とどすダイアリー
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展示会も無事に開幕、直前のドタバタも一段落したので(と理由をつけて)夕食はリトル東京の「はまかわ」さんと言うお寿司屋さんに行った。ずっとお造りではなくて「ソフトシェルクラブの揚げ物」とか種々メニューを楽しみ、美味しいカリフォルニアワインの後に日本酒と言うコースでバッチリと楽しんだ。一人50ドル少しと言うお値段もNY地区に比べると相当にお買い得感がある。やっぱりこちらは物価が安い感じですね。
そして夕食後はマスターの日記でお馴染みの「A」ならぬ「M」と言うお店に行ったんです。ここはグランドピアノが置いてあってステージではピアノトリオが楽に入れるユッタリしたサイズのお店で、実際に水・金はトリオが入っているとか。元JazzシンガーのMikiさんと言う方がやっておられると聞いてきた。今日はピアニストの方がいらっしゃって生ピアノで歌えるとのこと。このピアニストの方は昼間はパソコンを教えているそうで、有名スタンダードはOK。酔った勢いで10曲近く歌ったかな。o(〃^▽^〃)oあははっ♪
Mikiさんと色んなJazz話をしていて、私のギターの師匠が前はLAに住んでいてね、と言うと「誰?」って聞かれたのでHiro師匠のことを話すと「知ってるわよ〜〜、ここでもギター弾いてくれたことあるのよ」って。世の中狭いなあ。
いやあ、楽しい夜だった。
(後日談 : 翌日の二日酔いは久し振りだった・・・。ヾ(_ _。)ハンセイ…)
ロスのリトル東京には昔から多くの日本食屋さんがあるけど、このところのお気に入りは「こけこっこ」なのですねえ。まあ、名前から分るように「焼き鳥屋さん」なのですが、店内はモダンでBGMはJazz。で、外国人も来る格好だけのお店かと言うとさにあらず。極めてオーセンティックかつ激ウマの料理なのです。
だからハッキリ言ってメチャ混み!!KOKEKOKKOへの道すがら通り過ぎる他のお店は「閑古鳥」状態だったりしたけど、ここだけは雨が降っているのに外に行列が出来てる。我々は電話予約をして早めに行ったので問題なかったけど。
特に感動の味は レバー なのだ。
だって、とにかく新鮮で軟らかくそして臭みが一切なくてホントに美味しい!!
お店には「鶏肉を十分に加熱・調理しない場合に深刻な・・・」と言う鳥インフルエンザに注意を喚起する張り紙がありましたし、注文を聞くときも「如何お焼きしましょう」なんてステーキハウス並みの対応で、まあ逆に言うとお店としては出来るだけのことをしていますよ、ってことですがまあ好印象。心配してWeldoneって言いそうになっていた日本からの出張者の機先を制して「Medium」とは言ったけど「Medium Rare」とは言えなかったな・・・。でも美味しかった。
皆さんもロスのリトル東京でのお食事は「こけこっこ」にどうぞ。予約要。
今日から業務でロスに出張、1週間の滞在予定です。 凍えそうだったNYも少し暖かくなり摂氏でプラスになってきました。勿論ロスはもっと暖かく日中は10℃台になってますね。ただし今週は雨!!
ロスまでのフライトで隣に座っていた20台後半かなあ、夫婦連れだったのですが、彼らが読んでいた雑誌を見て日本の貧しさを感じました。だって、我々がカーグラフィックとかのクルマの雑誌を読みながら次はどれがいいかなあ??って感じと全く同じムードで「自家用飛行機」の雑誌を読んでるんだから・・・・。
ちらちら見ていると、評論家が乗り比べて、こっちよりもあっちの方が良いとか書いてあるし、オプションの色んな道具の紹介でマイク付きヘッドフォーンのどれがいいかとかの比較記事があったりして・・・。
やっぱり、アメリカの一部の人達が世界を動かしているんです・・・。
2004年02月19日(木) |
アメリカの入国審査官 |
いやはや、アメリカ人の良く言えば Happy Go Lucky 悪く言えば いい加減サを今回の入国の時に知らされたね。前に書いたけど今年の1月5日からVisa保有者がアメリカに入国する時には指紋と顔写真をとって本人確認をするようになった訳なんですね。
で、今回の入国がTODOSにとって最初のチャンスになったので、さてどんなもんかと期待して若い審査官の前に立ちパスポートを渡すと通常どおり、今どこで働いてるの?仕事は何?なんて聞かれて受け答え。ハンコをパシパシと押して、さあこれから指紋かな、と思っていると
ハイ 終わり
はあ〜〜〜〜〜〜??????
