とどすダイアリー
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大阪のギタープレイヤーなかのさんが日記を始めた。ほのぼの日記と言うことでとっても良いなあ。日記をネットに書くってチョット勇気が要るし、仲間から悪く言えば露出趣味って嫌味っぽく(勿論冗談で)言われたりもするけど、でもJazzの事ばかり書く人、食い物の話が結構ある人、家族の事も書いちゃったりする人、それぞれの個性があって面白い。プライバシーの範囲をよく考えて書けば良いんじゃないかな?と思ってる。
中野さんもお仕事にJazzに頑張って!! Todosも初心者なりに頑張ってマーース。
今日は大阪から中期出張中(まあ1ヶ月以上に及ぶ出張ですからご苦労様です)の古池さんとOFF会。夕方会社のエライさんの捕まったので待ち合わせ時間が少しビミョーになった。そこで待ち合わせを魚金にしてもらった。私が遅れても試奏していれば時間が気にならない!?というジャズギタリストの待ち合わせの聖地なのだ。
当社のエライさんも常識人であるので、私が「今日は7時半から人に会う約束してますので」と最初から正直に仁義切っているので若干滑ったが7時半には終了し急ぎ足で魚金に向かった。5階のドアを開けると店主西村氏が「先日はどーも」と言って迎えてくれた。大して高い買い物をした訳ではなかったが、NYからメールで色々問い合わせをして約束通り出現し、更に旧知のGnakaさんの友達と言うことで印象に残ったのだろう。こんな事を一瞬の内に思い巡らし店内を見ると、いらっしゃいました。残念ながら試奏はされていませんでしたが、見慣れた白のメッチャ普通のワイシャツにネクタイ姿の「さすらいのギタリスト」古池さんでした。先日JJで初対面の時のあの真面目そうな(本当に真面目だと思う・・・)白長袖ワイシャツは忘れられませんネ。
Bingo2のキャリングケースを購入し魚金の1軒となりの居酒屋さんへ。ジャズの話、ギターの話が大盛り上がりし酒も進む。古池さんはお酒も強そうだなあ。言葉は勿論大阪弁。Todosも第二日本語として大阪弁を習得しているので不自由なし。 しかし話せば話すほど「好み」が似ている!!特に盛り上がったのが私の方から「Kenny Burrellで一番好きなのはリチャード・デービス、ロイ・ヘインズとのトリオでのビレッジ・バンガードのライブ盤なんだけれど、最近ラウンドミッドナイトのエレピとのコンビにはまっている」と言うと「そうそうB面の最初の曲が一番でIt's Going to ・・・」と古池さんの応酬。そう、そう!!それをTodosは杉本篤彦さんの掲示板に書いているのだ!!何という趣味の一致。
その他にもセッションでのソロの順番の一般的な流れとか、色々と教わることが出来たのでTodos満足。金曜日じゃのめでの再会を約束し別れました。 んー、良い出会いだ。素晴らしい。
2003年08月30日(土) |
なんちゃってOFF会 |
リットーから出版されているCD付き教則本である「なんちゃってジャズギター」の著者である亀井たくまさんとのオフ会。 http://www.rittor-music.co.jp/hp/books/guitar1_data/00201021.htm この本はアメリカでお世話になっているなかなか有効な教則本である。題名は「なんちゃって」だけど、それはアプローチの仕方だけであって初心者にはお勧めの教則本だと思う。掲示板からコンタクトが始まり、スイスイとオフ会の開催が決まったが、亀井せんせいの教室に50歳でJazzギターを始めた生徒がいるから彼も参加するとの事。もちろん大賛成。U田さんと言われる方が来られたが、いきなりS松さんが今日ジョインするから、と言う。????クェスチョンマークが連発する。どういうこと??
