とどすダイアリー
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2004年04月13日(火) |
杉本篤彦 at ブルースアレー |
今日は 杉本篤彦(g)さん のオリジナルバンドによる目黒ブルースアレーでのライブ。彼はこのところライブ活動を相当量こなしているけど、今回はハコも大きく気合の入ったライブ、と言うよりコンサートですね。特に新曲を9曲やるぞ〜、って意気込みで盛り上がってるし、ジャズも織り交ぜるらしいし杉本ワールドてんこモリだ。
Ike-Gさん、Moritatさん、Elvinさんと目黒駅前の居酒屋で景気をつけてブルースアレーに時間どおりに乗り込む。座席指定って、こう言うことが出来るから良いな。ステージには Fender のツイン・リバーブが置いてある。今日はまたチョッと違うサウンドが聴けるよねえ、と Ike-Gさん。期待が盛り上がったところで演奏が始まった。オリジナルメンバーに今日はキーボードが加わり音に厚みが出てるし、ベースの江上さんもエレベ・アコベを曲想により持ち替えての熱演。
ステージはどんどん盛り上がりツーステージ目に入ると、もうこれは普通のジャズコンサートじゃあない!!何か押し寄せてくるものがあるワケで・・・。客席から声は掛け声はかかるわ、手拍子で盛り上がるわ、ステージと客席が一体化してもう大変な状態。そしてHappyと言う新曲からの感動的なエンディングは大袈裟じゃなく「歴史に残るステージ」だったと思う。
ありがとう杉本さん!!
18番ホールでの劇的なバーディーで遂に四大メジャー未冠だったフィル・ミケルソンが先に同じ8アンダーでホールアウトしていたアーニー・エルスを振り切って優勝した。
やっぱりマスターズは最終日バックナインの勝負とずっと言われていたけれども今年もそうなった。いかに3日と半日を耐えて優勝争えるポジションをキープして上昇気流を日曜日の10番から掴むか。毎年過酷なドラマがあった。今年は上位陣が崩れ・伸びない中でアーニーが磐石のゲーム展開に見えたのだが、結果としてはバーディーパットがもう一つ入らなかったと言うことなのだネ。
フィルは名人と言われるアプローチやパットに凝り過ぎて自ら墓穴を掘ったり、テンパーも短めかな?とも思われる反面、家族を物すごく大切にして、奥さんが出産だと言うと大事な試合も直ぐに休んじゃう。もともと右利きなのにゴルフだけは左が有利と左でやっちゃう不思議な人。野球なら分かるけど、ゴルフの左打ちはクラブ(道具)も自由度がなくなるしそうは有利じゃないと思うけど・・・。ギターも同じですなあ。
でもサウスポーは圧倒的に不利だと言うジンクスを昨年カナダのマイク・ウィアが初優勝を飾って打ち破り、結局2年連続で左打ちの選手がマスターズを制した。歴史もジンクスも破られるためにあるんだけど。
いつ見てもマスターズは花々が咲き乱れ、フェアウェーの緑も美しいコース。やっと春が来たなあ、と特にアメリカに居ると実感します。
久し振りにアップグレードしてゆったりと最新鋭のシェル・フラットシートってやつで帰ってきた。座席も良いんだけど、この機体はオンデマンドのビデオシステムが付いてるから、いつでも好きなときに最初から映画が見られる。それにヘッドフォーンもSONYのノイズキャンセル機構がついている高級品なのでバッチリ。たまに乗ると有り難味が感じられて良い。(と、負け惜しみを言ってる)
最初に観たのが「ラストサムライ」。道徳・倫理・武士道、ホントに忘れかけているテーマです。最後に渡辺謙がボロボロに撃たれて死んだ場面で敵方のリーダーが帽子を取って跪いて土下座するのに兵隊みんなが尊敬の念を持って同調するところ感動的でした。しかしトム・クルーズは2度とも死なないのはナンデダロー。
それで次にリクエスト上映で「アルマゲドン」。くじ引きで残る事(つまり死ぬ事)になる娘の恋人を「下まで送るから」と言って、無理やり自分が交替するあたりは正しいハリウッド映画だよね。
なぜか次に観たのが「大魔人」。ゴジラ・モスラ・キングギドラなど現代での怪獣者で人気を博した東宝映画に向こうを張って大映が作った時代劇特撮。サイズの感覚がメチャメチャだったりするし高田美和もンーって感じだけど、これはこれで勧善懲悪の正しい時代劇なのだ。
今日は気流の関係か13時間弱のフライトでした。さあ、また濃い出張期間の始まり始まり・・・。
2004年04月09日(金) |
Pieces of Images 新発売だよ!! |
我がNYでのギターの師匠であるHiroさんのリーダーアルバム "Pieces of Images" が出来上がりました。クルセダースの Wayne Henderson がプロデュースして、Ronnie Laws や Wilton Felder のサックスも参加して、並みのフュージョンじゃあありませんよ。全曲Hiro師匠のオリジナル。その 録音の様子 はなかなか興味深いドキュメンタリーとしてまとめてあります。
いわゆるフォービートのJazzはやっていませんが、随所に宮之上大師匠免許皆伝のオクターブ奏法やJazzフィーリングが横溢してます。ジャズの基本をマスターした上での、作曲でありよりカラフルな演奏と言ったら良いのかな?
