亜弥ちゃんの新曲「NAMIDA」を聞きました。
古くさい曲!でも好き!そしてそして売れて欲しいけど売れないだろうなーと思った。ああ純粋に聞けないよ!歌詞は「気がつけば あなた」の方がよっぽど古くさいです。ポカて。ドッキドキ!LOVEメールな中学時代を過ごした19歳がポカて。どんだけ手加減微妙なタイムスリップだよ。
でもライブで聞いたら間違いなく泣く。すてきな曲。大切そうに歌う亜弥ちゃんの姿が目に浮かぶ。
「亜弥ちゃんの歌い方が違う」という感想を散見したけれど、わたしは全くそうは思わなかったなぁ。亜弥ちゃんが素直に歌っているなぁ、ライブで聞くのと似た感じに聞こえるなぁ、と思った。
でも「違う」と思って聞くと、『×3』で顕著に出ていた癖のある歌い方とは、まあ違う。そしてそれはお友達の言葉、「つんく色がない」に集約されていると思う。
亜弥ちゃんが、歌に関して嫌でも影響を受けざるを得ない他人=つんく♂の影響を受けずに自分で考えて歌うとこのように素直な曲が生まれてくる。なんて素敵。
つんく♂先生はかつて、亜弥ちゃんの歌い方が影響されないようにボイストレーニングには通わないように!と言っていたそうだけれど亜弥ちゃんはデモテープで先生の影響を受けて受けまくって癖のある歌い方を確立させてしまったかに見えた。見えた、けれども!
こうやって彼の手を離れた瞬間に本来の清々しくて素直な歌手・松浦亜弥の歌が零れてくるのを見て、何と仰るのかしら?先生は。素直に褒めるのかな、それとも多少は悔しいかな?
わたしとしては、ハンカチギリギリ噛んで頂きたい。そしてボロボロになったハンカチを握りしめて歌手本来の姿を活かすプロデューサーを目指していただきたい!
ハロー!に必要なのは奇抜で萌えっな面白さだけでなく、彼女等をまっすぐに伸ばしてくれる楽曲!彼女等の素直な気持ちを引き出す音楽!革命起きろーー!亜弥ちゃんはジャンヌ・ダルク!
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更新直後に追記。
「歌い方変えた」は亜弥ちゃん本人が言っていたらしい。でも曲を聴いていると「レコーディング時の歌い方を変えた」んだろうなぁと思う。だってライブの亜弥ちゃん、心に響いてきて泣いちゃいそうになる歌を歌う亜弥ちゃんはこんな感じ。
んー。亜弥ちゃんが「歌い方」を意識するのは超絶アイドルポップの時だけでいいんだけどな!「桃色片想い」みたいに、過剰にやっちゃった方が映える曲を理解しすぎてたアイドルサイボーグ時代にひとっとび!して、トゥーマッチに歌い上げる時だけでいいのになー。「歌い方」を意識しないでまっすぐに歌っている亜弥ちゃんがほんとうに好き。ああいうの、また聴きたい。
でもでも、アイドルサイボーグ時代の亜弥ちゃんが嫌いって言ってるわけじゃないよ!亜弥ちゃんごめんね、誤解しないでね…どんな亜弥ちゃんも好きだよ…。
(ほら、亜弥ちゃんが雑誌でファンサイトとか見たいって言ってたから、見てるかもしれないし。「松浦亜弥 ハワイツアー」でぐぐると上から2番目がこの日記だし!亜弥ちゃーん!! あのキモい女ヲタはここにいるよー!)