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■ 両親への言葉
ドラマとか見ていると、結婚式の前日や式の前なんかに両親に挨拶したりしている。 もし私が嫁に行くとき、父は恐らく泣くであろう・・・そんな風に思っていたし、母とも話していた。 「俺は泣かない」なんて言っていたけれど、娘大好きの父だったからね。 中学のころなんて、クラスの男の子の話をしているだけで、「誰だそいつは!」なんて人だったし。 電話なんかかかってきたら、必要以上にどこの誰だか聞くし。 そりゃもう大変だった。 そんな娘だけど、ハタチの時に家出をした(笑) 勘当されかけたなぁ。 そんなこともあって、父は強くなった(笑) 実家をかなりの時間離れて暮らしていた。 一度は勘当されかけても、まぁ普通に実家に戻ってこれた。
私が嫁に行くとき、もう娘の居ない生活を味わった父。 泣くことは無いだろうなぁ・・・なんて思っていた。 3日に挨拶に行っても上機嫌で、「やっと安心できる」そんな感じだった。
今の私はもう、父と母とは違う苗字。 あなた達の戸籍から私は別の戸籍へと移った。
でも、あなた達は、いつまでも私の親です。
実際何が変わったといって、変わったのは名前が変わったことくらい。 1月に彼の元へ来てから、実家に帰るのは月に1週間くらい。 ももを私の元へ連れてきてからは、ほとんど帰っていなかった。 何かが突然変わったというわけではない。 でも、改めて考えると・・・ やはり少し寂しい気もする。 どうせ何も無かったかのように、母と長電話するのだろうけど(笑)
今日父からメールが来た。 『入籍おめでとう。二人で協力して、幸せをつかんでください。』 短い、これだけの文章。 でもちょっと涙が出そうになった。
とーちゃん、寂しいか? 娘取られた気分か? でもな、いつまでも、あんたの娘だよ。
お父さん、お母さん あなた達の様に、いつまでも仲良くやっていけたらいいな・・・って、心から思います。
今までありがとう。 これからもよろしく。
2003年06月07日(土)
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