写真と指紋は? と聞くと
あ、そうそう、忘れてた。ほんじゃ。だってさ。開いた口が塞がらないよね。
終了して Have a nice day とか言って去ろうとすると、隣の係官に
また忘れてパッセンジャーにリマインドされちゃったよ
だってさ。まあノー天気なことったら。
これでテロが防げるかなあ・・・・・。 ヽ(~〜~ )ノ ハテ?
日本から帰りのフライトでMonoと言う雑誌をパラパラとめくっていたら、今年は2ボタンスーツだ!!みたいな記事。もう3ボタンには飽きた、2ボタンだよ。って流行を先取りしているような書き方だったけど・・・。
TODOSがイギリスに住んでいた1990年代の後半にロンドンでは3ボタン・4ボタンが主流になり始めたことを思い出した。今から6-7年くらい前になるのかなあ。それまではスーツと言えば2ボタン。一部のオーセンティックなオッチャンがオーダーメードでボタンの多いスーツを作る以外、20年以上の単位でこの2ボタンが主流だったネ。3ボタンなんかがフツーだったのは、それこそ東宝映画華やかし60年代に無責任「植木」や若大将・青大将が3ボタンとかだったかなあ。だからちょっと若者向けのスーツショップが全て3ボタン以上になったこの時は新鮮だった。思わずTODOSは行き過ぎて4ボタンにしちゃったもんね。
しかし3ボタンが主流だったこの6-7年間でも普通のオッサンリーサラはそのままずっと2ボタンな訳よ。TODOSは結構3−4ボタンの愛用者だけどネ。そこへ、またいきなり2ボタンに若者のファッションが行くかなあ??と疑問に思う。雑誌では襟の形を注意することによっておっさんとの差別化をするんだ、って書いてあったけど、これって微妙だよね。
TODOSの予想は、個性化は進むだろうけどまだまだ3ボタンじゃないかな?スーツを着始めた最初から3ボタンだった子達は、気分を変えるのに2ボタンを1着くらい買うかも知れないけど、結局「ダサー」って思って3ボタンに戻る、と言うのがTODOSの予想だ。さて、どうなるかなあ・・・・・・。
日本で電車に乗ると老若男女を問わず携帯電話を出して何やらゴソゴソとやっている。メールの送受信がメインなのであろうが、インターネットのコンテンツを見ている人や、ただゲームをやっているだけの人も居るようだ。TODOSの場合は主にカミサンに「帰るメール」と「駅まで迎えに来てメール」を主にしているが、先日こんな話を聞いた。誰とは言わないが、どこかの中年の社長と専務のメール会話らしい。しかし50歳前後の年齢で指の運動としては良いだろうが、内容としては先にお店に到着したA氏と少し遅れて到着するB氏が最寄駅に到着するまでの、ほんの15分くらいに行き交ったメール内容である。呆れてモノが言えない。
A「着きました」 B「早い!」 A「飲んでます♪」 B「おー」 A「煮込みとタン塩、かしらを頼みました」 B「砂ギモもヨロシクです」 A「今、煮込みが来ました、んま」 B「僕も煮込みぃ」 A「メール打ちながら飲んでいると酔う」 B「とても専務と社長のメール会話とは思えない」 A「ガキ同然ですな」 B「駅到着、生中注文ヨロシクです」
因みにこの会話は2004年2月12日午後7時前後になされたものであることまではわかっているのだが・・・。
今日は朝から我が愛器JBL(L300)のウーハーを左右2個とも取り外し サウンドデンさん が送ってくれたスペシャルボックスに固定してから宅急便で発送を済ませた。以前に日記にも書いたけど、とにかくこの広島のオーディオショップは丁寧な説明や間髪入れずにメールで返事をしてくれるなどカスタマーサービスの良いショップですので仕上がりを大いに期待しています。
