見えてないかもしれないけど)話しする時でも、一方的に話すのでなく、相手の反応を見ながら話すように心がけているつもり。これは、上司に対してもそれ以外の人に対しても同じ。

私のまわりでも、上司と話す時と、それ以外の人と話す時で、明らかに話し方の違う人がいるが、そういう人間は、私は信用できない気がする。でも、そういう人間の方が、上司受けはいいんだから、不思議なものだ。私はそういう人間にはなれないなあー。


2006年01月11日(水) 発達障害に関する誤解2つと正解1つ

子供の学校も始まったので、発達障害関連の話を。

誤解その1
先日読んだ雑誌の中で、「落ち着きの無い子供達のお弁当には野菜が入っていないことが多い」だから「野菜など食べさせてないと落ち着きの無い子供に育つ」ということが書いてあった。

「野菜料理など手の込んだ料理を作らずに、冷凍ものなどで済ませているから」「落ち着きの無い子供になる」というもの。

これは、実は逆なんじゃないかと私は思う。落ち着きの無い子供のいる家庭は、その子供には、普通の子供を育てるより手間がかかる。(手間をかけさせられる)我が家の発達障害児ユウ(HN)も、一つ一つ、親が確認しないと、出来ていないという状態である。かと言って、ほおっておいたら、いつまでたっても出来るようにならないし、また、親がいつまでも、やっていたら、自分で出来るようにならないし、普通の子供を育てるよりは、気も使うし手間もかかるのだ。だから、どこかで時間を節約しなくてはならないよね。そうなると、朝の弁当作成タイムってことになるのではないかと思う。

野菜料理を弁当に入れることも、手抜き方法で出来ない事もないんだけどね・・。今は、お弁当を作っていない我が家だけど、以前していたのは、夕食を多めに作って、お弁当用に取り分けておくこと。「ほうれんそうのお浸し」だったら、多めにゆでて、少し弁当用にとっておくとか。野菜の煮物だったら、一部を、お弁当用にとっておくという方法もある。

あとは、私は、お弁当に、冷凍ものを使うのは、悪い事だとは思わない。短時間でおかずが出来るし、見た目もきれい、味もおいしくなるよう工夫されている。

誤解その2
「子供が泣いたら、かまってあげなさい」「泣いてもかまってあげてないとだんだん泣かない子供になり、自己主張のない人間になります」というもの。

これも、逆だなと我が家の子供を育てていて思う。ユウは、赤ちゃんの時からほとんど泣かない、手のかからない子供だった。かまってやらなかったから、そうなったのではない。生まれつきそういう性質だったのだ。今でも、一人遊びに熱中しているが、これはいけないことなんだろうか・・?自分で考えた一人で遊べる遊びで遊ぶユウは、実はすごく創造性のある子供なんじゃないかと思ったりする。

もう一人の子供ケン(HN)は、すごくよく泣く赤ちゃんだった。胃腸が弱くて食が細かったのも影響しているのかもしれないが・・。ちょっとしかミルクを飲まないので、おなかがすぐすくのではないかと。よく泣く赤ちゃんは、どうしたって、かまってやる回数は多くなる。甘えん坊だなと思ったが、今は、しっかりした子供に成長している。ただ、あまり自己主張はしない。

今よく自己主張するのは、ユウのほうだ。ただ、「わがまま」と思われるほど、自己主張することもあるので、イトコどおしの遊びの中で、けんかになることも多いのだが。ケンは、ヨソの家の子供達と、けんかなどしたことないのではないかと思う。かと言って、いいなりになっているわけでもなさそうなので、ちょっと安心した。

正解1つ
「子供をかわいがってあげなさい」「自分を認めてくれる人がいると、自信をもって成長していける」

これは、私の実母が、私や、私の子供達を育てる際にしてくれていたことである。私の場合は、友達とのトラブルがあった時に、理由を聞かれ、母に、ウソをついたことがある。自分の不注意なのに、相手がわるさをしたのだと。それで、友達をとがめることは母はしなかったが、私の前では、私の言う事は何でも信じてくれた。

