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2006年01月15日(日)  AUTHORS/AUTHORSHIP

「そういう目」で見てみると、
世の中には‘小説書いてる人’ってたくさんいるんだなぁ、と。

感心してしまう一方で、妙に冷めた目で見てしまう。

書いたものが売れるとか名前が知られるとか以前の世界。
たくさんの書き手が、それぞれの気持ちで、今も何かを書いている。

10年も前だったら、本当に誰の目にも触れなかったようなものが、
不特定多数の目に晒されている。

いいことであるような気もするし、
なんにもいいことなんかないような気もする。


悪いけど、
ここまで来ると、
日記も小説も、変わらないような気がする。


2006年01月07日(土)  逃走心

仕事が捗らないと、インターネットに逃げたくなる。
(そして今、まさに逃げている。)
しょうもない、悪い癖だ。


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佐藤多佳子『黄色い目の魚』再読、読了。

こういう作家になりたいなんて、だいそれたことは言わないけれど、
もし改まって何か書くなら、こういう物語の書ける人間になりたい。


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「クーリエ・ジャポン」を創刊から毎号読んでいる。

スティーブン・スピルバーグの「ミュンヘン」についての2つの記事、
アメリカの週刊誌「タイム」とイスラエルの日刊紙「ハアレツ」の記事を読んで、
温度差というか、取り上げ方というか、そのあまりの違いに歯痒い思いをしている。
歯痒いような、悔しいような、もったいないような、辛いような。
ただの傍観者のつまらない想いに過ぎないのはわかっているけれど。

最近はほとんど映画を観ていないが、来月は必ず映画館に行くと決めている。


2006年01月01日(日)  年明け

あけました。
今年もよろしくお願いいたします。


2005年12月31日(土)  年越し

年末だろうが年の瀬だろうが優柔不断な僕は、
ちょっと売れてきた芸人並みに、
NHKと日テレの間を行ったり来たり。
オリエンタルラジオ最高。
山崎まさよし泣ける。

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今年は、なんだかまだ大晦日って気がしない。
あと30分で今年が終わるわけだが。

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実際のところ、紅白始まる直前まで家で仕事してたし。
貧乏暇なし。この一言に尽きる。

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去年の日記はなんか知らんけどテンション高かったなぁ。
今年は年末ジャンボ買ってないし。
雪も降ってないしね。

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紅白、白組圧勝。
確かにTriangleはいい曲だと思う。

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あと15分で今年が終わるわけだが。
年賀状は昨日書いちゃったし、いいかな。


2005年12月17日(土)  鍋パ。

高校時代の友人の家で鍋を囲んだ。ちゃんこ(味噌)。参加者は総勢3名。
僕はそれぞれの友人とこれまでに何度か連絡を取っていた。
2人は卒業以来の再会だったようだが、当時は仲が良かったらしく、
何年振りとは思えないくらい自然な場を持つことができた。
酒が一滴も入らない鍋パーティー。僕にとっては激レアだ。


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これから先、どうやって生きていきたいかということを、多くの友人たちが考えている。
それは、何か資格を取るとか、目指す仕事があるとか、そういう些細なこと。
そんなことさえ何一つ考えられていない僕は、やっぱりただのパラサイトだ。


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養老孟司が「死」についてテレビでしゃべっていたが、
主張と具体例が全然噛み合っていなかったので、やきもきした。
現代人の多くが死を日常のこととして感じられないのは確かだろうが、
「先生、その例は余計にイレギュラーなものですよ?」と言いたい。
高校生だってもう少しまともな材料を選ぶだろう。

適切な具体例が説得力を高める。小論文の鉄則だ。


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今日の鍋について言うと、本当に満足した。
わかめウェルカム!餃子万歳!ちゃんこ最高。

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今日の僕について言うと、
つっこみはできても話が広げられないので、話し相手としてはいまいちだ。


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