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■ イヴ
世間はクリスマスらしい。 私の部屋の出窓でも、ピカピカと豆電球が光っている。 この年まで生きてきて、クリスマスの思い出など殆どない。 現実問題、私自身の仕事の都合でとてもクリスマス気分を味わうことができなかった。 クリスマスなんて、忙しいだけ・・・。 もちろん、彼と二人で過ごしたいと思ったことがないわけではない。 一緒に食事に行ったり、家で一緒にケーキを食べる・・・ そんなことを夢見たりもした。 別に私はクリスチャンじゃない。 ただ世の中の流れに乗っかって、キラキラ光るイルミネーションを利用し、ロマンチックなのも味わってみたかった。 不純ではあるかもしれない。 だけどせっかくキラキラ綺麗なんだし・・・。 別に高級レストランに行きたいとか、高級なホテルに泊まりたいだとかそんなことを望んでいるのではない。 ただ好きな人と、そのキラキラ光るイルミネーションを一緒に「綺麗だ」と感じたかった。 クリスマスケーキを一緒に「おいしい!」と食べたかった。 カップルが幸せそうに歩いているのを、何度も羨ましいと思った。 私も一緒に歩きたかった。
私のクリスマスの思い出。 そう言えば夜勤していた時もあったな。 5人の夜勤者の中の一人が、プリンを作ってきてくれたな。 もう一人はケーキを買ってきてくれたな。 ささやかながら、クリスマスの気分を味わったなぁ・・・。 それに忙しく「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を繰り返し、声が枯れそうになっていた年もあったな。 あれは戦争のようだった。
なんだろう。 自分自信が楽しく過ごした思い出はないのだろうか。 きっとあるはず・・・ でも思い出せない(汗)
そして今年のクリスマスがきた。 何事もなく過ぎて行くのだろう。 でもまぁ、今年はいいのさ(´ー`) ラブラブってわけでもなく、忙しいってわけでもなく・・・ のんびり過ごす。 家、仏壇あるし(汗) 線香あげるさ(汗)
来年は、どうなっているのかなぁ・・・ そう言えばもう、今年も終わりだ。 あっという間だ。
2003年12月24日(水)
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