想
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2005年09月07日(水) |
この×××からの、卒業/タイムマシン無駄遣い |
我知らず妄想に陥っている瞬間がある。
別に、卑猥な妄想だとか被害妄想だとかではない。
もう何年もずっと抱き続けてきた、幻想のようなもの。
もしかしたら、ある一時は、それが現実だったこともあるのかもしれない。
けれど、もういい加減、そんなのはただの思い込みなんだということに気づかなければならない。
現実はそうではないんだと、自分に理解させなければならない。
長い間、パブロフの犬の涎のように無意識的に垂れ流してきた考えだから、
自分でもどうやればその思考回路を断ち切れるのかわからない。
本当にそこから抜け出せるのかどうかもあやしい。
だから、この妄想からの、激しい勘違いからの、幻想からの、卒業。
あの頃の現実からの、卒業。
(頭の中ではまだ尾崎豊が歌い続けている。)
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『サマータイムマシンブルース』。
大爆笑かつ大真面目なSF青春エンタテインメントムービー。
頭を使いながら観るも良し、まったく頭を使わずに観るも良し。
さらに、何度観ても小ネタで楽しめること請け合い。
時間のある人は必ず観るように。
もはや誰一人として見てないかもしれないけど。
何ヶ月ぶりかで他人様の日記を読んでいたら、
何ヶ月ぶりかで日記が書きたくなった。人目に触れるやつ。
最近はずっと、気がついたら手帳に日記を書くようにしていた。
あとから読み返すと面白いから。
自分のパソコンに触ったこと自体が久しぶりすぎて、なんだか怖い。
こないだの木曜に何ヶ月ぶりかで乗った、バイクと同じ感じ。
自分のスピードに自分の感覚がついていかない。
人間は、人間をやっているというだけでけっこう大変な生活を送っていると思う。
そんなわけで、どれだけ続くかわからないけど
(結局は睡眠時間が削られるだけだからね)、
またよろしくお願いします。
ぺこり。
東京だと渋谷、しかもレイトショウでしかやってないけど、それでも出来るだけ多くの人に観てもらいたいと思った。
『緑玉紳士』
本編を観る前でも後でもいいから、この映画の世界観をぜひ知ってほしい。
監督(兼 脚本、兼 編集、兼 キャラクターデザイン)の頭の中にこの世界がまるごと存在すると考えただけでなんだかどきどきする。
ちなみに僕の前の席にフランス語をしゃべる子ども3人とその母親らしき人が座っていて、微笑ましかった。
会話の内容はさっぱりだったが。
もしかして、僕は何か大きな問題を抱えているんじゃないだろうか。
そして、それに気づいていないのは僕だけなんじゃないだろうか。
・・・睡眠不足が続いているせいか、頭がおかしい。ほんと、どうかしている。
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「明日にも死ぬかもしれない」なんて思いながら何千日も生きているのだから、意外と長く生きるんじゃないだろうか。
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今日は、先輩とほとんどサシで食事。いろいろな話を聴く。
とても興味深い人生を送っている人だと思う。
もうすぐ結婚。
ちょっと事情を知っているだけでは全然納得がいかないことでも、
よく聴いてみれば意外と納得のいく話だった、なんてこともある。
当人たちにとってそれがいちばん幸せな形なら、まわりがどう思ってもそれがいいのだと思う。
断りきれなかった自分にかなりうんざりしたけれど、結果的にとても良かった。
学生のときから友達だったはずの女の子を嫌いになった。大嫌いになった。
もしかしたら、そのきっかけは、第三者から見たら些細なことかもしれない。
だけど、あたしにはそれが許せなかった。
恐ろしいほどの怒りが湧いてきて、ふつう友達には抱かないような感情を抱いた。
敢えて言葉にするなら、決定的な拒絶のようなもの。
彼女自身は、自分が肯定的な変化を遂げたと思っているかもしれない、
その変化によって、あたしは彼女のことが苦手になった。嫌いになった。
独特の純粋さを持った人で、その点においては尊敬さえしていた。
けれど、その純粋さも、感性も、結局は自分に害がないからこそ認められるものだったのだと思う。
そういう風に考えていくと、彼女に非があるとは言えないかもしれない。
単に、変化を受け入れられなかったあたしのキャパシティの問題だとも言える。
だから、彼女への嫌悪感はきっとあたし自身への嫌悪感でもあり、こんなふうに自分を嫌悪させる彼女がもっと憎たらしくなっていく。
……なんだか見たことあるような構図。早く抜け出したい。
必要以上に気を遣うのをやめることと、無神経な振る舞いをすることとの間には、結構大きな差があるんじゃない?と言いたい。
で、人の振り見てようやくわが身を省みる。日頃、それはもう無神経に生きている自分がいる。
人目に不満をさらす前に自分を正さなきゃいけないのは百も承知なんだけど、そこまで人間ができていないから、
えーい、謝っちゃえ。ごめんなさい。
***
たとえば高校時代からの友人達に対してなら、こんなことはないのかもしれない。
なんて、ついついフォローを入れてみたりして。