U田さんによれば今日のオフ会の事前情報収集でTodosのサイトをチェックしてたら、実はTodosのミスでリンクがU田さんが属していた大学のデキシーバンドの発展グループのサイトに繋がり、更にS松くんの事が書いてあることを発見したとの事。そしてチョット遅れてS松さん登場し3人でのオフ会の予定が4人に拡張しジャズにギターに話の花が咲く。亀井さんはジャズだけでなくブルースもロックも幅広く演奏されるそうで気さくな好人物だ。U田さんもクラリネットのご経験があるし、ジャズにずっと接して来られているので上達が早いご様子。ダキストのギターを持っておられるそうで羨ましい限り。一次会でS松氏はお帰りになり近場の3人は2次会へ。バーボンのボトルをとってグビグビと飲みまくる。みな強いね。明日は日曜だし多少の二日酔いは気にしないね。しかし家の近くで飲むのは楽でイイね。 これからもこのオフ会続けよう!!
夕方にhttp://teamtodos.web.infoseek.co.jp/jazz_funtoki_003.htmlに掲載させて頂いているS田先輩の事務所に伺い情報交換。ギターのE藤さんが居られ今日はギター教室が開催されると言う。E藤さんは最近175から、ナ、ナ、ナントSuper400に買い換えられたそうでいきなり弾かせて頂いた。これが、あのSuper400か。確かにデカイ。E藤さんも体が大きい方ではないので、サイズについてはシンドイとおっしゃっていた。でも憧れの機種。E藤さんの前でS田先輩のベースと昨日演奏したナウ・ザ・タイムをやらせて頂いた。なかなかJazzの香りがしますよ、とお褒めの言葉を頂いた。大先輩からのお言葉大切に胸にしまっておこう。
そしてオペラシティーで小学校の友人が数名集まってくれて、同窓会の準備会を一時帰国した私を囲んでやってくれた。殆ど40年ぶりに近いが、話が進むにつれて当時の面影が更に重なってくる。お酒もグイグイと進んで楽しいタイムスリップだ。同窓会は年末28日に、と言うことで決まったので私も当然参加できる。楽しみだなあ。
2003年08月28日(木) |
ギターを買ってJJへ。デビューじゃ!! |
さて今日は一つのエポックであーる。 夕方nakaGさんに付き合ってもらって渋谷魚金へ。日本で使う為のギターを購入するのだ。既に魚金の西村さんにはメールで連絡してあり、杉本篤彦さんやHiro師匠が使っているAERのBingoを確保してあるので(私のような初心者にはチョット勿体ないとは思うけど、これは「勢い」なのだ。アハ)後はギターの選定。魚金は50万円くらいが平均的な価格の高級フルアコ中心に品揃えしているが、Jazzギタープレーヤーの裾野を広げると言う意味なのか韓国製造のEpiphoneを数種類置いてある。アメリカで魚金のサイトでチェックしていた段階ではES175タイプかL5タイプのどちらにしようかと思っていたのだが、現実に見てみるともう一機種が割って入ったのである。 それはEmperor IIと言うモデルでJoe Passのシグネチャーが入っている少し薄型のフルアコである。Joe PassはGibsonを使っていてその後Ibanezを使用しておりEpiを使ったと言う話は聞いていないが、そんなことはまあどうでも良い。サウンドが良くて弾き易ければいいじゃん。やはり昨日見た杉本さんのL5 Signatureのボディーの厚さが目に残っていた事もあり、ES175などのフルサイズの厚さではなく薄めがホールドし易い感じだ。 持ち替え、弾き比べしこのEmperor IIのナチュラル仕上げに心が傾き、nakaGさんにも色々と弾いて貰って太鼓判を押してもらった。やったね。 http://www.walkin.jp/guitars/127377.htm (いつまでこのリンクが有効かわかりませんが・・・)
魚金近くのねぎしで牛タン麦とろをnakaGさんと食べて、早速じゃのめへ。 ドアを開けるとおいしゃんがテナーをバリバリ吹いている。ドラムはTomさんが叩いている。ゆQさんや米さんも後から現れる。知り合いばかりで気が楽になってきた。演奏が次々と進み10時半くらいになったところでホストの廣瀬Pさんの呼び出しでTodosの初ギターデビューがやってきた。曲目はHiro師匠との課題曲であるチャーリーパーカーの Now's the time 。Epiをポリトーンのアンプに繋いで120くらいのテンポでリフが始まる。Todosもリフを弾いちゃた。おいしゃんのソロが始まってリズムを刻んだ。たまに間違ったりしたけど、それはそれとして楽しく進めた。そしていよいよTodosのソロである。間違おうがどうしようが、まあ何とか3コーラスを弾ききった。
躓きながらだけど、ともあれスタートを切ったよ。後押ししてくれたSAXOZISAN, nakaGさん本当にありがとう!!