そして午後成田からNYに戻ったわけです。JR成田線が踏み切り故障の影響で少し遅れが出ていたけど、まあ乗り継ぎは問題無く予定通りチェックイン。ナントカ帰路も隣席のブロックに成功したので少しはユックリと出来た。それが証拠に2度出る食事を配っていたのに気付かず寝ていた!!これってTODOSとしてはこれだけ飛行機に乗っていて初体験!!!!!!なのです。他の人が既に食べ終わっている状況で一人ムシャムシャと食べました。
機内で見た映画が往路で見損なったマトリックスの最終版レボリューションズ。戦闘シーンなんか映画館で見たら大迫力なんだろうなあ。これって結局スミスと同士討ちって事で平和をもたらしたのかな・・。結局3篇とも飛行機の中で見たことになりまっす。
NYに着いたら寒の戻りだってさ。参ったね。そしたら大ニュースが飛び込んできた。我がHiro師匠が4月25日のサンデーブランチライブをNYブルーノートで演る線で話が進んでいるんだと!!!こりゃあ楽しみです。
今日はバレンタインデーである。ニッポン国ではチョコレートを女性が男性に贈って愛を告白する、なんてことになっているが、そんなことをしているのは世界中で日本だけだよなあ。アメリカでもヨーロッパでもバレンタインデーはあるけど、普通に恋人や夫婦同士が贈り物をする訳で、バラの花束であったり決してチョコレートではない。ましてやホワイトデーなんてものは存在しないね。薀蓄によれば、老舗洋菓子店であるモロゾフが販売キャンペーンとしてバレンタインデーにチョコレートを、と始めたのが何故か一般化したものらしい。
我が家ではお昼を近くの京料理屋さんでちょっとお洒落なランチタイムでバレンタインデーとした。しかし料理も美味しかったけど、デザートで出てきたワラビ餅が絶品だった。こんな美味しい和菓子は食べた事無いね。このお店、癖になりそうであるなあ。
そして夕方から懸案だったルーター、VoIPアダプターのファームウェアのアップデートを行った。先ず階下の両親宅のルーターは極めてスムースにアップデートが完了したが、問題は我が家で発生した!!ルーターがアップデート後に再起動しても機能しなくなってしまったのだ。こりゃ大変。インターネット接続が不可能になると今やインターネットに依存している生活の基盤が揺るがされてしまう。そんなことになったらオヤジとしての面目が無い訳だ。そんで必死に色々とやってみるが、うまく行かない。そうこうしている内に今回のJazzシリーズの最終回となる、りべるて2でのライブの時間が迫ってくる・・・。
結果としては残念ながらライブに行けず。おいしゃん、Gnakaさん、m(_ _)m。 ライブもたけなわの時間にやっとサービスコールセンターに電話がかかり、30分ほど格闘の結果、何とか再接続が出来た。IP電話がまだ不安定だけど、取り敢えずのところインターネット接続は大丈夫みたいなのでひとまずここまでかな。
おいしゃんがりべるてのライブの帰りに寄ってくれて、話を聞かせて貰った。それからビックリ、おいしゃんがギターを弾いたのである。ナントTODOSよりも巧い。さ、練習だよん。
明日はNYに戻ります。また次回の来日に皆さん(*^.^)ノ ヨロシク・:*:・°'★.。・:*:・°'☆♪
2004年02月13日(金) |
13日の金曜日なのだ |
昼間は色々とあって疲れたッス。でも今日は「じゃの金」セッションデーだし、特に杉本篤彦さん繋がりでもあるベースのMoritatさんが初めて来てくれるのでおいしゃんと楽しみにしているのだ。Moritatさんは昔あの山本剛(Pf)と演奏したこともあるベーシストで、今年は復活に向けて着々と準備をしているらしく、今日のじゃのめデビューとなった訳。