25日のブルーノートでもこのアルバムの中から4-5曲はやる予定とか。すでにロチェスターのサルさんはオーダーを入れたらしい・・・。ブルーノートの前に予習しておいて盛り上がろうと言うのかな。気合い入ってるね。応援頑張ろうね。
さて、今回一時帰国するTodosは何枚かこのCDを持って帰ります。勿論、郵送料はJAL負担(?)なので、特別価格で手渡し提供します。期待して待っていてくださいネ。取り合えず早いもの勝ちなのでまずはTODOSにメール予約ください。
じゃ、明日のJL005で帰ります。
Ciao
スパスパ人間学の録画を見たら「おじさん・おばさんの脳」特集だった。思わず乗り出して見ちゃった。だってもうTODOSも「おぢさん」だからね。まとめると
1.前頭葉が活性化していないと「ひとりよがり」「頑固」「偏屈」に。
2.海馬が衰えると記憶力・思い出す力が減退する。でもこれはボケではない。
3.前頭葉が働かなくなるとボケに向かう。
じゃあ、何が前頭葉が活性化したり、衰えたりする分かれ道なのか? それは「好奇心」「やってみようとする気持ち」なんだそうです。分野は色々あるでしょうが、ともかく前向きに何でも好奇心を持ってやっていけばいいらしい。
やっぱり、タ〜へでもジャズギを続けるのが今のところ最善の策みたい。
皆さん、迷惑かけるかも知れんけど、ヨロシク( ゜ー゜)/゜*゛:¨*;.・';゛:..・☆
昨日の日記で夏時間になった途端に道路がガラガラと書いたけど、どうも深い理由がありそうだということが分ったんだなあ・・・。つまり私の常識不足だったみたい。
どう言うことかというと、今週は Passover、日本語で言うと「過ぎ越しの祭り」だったんでした。つまり主としてユダヤ教でのイースターの一つの大切な宗教儀式で、簡単に言うと「イスラエルの人々がモーセによってエジプトを脱出して奴隷の身から自由になったことの記念」なのでした。
イエスキリストが十字架に掛かられたのは過ぎ越しの祭りの時であり、復活されたのはその3日後だった訳で、キリストの最後の晩餐というのは、キリストがゲッセマネで逮捕される直前の過ぎ越しの祭りの文字通りの最後の晩餐でもあったんですね。だから「過ぎ越しの祭り」と言うのは1日だけでなく1週間くらいかけて祝うのだそうです。
ウチの会社のユダヤ教の人も休んでますわ・・・。どうも日本人は宗教観念に乏しいのでTODOSみたいにトンチンカンなことを言ってしまいます。
TODOSのページもたまには勉強になるんだわい。
アメリカは昨日の日曜日から時計を一時間進ませて夏時間となりました。この夏時間、前は文字通りサマータイムと言っていましたけど今は DST (Daylight Saving Time) と呼ばれていてエネルギー節約の意味合いを持たせています。
ぶっちゃけ(若ぶるな!!)日が長くなったからアサ早く起きて1時間すべて早くして明るいうちに仕事を終えて庭いじりでもバーベキューでもしなさい、って感じかな。
今日の月曜日は完全に寒の戻りで殆ど零度から3度くらいしか気温が無いのに風がメチャメチャ強く体感温度は軽く零下状態!!これで夏時間だから、勘狂います。でも夕方外が明るいからフツーに仕事をしていたら ”7時半”。急いで車を飛ばしての帰り道、もう道路はガラガラ!!みんな、待ち焦がれた夏時間の初日、絶対に明るいうちに家に帰るぞ、って気合いが溢れていたみたい。
そしていよいよ今日がこのHP/日記の1年目の最終日。日記の初日が4月6日だったからね。1年前も寒かった事が書いてある。いやー、小学校の時も日記は基本的に3日坊主だったのが50を過ぎて1年続いたってえのは奇跡に近い。
人間、何歳になっても変れる!!身体は硬くなっても、気持ちは柔軟に行きましょう!!