2003年08月27日(水) |
杉本篤彦レッドペッパーライブ |
今日のフライトは実質14時間弱。メラトニンと言うサプリを飲んで半ば強制的に睡眠を取りながら到着後のハードスケジュールに備えた。ここでもSonyのノイズキャンセル機構付きヘッドフォーンが大いに役に立った。午後1時過ぎに成田の着地。ニッポンだ。
まずは神田でOK牧場のベース弾きの新○サンに約3ヶ月伸びきった髪の毛をカットしてもらい準備完了。7時に新橋レッドペッパーへ。到着すると既にMortatさんと会社の同僚の方がギターに一番近いポジションを確保してくれていた。杉本さんもスタンバイしており準備万端。我々グループはこのほかにイギリスからRio DeLongさんが参加され、WakaP〜さんもジョインされたので合計5名。やったね。
今日の杉本篤彦バンドはアコースティックベース、ドラムスとのキーボードレストリオ。いきなり4ビートのブルースで始まり、次々に聴きなれたオリジナルが続く。ベースとのコラボが心地良いですねえ。若大将の元気なMCも絶好調、ノリノリの演奏で観客もノリノリ!! 十分にツーステージを楽しませて頂きました。
2003年08月24日(日) |
大野智子 Live at Blue Note NY |
急に湿度が下がり、体感的に過ごしやすくなったNYです。今日はブルーノートでピアノの大野智子さんのサンデー・ブランチ・ライブ。12時半と2時半のツーステージ。繊細なフレーズを強力なタッチで弾き切る大野さんのピアノはすっごく良いのです。「10人くらい連れてきて」と言う要望に応えて集めましたよ10人!!応援団結成って感じかな。
今日のトリオは大野さんと同じ町内に住んでいると言う町内会トリオ。でもベースは、あのルーファス・リード!!なんですよ。そしてドラムはティム・ホーナーと言う日本びいきの堅実派。このメンバーで大野さんのセカンドアルバムが録音されているし、しょっちゅうギグをやっているみたいなので息はピッタリ。
12時半の開演には大体70人の観衆が集まった。今日8月24日はチャーリー・パーカーの誕生日なのでビレッジでは無料コンサートをやっている中なので大健闘である。その内10人を集客したTODOSもエライ!!なんてね。 曲目はオリジナル中心に進んでいくが、ストレートアヘッドなトリオ演奏がスリリングだ。特に何と言ってもルーファス・リードのベースが凄い。存在感が何と言っても大きい。ベースの4弦がエクステンションされており、時折本当に低い音を出してくる。こんなベースもあるんですね。
曲の紹介などは勿論リーダーの大野さんがやりますが、当然英語ですよね。なかなかウィットに富んだ楽しいステージングも見事でした。ファーストセットが終了しましたが、そのまま居残ればセカンドセットはタダで聴けるとあってTodosは残って更に聴きました。2セット聴いて十分に堪能して、食事とドリンク、税金にチップゼーンブ入れて30ドルかからない!!これがNYですね。
いやー本当に良かった。
2003年08月23日(土) |
ボーカルレッスン3回目 |
今日は昨日から一転して爽やかな気候となった。湿度が一日にして急に下がった感じ。6時に起きてゴルフの練習に行った。
ニューヨークではJALベスト30と言うアマチュアの試合が毎年8月に行われている。ハンディキャップの関係ない完全なスクラッチ競技であり3ラウンドの合計で競われる。優勝はJALのファーストクラスで日本往復などアマチュア規定に反する豪華賞品。歴史のある試合で古くは私の前の会社のF尾さんが2年連続、S井Tさんも優勝している。そして昨年まで2連覇していたN川君が何と3連覇を遂げた。当然3ラウンドとも70台のスコアを並べての気合いの入った優勝。こうなったら4連覇を私が阻止するしかないのか?と言う思いで練習に行ったのだ。笑い事ではない。