仕事が終わってじゃのめに向かっていると携帯が鳴った。あれ、わかGさん(OZSONS)だ。何だローと思うと、今晩は仙台赴任中のきよGさんが来るので久し振りにOZSONSが4名フルメンバーで揃うからマヌエラにおいでよ、とのお誘い。わー、こりゃ大変だ。是非、何とかしなきゃ。
じゃのめの扉を開けるといきなり昨夜もお会いしたおいしゃんと写真でしか知らなかったやあどさんが迎えてくれた。特に今日はサックスの方々が多く、ちーずさんと言う美人の女性管楽器修理人の方も来られ、サックスナイトみたい。IkeGさんも来られホストのGnakaさんと交代で盛り上がる。あとどのくらいしたらTODOSもギターで参加出来るかなあ・・・。
と、Moritatさんが遅れて現れたよん。ちょっとおしゃべりしていると、本日唯一の男性ボーカルとしてお呼びがかかった。Fly Me To The Moon を3拍子のルバートで入ってからアップテンポのボサ風にして最後は大スキャットに持ち込んで盛り上がったなあ。我ながらまずまずの出来だった。そんで次に名画カサブランカの主題歌である As Time Goes By をバラードでしっとりとね。IkeGさんややあどさんが絡んでくれて嬉しかったッス。
その後はMoritatさんがベースに入り3年振りと言われていたけど、最初の1曲から徐々にペースをつかみ思い出されてきたのか安定したプレーを聴かせてくれた。おいしゃんとの MORITAT がカッコ良かったね。後で聞くとずっと盛り上がって演奏したのでカプセルホテルに宿泊されて朝帰りだとか・・・。でもこれって良いかもね。あ、忘れちゃいけない、若Pさんのご乱入!!酔っていたみたいだけど、相変わらず鍵盤を見ないで迫力のあるソロを聴かせてくれた。
と、ぎりぎりのタイミングでじゃのめを出て赤坂へ。やっぱりOZSONSフルメンバーとはお会いしなきゃあってことなのです。私も既に相当酔っ払っていたけど、若輩者として礼を失しないようにご挨拶を。そして4名での唄が始まった。席にポツンと残って聴いていたんだけど、何か参加したくなって空いているドラムの席に・・・。控え目に控え目にブラシで伴奏を試みた。ほんのチョッとだけオカズを入れたりするけど殆どリズムを刻むことに専念したけど、やっぱり参加する喜びってありますね。
それから次のステージではすでに12時を回ってバレンタインデーになっていたこともあり My Funny Valentine を歌っちゃいました。いやあ、気持ちエガッタ〜〜〜。
大忙しのダブルヘッダーだったけど充実感のある13日の金曜日でありました。
御大から召集がかかりおいしゃんのアレンジで急遽金町の高級チキンレストランに集合した。ともぼんさんが風邪で参加出来ず、結局のところ御大、おいしゃん、naka-Gと私の4人でグラスを傾けた。
音楽談義、バンド談義、インターネット談義など大いに盛り上がり、大量の料理とお酒がみなの胃袋へと消えていった。それでも、このレストランは値段が超リーズナブルなので嬉しいね。
TODOSを入れてライブをやろうと言う話が盛り上がって実現するのかなあ、と本人は思っている。とりあえずはJazzの腕より集客能力と言うもう一つの非常に大切な部分を期待されているのかな、とも思うけど、それはそれ。謙虚に受け止めて腕を磨こうと思う。
それにしてもnakaGのモノの考え方はスパッと真っ直ぐで気持ちが良い。端々にジャズに対する真剣な気持ちが伝わってくる。良いなぁこれだけジャズを愛せて。
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