ありふれた日常

2004年01月30日(金) ガラス越しの目

自分自身を特別視してみては、疑問ばかりがぐるぐる回る。
彼の目は何を見ていたのだろう。
あたしはまた、何かを望んでしまったのだろうか。
ガラス越しに見た彼の目を思い出すたび
身体に嫌な電流が流れる。
放出されない電流は、あたしの左半身を痺れさせると共に
思考回路も狂わせる。
いっそぶっ壊れてしまえば良かったかしら。
ぶち壊したら良かったかしら。
望みに甘く答えていたら、ねぇ、もっと笑ってくれた?



2004年01月23日(金) 欲しかったのは温もりと深い眠り

それは運命的な出会いだった訳でもなく
お互いにそれ程興味を抱いた訳でもない。
ただ、とても静かに雪は降り続いていて
驚く程寒い夜だった。
彼は誰かの温もりを感じて眠りたがっていたし
あたしも同様に誰かの腕の中で眠りたがっていた。
それだけの事。



2004年01月15日(木) 30

田中くんの誕生日でしたね。おめデット!
田中くんが30歳になるなんて、やはり何とも信じられない。
あたしが27歳になるよりずっと信じられない。
あたしの中での彼は何故かいつも27歳だ。
そして、そんな田中くんは現実的に30歳になり、
あたしは現実的に27歳になった。


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