とどすダイアリー
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2004年04月01日(木) ワールド・トレード・センター

本日は某社との打ち合わせがありマンハッタンはダウンタウンに向かったのです。具体的なビルの名前はワールド・フィナンシャル・センター(WFC)。そう、あの9.11の悲劇のワールド・トレード・センター(WTC)の一角を成し、全く同じ意匠・デザインのビルで道路を挟んで建っている半分くらいの高さのビルなのです。

WTC跡地の横を歩いて臨時の階段を上がり回転ドアを5つ抜けて目的のWFC2号棟に到着。日本で噂の回転ドアをほんの200メートルくらいの間に5つ抜けなければならないんですよねえ。あ、勿論、自動ドアと言うか強制回転するタイプでは無く、人間が相当に力を入れてやっと回転する極めて重いドアです。でもこのお陰でビル内の気密は保たれているのです。話は逸れますが、日本の回転ドアはハイテクに頼ってスピードアップ・効率の追求をし過ぎですよね。回転ドアはこちらでは凄くフツーですが、目的は通過効率じゃなくて、気密性の保持、冷暖房効率ですね。たまに電動の回転ドア有りますが、絶対に後ろから押されて人間が倒れるなんて事は無いようなスローな回転です。せっかちな人がドアを手で押したくなるくらい。でも押すと止っちゃうんですよ。やはり日本は回転ドアのカルチャー、他の言い方で言うとソフトを身に付けてないのに採用するからスピードを上げたくなっちゃう。残念ながら幼稚です・・・。

さて、WFCの会議室からは丁度真正面にWTCの崩壊した跡地が見えました。もう既に地下鉄の駅が復旧し、本来はビルの地下に存在した駅が、外から見える状態でした。まだ整地工事段階ですが、次第に次の建物が建って行くのでしょう。でも今は何もありません。だから巨大な2本のタワーの影に隠れて見えなかったはずのセンチュリー21のビルのすべてが会議室から見通せます。在るべきものが無い、ってテレビの映像だけでしか知りませんが、あの光景は忘れる事が出来ません。

世界の平和を願って、合掌!!

4月1日なのに固い話題になっちゃってm(_ _)mなさい。



2004年03月30日(火) イタリアは進んでる?

インターネットでニュースを見ていたら「14歳の少女マフィアの抗争で盾に、撃たれ死亡」と言うショッキングな見出しが・・・。

記事は「地元マフィア組織のマザレラ一家の2人組のオートバイが27日、対立するジュリアーノ一家の若いボスを追跡。目撃者の証言によると、2人組の接近に気付いたボスは自宅そばの路上で友人と一緒にいた少女の髪をつかんで自分の方に引き寄せた。この時に2人組が発砲、銃弾は少女の頭を直撃した。ボスは直後に逃走したという。」と伝えているけど、まるでゴッドファーザーの映画のような有り様、可哀想な出来事です。でもTODOSの目がクギ付けになったのはその次の文章。

「少女は脳死状態となり、家族が臓器提供を希望。既に心臓と肺がローマの少年に、肝臓がシチリア島の子供に移植された。」

日本ではこんな処置って直ぐに取れたっけ?すごく人道的だし事件に巻き込まれたこと、悲しい事は確かにそうなのですが、少女の死を無駄にしないスピーディーな判断と処置、イタリアは凄いと素直に思いました。どっかの国ではビルの管理体制がどうとか、メーカーの責任がどうとかの議論ばっかりですけど・・・・。


2004年03月29日(月) 嬉しい驚き(頑張れニッポン)

最近CDを買うのは殆どがオークションの e-bay か、そのまま買える half.com なのですが、良い経験と言うか嬉しい驚きがあったのです。

このところお気に入りの Joshua Breakstone のギターアルバムをコレクターのように集めています。発端は Remembering Grant Green と言うアルバムが気に入った事でしたけど、そのクリーンな音色と特に滅茶スローな曲でのリズム感とセンスが大好きなのですよね。で今回は既に廃盤になっている Self Portrait In Swing と言うケニー・バロンとの共演を e-bay で見つけギリギリの線で勝ち取ったのです。

それで Seller より連絡がメールで来ると、アレッ、どうも日本人の女性みたい。まあこの国では人種は何の関係も無いのですが、何となく嬉しい気持ちだったのですが、それがCDの到着と同時に驚きに変ったのです。

CDのケースを開けると、そこにCDが有るのは当たり前ですが、ラベルの向きと言うかDISKそのものの向きは普通はバラバラで斜め・横・下を向いているのですが、今回は  ピタッ  真上 を向いていたのです。

それでメールで到着お礼とともにこの事実を伝えると控えめに

「CDが無事に届き安心いたしました。Discの向きにまで気付いていただき、大変嬉しく思っています。初めて、気づいてもらえました!)一応、自分なりに一生懸命奇麗に見えるようラッピングしています。」

とのメールが・・・。

やったね!! がんばれニッポン!!