そして小田先生のレッスン。今日はボイスにブレスを混ぜる発声や(囁くように歌うのとは少し違う)、声を切りながらリズム重視で歌う方法などテクニックを教わった。勿論、先生の見本はタップリと聞かせて貰う。「どう、私は上手いでしょう」と歌うのではなく、多様な技を使いながらどうやって自分を表現するのか、一緒に演奏しているミュージシャンと音をぶつけずにどうやってコラボレーションするのか、決して空間を埋めずに、ピアノの音、ベースの音など楽器の音を聞きながら自分の声も楽器の一つとして扱うと言うことを様々な角度で教えてくれたのだと自分では理解する。歌ったのは All of me, 嘘罪, Dream など。こういう誰でも歌う素材をオリジナリティーを出して歌うようにと。最終回には伴奏MIDIのプロ版を作ってくれるそうだ。頑張らねば。
ギターに歌にゴルフ、忙しいな。あ、勿論昼間はお仕事、お仕事。
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そして夜。ギターに戻って練習だあ。買ってあったJazz入門書・楽譜を見ていたら「セッションで困らないための必修スタンダード50曲 はじめてのジャズ」ってCD付きの楽譜を買ってあったのを思い出した。ブルースのところに Bag's Groove, Now's The Time が掲載されていてキーがFだ。おまけに Now's The Time はCDにマイナスワンが収録されている。ピアノトリオがセッション風にバッキングしているので参考になるかなと思ってやってみた。残念ながらフォーバースが入っていないけど・・・。
テンポがHiro師匠のお手本の120に比べて140と大分早いけど、何とかバッキングはついて行ける。バッキングも几帳面に全部弾くのと途中抜かしてテキトーに入るところを間違えないようにワザとやってみたり、色々やってみた。何かバックのニュアンスが違う感じもするのだけど、何でかな?今度Hiro師匠に聞いてみよう。
2003年08月22日(金) |
訪日前最後のレッスン |
今週は毎日自分で録音したFのブルースのバッキングに合わせて相当練習をしたつもりだった。確かに時間的には何度も何度もMDの再生ボタンを押して繰り返し、繰り返しフレーズを頭に叩き込み、指に覚えさせようと体育会的な乗りで練習したヨ。何かそれなりにこれまでのレッスンの成果が出てくるような気になり、こんなもんだろう、なんと不遜な自信を持って今日のレッスンに臨んだのだ。夏休みモードなのか道路はガラガラでスイスイと師匠の家までルンルン気分で行ったのだが・・・。
元気にチューニングを済ませ、それとはなしに師匠がバッキングをやってTodosがソロを取るというツーギター・セッション風にレッスンがスタートした。ま、覚えてきたことだからそれなりに自信を持って進んだ。ここまではお褒め頂いたのだが、ツーファイブを理論的に分解し、DVDの例を分析してそれをコードのアルペジオとスケールで見ていった。そうすると理屈ではDVDでやっていたツーファイブがただ物まねして弾くだけではなく成り立ちが見えてきた。
しかし「見えてきた」と「それが出来る」ことの距離はロスとNYくらいあるのだ。アルペジオでコードトーンを弾くことをさぼっていたのが見え見えである。だから出来ないのだろうな。だから、更に進んで12小節の中で、その部分に来たらGのペンタをベースに転調してC7からF△7の音を入れるなんて、残念ながら出来ずに師匠に呆れられてしまう始末であった。
Fのペンタを基本にどうやって塩とコショウを振るのか、ジャムセッションの心得とコツは、ボリュームをどう扱うか、など最後の方は「もし日本でセッションに引きずり込まれた」際の注意点を教えて頂き今日のレッスンは終わった。
凹んでばかりいられない。この週末は必死で練習しよう。
アメリカではローメン(Lo Mein)と注文しなければなりません。エビ焼そばならシュリンプ・ローメン、焼き豚焼そばならチャーシュー・ローメンです。チャオメンと日本で言いますが(炒麺と書いて)、これを頼むとあんかけ風野菜炒めが出て来ます。アメリカに済むようになって深まるばかりの謎です。一度店の中国人に聞いてやろうと思っていますが、実現していません。ナンデダロー
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