私は今になって思う。私もこのような親になりたいと。親だけでも、子供の言う事は、信じてあげられる存在でいたいと。もしウソをついていたとしても、ウソをつかずにはいられない心境を理解し、責めずに、共感してあげられる親でいたいと。

また、よく誉めてくれた。「あなたはしっかりした子供だから、お母さんはうれしい」これで、私は、自分に自信を持てたのだから、実母はすごいと思う。

同じように、私の子供達にも接してくれた。お陰で、二人とも、思いやりのある心優しい子供に育ってくれていると思う。

私の実母なき今、これから先のことを考えると、もう相談したりする人がいないのは寂しいが、これからは、自分の考えでやっていっていいのか、と思い、今まで母から教わった事を思い出しつつ、母の教えは間違ってなかったと思う今日この頃、自信を持って子育てしていいのだと思える。


2006年01月10日(火) Kinki Kids H album DVD

初回限定版に入っていたDVDをこの前初めて見た。内容は、ある程度は知っていたんだけど・・。

DVDの内容は、Hアルバム最後の曲「99%LIBERTY」のPVと、その撮影風景を撮ったものと、剛くん、光一くんそれぞれのインタビュー。そのインタビューで知ったこと。シングル「Anniversary」の後に出すシングルを「ビロードの闇」にするか、「99%LIBERTY」にするかで悩んだのだとのこと。それで、自分達の今までのシングルの路線から判断して、「ビロードの闇」にしたのだとのこと。

それにしても、この二人、どこまでもナチュラルなんだよね、話し方とか。変に作ってないって感じ。関西人だからかなあ〜。


2006年01月09日(月) 本部職員異動

私の職場の本部事務所の女子職員の3名の入れ替わりがあった。2人は前から、替わるということで、引継ぎをしているのだという話を聞いていたが、もう一人は、全くそんな話はなかった。この前、研修で本部事務所を訪ねて話をした時も、そんな感じではなかったから、急に決まったのか・・?

そして、3名は、人材派遣の職員となった。まあ、経理関係は、一箇所で長くするものではないと私は思っているので、あまり人も少なく、異動も出来にくいこの職場では、本部の経理の女子職員は、人材派遣もいいかなと思ったりしている。長くいると、不正などやりやすくなるというから・・。まあ、そういう話は滅多にないのだけど。

人材派遣の職員って、給料などは、そう安くはないんだよね。なのになぜ人材派遣にしたのか、本部の方の本意はわからないけど・・。以前父が勤めていた職場も、本部経理は人材派遣の方にしてもらっていたそうだ。人材派遣の職場に払うお金は、自分が貰っている給料と同じくらいだ、と話していた。(定年退職後に勤めた職場なので、給料は、現役の時よりは安いらしいが)父の勤めていた職場の本部経理を人材派遣の方にお願いしていたのは、経理関係に詳しい人がいないので、そのスペシャリストを、ということで、お願いしたらしい。

人材派遣の方とか、嘱託職員とか、パソコンの会社の方とか、支部採用職員とか、また、パート職員、臨時職員とか、いろんな名称の職員が、存在する。その中でまた、いろんな役職が存在する。ただ、普段仕事をする上では、職員の雇用でなく役職で仕事の内容が決まってくる。

なんだか、私の勤める職場もややこしくなってきているなあと思った。

雇用形態など、普段仕事をする上ではあまり考えないようにしている。普段仕事をしている相手もそんな感じだし。担当業務が何か、ということで、話をしている。

役職にこだわるのは、ある程度上の人達。普段話をしている人達は、役職のない人達が、どれだけ一生懸命仕事をしているか、お互いに知っている。役職者がそれなりの権威を保っていられるのは、その下で働く人達が頑張っているから。それをわかっていない管理職は、尊敬する気にはなれない。

今は、頑張っても、それを給料とかの待遇で、表す事が難しい時代なのかもしれない。頑張っている事を認めているんだよ、と言うことを誰でも、誰かに言ってほしいのだ。


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