2004年03月28日(日) コードの押さえ方

最近やっとジャズギ歴が1年になり、少しずつギターの構造なんかについても分ってきた。ギターは勿論「音」が大事だけど、左手で押さえるコードが押さえ易いかどうか、つまりネックの形状もかなり重要だね。Hiro師匠もネックの太さが合わなくて悩んでおられたけど、長時間弾く人は特に腱鞘炎にならないように、自分に合ったネックが凄く大事なのでしょう。

この間まではスケールの長さと弦のテンションに目が行っていたけど、このところネックの太さ・厚み・形状が気になりだした。少しは練習時間が増えてきたのかな?そんな気になる事の一つとして6弦をどうやってミュートするかで左手の疲れ方に随分と違いが出ること。

親指を伸ばして親指の腹で6弦をミュートしようとしていると、チョット太かったり・厚かったりするネックでは、左手に疲労が溜まるのが早いみたい。で、このところ左手の親指は出さずに中指の先っちょでミュートするように気を付けはじめたのだ。また、こうすると別のところが疲れるのかも知れないけど、初心者な何事も自分で試行錯誤して、躓きながら一歩一歩進むのだと信じてやってみようっと。

先輩諸氏、何かご助言あれば宜しくです。


2004年03月27日(土) 春が来た?

ニューヨークの南に位置する首都ワシントンDCではポトマック川河畔で桜祭りが開催された。日本政府から贈られた桜の並木がかなり開花しているようです。こちらはマダマダって感じですが、日本はどうなのかな?

でも、今日からは何か春が来たのかなあ?って感じられます。所用あってマンハッタンに行って随分と歩いたのですが、朝のうち降っていたにわか雨のために持っていた薄手のレインコートが暑くて着ていられません。サッサと歩くと汗ばむ感じ。

48丁目のギター屋さんでピックを買ったんですが、「6枚入り」と書いてあるのにナント「8枚」入ってた。これぞアメリカの品質管理!!スッゴク得した気分。大体、同じピックを日本で買うと1枚100円ですが、こちらで「6枚入り」だと概算で1枚45円くらいかな。それだけでもお得なのに、2枚オマケ入りって凄いワ。勿論、若干バリがあったりするのですが、そこは女性用の「爪磨き」でチョチョイと仕上げればOKですよ。

それからHMVでギタリスト Phil Upchrch さんの TELL THE TRUTH! って言う2001年録音のCDを購入。ジャケットが凄くおしゃれで D'Angelico のフルアコを弾いているTODOSの体型に似たフィルおじさんが素敵だったので・・・。ま、衝動買いですけど1枚1500円(税込み)ですしネ。それが家に帰って聴いたら「大当たり」。全編ファンキーな8−16ビート系のソウル路線で、全然派手な事はしていないのに、素敵!!感動の余り、彼がバックでカーメン・マックレーのライブ録音版があったのでこれも half.com に発注。到着が楽しみです。


2004年03月26日(金) レッスンお休み

Hiro師匠のブルーノートでのギグまで1ヶ月を切った。メンバーがやっと固まったところとの事で、アレンジの真っ最中みたい。それだけじゃあないのでしょうが、今日は自習。レギュラーメンバーと言う形ではなくフュージョン・スムースジャズをやるのだから大変だと思うなあ。アンサンブルや決めも多いだろうし。

特に全曲オリジナルで2ステージ全くカラーを変えて演ろうと言う意気込みだから大変でしょうけど聴くほうにとっては楽しみ。ニューヨークの最北端(て言うと違うのかなあ?怒られそう・・)のロチェスターからはサルさんご夫妻もお見えになるし、南部NJからはJohnさんご一家もお見えになる。そして我がカミサンも日本から来る訳でして・・・。あのデカイBlue Noteを満員にする動員力は有りませんが、大声援を送るべく、弟子一号も頑張っている訳でございます。

Hiro師匠、p(´∇`)q ファイトォ~♪


2004年03月25日(木) モンサンミシェル

前日と同じシリーズ!!今度の絶景対決は「お城」だ。アメリカには「お城」は存在しないのでヨーロッパ同士の対決となった。ドイツのノイシュバンシュタイン城とフランスのモンサンミッシェル。両方とも行ったこと無いなあ・・・、残念ながら。

ドイツのロマンチック街道は行きましたけど日程の関係でノイシュバンシュタイン城には届かなかった。ここはディズニーランドの白雪姫のお城の原点と言われているね。山奥にポッカリと浮かぶお城は全日空のポスターにもなっていたと記憶する。行ってみたいなあ・・・。取り合えずバーチャルでノイシュバンシュタイン城を訪問して見ましょう!!このサイトではドイツ・オーストリアの綺麗な写真で癒されますよ。

そしてもう一つのお城はフランスはパリからTGVで2時間+バスで1時間くらいのモンサンミシェル。ここは山の中のノイシュバンシュタインとは反対に海に面して、と言うより海にポッカリと浮いている岩山を利用したお城と言うよりは修道院。漫画ルパン3世に登場するお城のモデルとの説もあるらしい。島全体が一つの都市を構成している感じで風情のある佇まい。ゆっくりした観光でパリに行けば良いのでしょうが、今までそんな余裕のある旅はしたことがないなあ、考えてみると・・・。

