昨日まで抱えていた問題が何とか無事終了したのだが、何故か気が重い。 現在の自分自身の力に不満なのだと思う。 自分は理想でどんなものを描いていたのだろうか。 はっきりとは解らないが。 巧くいってないことは確かだ。
最近ストレスを感じてきた。 朝起きてから暫く壁にもたれてぼぉーとした。 でも、会社には行かねばならない。 水でシャワーで歯磨きで、体の汗と弱気な自分を洗い流して、さて行きましょう。
目が覚めるといつも土曜の朝だったらいいな。
なんだか盆に実家に帰れそうもない。そんな感じ。
海が広がり、町がジオラマ。 直接は見えないけど、この空の下で、多くの命が動いている。
パイロットってこういう風景を当たり前に見れるようになって何を考えるだろう。 いままで考えてなかったことに気づけたりするんだろうか。
いやいや単なるこなす仕事。 スチュワーデスは配給係。
そんな現実だと夢が無いな。
やめよう。よそう。
実は、空には多くの夢がある。 何故って? ぐっすり眠れるから。
「命は短いんだから他人のために時間を費やさなくていい。自分のためだけに費やせばいい」 と彼女は言った。
それは聞いた時、僕は最もな意見だと思い、「そうだね」と同意した。
白い雲の上で再びその言葉を思い出し、頭をまっさらにして改めてその事を考えてみた。
彼女のような言葉を発する人は、いつも自分の道に自問自答している人だと思う。 思慮深い人だからこのような言葉を発するのだと思う。
しかし、このように考えるのは、単に思慮深いだけではなく、 食べていける事が不自由無く可能になった日本人であるということが原因にあるだろう。 そして、どこまで自分のために費やしても結局のところ満足が得られないから、 何度も言葉に出るのだろう。
本当に真剣にやるところまでやり切らないと、いつまでたっても満足は解消されない。 いや、どこまでやろうとも永遠に解消されないものかもしれない。
これは一般論では結論が出ないと思う。だから僕はこう思う。 自分の納得するようにすればいい。 自分が経験して得たものが一番の指標になる。 本や他人から受けるものなんて所詮は薄い。
でも、何も考えずに好き勝手やれば良いわけじゃない。 思い悩んで、色んな事をやれば、自分だけの指南書ができるはずだ。
僕はその時、村上春樹の1973年のピンボールを読んでいた。 「考えて5年生きる方より、何も考えずに5千年生きるほうがよっぽど楽だ」 と鼠が言っていた。
8:55 羽田発 ANA661便で長崎へ向かう。
天候晴れ。しかし台風がきているようだ。 長崎は午後からは雨になるらしい。
僕は35Gの席で出発を待った。
出発予定時刻を10分ほど過ぎて飛行機は出発した。 飛び立ってすぐに、機長が出発が遅れたことを誤っていた。
別に君のせいじゃないだろう。
スチュワーデスは不公平のない笑顔で僕に毛布を渡してくれた。
前方のスクリーンでは、田中真紀子が秘書に適正でない給与を与えていたという ニュースが報じられていた。
田中真紀子は何を考えて生きているのだろう。全く解らなかった。 お金を求めた生き方をしたって大切なものは何も残らない。 という周知の事実に政治家らはなんで解らないのだろうか。
「政治家:学歴が高いが、本当に大事なものが何なのか解らない人。」 と辞書を書き換えた方がいい。 ふぅとため息をついて1時間ほどの眠りについた。
2002年07月28日(日) |
最近気づいたこと vol.1 |
僕は短気な人が嫌いだ。
ABCDEFGHIJKLM 1234567 ZYXWVUTSRQPON
7つのボールを巡るアニメ・ドラゴンボールが、 ドラゴンボールZを経て、 ドラゴンボールGTになった理由。(なんとなく)
台風一過はなんて清清しいのでしょう。 何故清清しく感じるかというと、たぶん空気が新鮮だからでしょう。
でも、ひといき清清しさを感じるということは、 都会では空気がいつもよどんでいることを逆に実感させられます。
よどまないようにいつも新しい空気を取り込んでたいな。
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