こういうところはやっぱりヨーロッパ!!残念ながらアメリカには無いネ。アメリカはグランドキャニオン・モニュメントバレーに尽きるのかも・・・。


2004年03月24日(水) モニュメントバレー

日本からのビデオの中に世界絶景百選と言う特集番組があったのでボーっと眺めていた。最初は「マッターホルンの朝焼け」と「モニュメントバレーの夜明け」が取り上げられて人気投票形式で勝ち負けを決めるスタイル。ま、勝ち負けはどっちでもいいんだけど、数年前ロンドン駐在中に家族で行った神々しいマッターホルン、懐かしかったなあ。でも朝焼けで黄金に輝くマッターホルンは見たことないし、これは素晴らしかった。また行きたいな、ツェルマット。

そしてモニュメントバレー。言わば朽ち果てた大地に岩山がニョッキリと残っているんだけども、これは雄大ですね。行ったことが無いのでグランドキャニオンは行ってみたい場所。アメリカで誇れる観光地ってテーマパーク以外はグランドキャニオンくらいなんじゃなかろうか??ジョン・ウェインの駅馬車やバック・トゥー・ザ・フューチャーに出てくる荒れた大地。悠久の時の中での人間のちっぽけさをきっと感じられるに違いない。さて、アメリカ駐在中に行く事が出来るでしょうか??


2004年03月22日(月) 時差ボケ対策

一般的に一番効果があると言う時差ボケ対策は、午前中に到着しシャワーを浴びてリフレッシュしてから太陽の下でゴルフをして夕食を楽しみ一杯やってから寝るという方法。ま、ゴルフじゃなくても太陽の光を浴びて歩くのが良いらしい。

NYに戻ってくるのは大体夜の6時過ぎに到着する便になるので、これは無理。従って取りあえずその日は荷物を片付けたりしながら11時過ぎまで頑張って起きていて寝るのです。これはこれで翌日は大体OKなんだけど、2日目から時差が襲ってくるパターンが多いのが難点。

今回は業界で仲良くしているJohnさんが気を利かせてくれて、「時差ボケ対策に帰って来られた翌日の月曜日マンハッタンに行きましょう。」と誘ってくれていた。実はJohnさんと言ってもアメリカ人ではなく、純粋の日本人なのです。アメリカ滞在歴が長く既にグリーンカードを持っておられる。この人が歌が大好きで特にJ-POPの最新ソングをいち早く仕入れ、マンハッタンに行っては「えー、まだこの歌入ってないの、遅いねえ」と文句の一言を垂れるのが毎度のパターン。当然歌の実力は大したモノなのです。

で、まずは食事ということで「丼屋」なる居酒屋でいいちこのお湯割り梅入りのチョー熱燗を引っ掛けながら胃の満足感を得る。そしてメチャメチャ寒い中を歩いてマンハッタンの日本人向けピアノバーで唯一ピアノを本当に置いてあって演奏している「かほる」と言うお店に。さすがに月曜日なのでそんなに混んではいない。

水・金曜日はTODOSのお友達であり、凄いピアニストのTOYAさんが出演なのだが、月・火・木は新しい女性のピアニスト。JohnさんがJ-POPを3曲連続で歌った後でスタンダードを2曲。何となく初対面のセッションって感じでお互いに聞き合いながらのコラボってムードでなかなか面白かった。セカンドセッションでは少し手の内が分ってきたのでもう少しスムースに間奏への入りとかエンディングが決まってきて面白かった。お店のベテランママはそのあたりもシッカリ聞いていてくれていてコメントしてくれたので嬉しかった。楽しく歌って、心地良い程度に呑んで自宅に戻ったのが1時半かな。

持つべきものは「友」ですね。Johnさん、v(^_^v)♪ありがと~♪(v^_^)v
これで今回の時差ボケ解消はOK!! だったら良いなあ・・・・。


2004年03月21日(日) 機内の映画

3月はデンゼル・ワシントンの Out of Time とジャック・ブラック(おでぶ、だね)の The School of ROCK、それにプレスリーの Blue Hawaii ってところでしたね。

Out of Time はスピード感もあるしなかなか面白かった。結局8ヶ月別居していた奥さんと最後のヨリが戻ると言うハッピーエンドもアメリカっぽくて良いやね。

The School of Rock は出来の良くないデブのギターリストが(ギブソンのSGを使ってた)ひょんなことからエリート小学校の子供たちの代理教師になりすまして、ロックバンドを結成しコンテストで見事な成功するって言う、まあ Sister Act の焼き直しかな。機内で見るコメディーとしてはOKっす。

Blue Hawaii はJALのハワイ就航50周年記念の一環。あの頃のプレスリーって輝いてたネ。歌も上手いし。アメリカ版若大将シリーズ。すき焼き屋じゃなくてパイナップル農園の違いかな。

ともあれ、満席だと脅かされていたけど、隣のブロックが効いて楽に帰れました。また4月。来月は色々と満載だなあ。特にWebホストのOFF会が楽しみです。


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