一時出かかったお笑いのニューフェース達もそろそろ世代交代みたい。バラエティーの司会やらドラマ出演(大河ドラマや奥様は魔女)で忙しい先輩たちに追いつき追い越せって感じで若いグループが出始めているネ。そんなグループを紹介してきたのが「エンタの神様」。最近はカミサンに頼んでビデオに録画してもらっているので結構見てるTODOSなんですよ。
佐賀県の歌で有名になった はなわ もこのところ毎週ガッツ石松をネタにした「ガッツ伝説」でエンディングを飾ってるね。活きの良い若手でTODOSが推薦する有望株をリンク入りで紹介しておこう。中にはもう他の番組に出始めている人も居るみたいだけどね。
ドランク・ドラゴン
おデブの塚地クンとヤセの鈴木クンの2人組コント。色んなキャラを作り出して寸劇・コントで笑わせてくれる。
アンジャッシュ
好青年風渡部クンと個性的な目のあたりが特徴の児島クンの、これもコント。ストーリー展開もなかなか面白いし、シナリオが練れているネ。
インパルス
大柄の突っ込み堤下クンとヤセのボケ板倉クンのコント。考えるとコントが3組続いているね。漫才よりもコントブームなのかなあ・・・。
陣内智則
この人は一人でコントをやる。漫談じゃあないんですよね。ハイテクを駆使するって言うか、録音やVTRなども使って一人芸。良いッスヨ!!
青木さやか
男性の一人コントを紹介したから次は女性の一人。この人は漫談だね。尊敬する芸人は清水ミチコさんらしい。元アナウンサーらしく、しゃべりは上手い。奥様は魔女にも既に出演中。毒舌で芸能人の悪口を言う時にTだとかSだとかイニシャルで表現するところを彼女は声には出さないで口の形で言っちゃうからモロ分り。いいのかなあ・・・。
と、まあ色んな若手が出始めている。TODOSの予想ではこの人たちは出てくるよ。まあ、見てなさいって。
廃盤になっているラッセル・マローンの1991年録音のCD、"RUSSELL MALONE" が手に入った。ジャケット写真を見ると当然なんだけどスッゴク若い!!ギブソンのカスタムラインであるバードランドを弾いている。
伸びやかでマイルドなトーンで、1曲目はスピード感溢れる Wives And Lovers をコンテンポラリーな感じの4ビートでオクターブ奏法も交えながらの熱演。そうかと思えばベテランベーシスト、ミルト・ヒントンと極めてトラディッショナルなアプローチでの When I Take My Sugar To Tea や、アコースティックギターを使ってのデュオで St.Louis Blues をやったりとカラフルだけどもメインストリームの枠の中での好演が続く。
中でも面白かったのがピアノのハリー・コニックJr. をバックに I Don't Know Enough About You と言う歌を披露。これが、良い!!凄く良い!!深いトーンの声で、「粋」である。ギターはアコギを間奏で少し絡ませるだけで、ピアノの伴奏だけで(ベースもドラムも無し)飲み屋のアフターアワーズって感じ。
今月にニューアルバムが発売されるのが待ち遠しい・・・。(しかし、発売前に e-bay や Half.com ではどうもプロモーション盤とおぼしきブツが安値で出回っている。既に発注をかけています。)
今日はHiro師匠のレッスン日。ブルーノートのライブも目前に他の仕事も積極的に取られお忙しい中でのレッスンをお願いすることになったのです。 お宅へお邪魔するとナント
名器 Abe Rivera を前に電動ドリルをブ〜〜〜ン
と回しながら何やら作業にかかろうとするところ!!
オ〜〜〜〜ッと何をするのか!!
「いやね、ストラップピンの位置が気に入らないので場所を変えようと思って」と気楽におっしゃる。どうもオリジナルの位置ではポーンとハイ・フレットに来た時に左手親指が当たるとの事。それで元のストラップピンを外して同じような色の木材で塞ぎ別の場所にドリルで穴をあけて取り付けようと言う大胆な作業。
いや、大体、このリベラ君(100万もする筈ですよん)ネックの形状が自分に合っていないからと既に他のルシアーに依頼してネックを薄く・そして細くする加工が済んだばかり。段々とオリジナルの姿から変貌を遂げて行くリベラ君を前にHiro師匠は気軽に、「ネックに変更を加えたら更に箱鳴りがするようになって、良い感じなんですよねェ」だって。買った状態のギターは「素材」!!って事。
オリジナル偏重という傾向には全く興味無く、ワーキング・ギターである事がギターにとって幸せ!!またその変化を楽しみながら自分の音作りをして行くと言うプロの考え方。いいなあ・・・。確かに少し弾かせてもらったけど、リベラ君は前とは全然違うのだ。もうちょっとネックの角を落として丸味をつけたいって希望だそうです。
そしてボクのギターが最近「ド」つまり「C」の近辺で共振が出ているので診断してもらった。色んなところを手で触ったりしながら数分経った時に、「あ、これかな?」とFホールから指を突っ込んでボリュームのツマミの裏側を押さえて、「これなら共振しないねえ」だって。んー、確かに・・・。結局、ツマミの裏の結線している部分を少し曲げてみたら見事に共振がストップした!!!!驚き、である。
Hiro師匠の言葉。
「所詮、ギターは道具だから、色々いじってみてもいい訳だし、そうそうは壊れないけど、壊れたら修理すればまた使える。だって木工細工だもん。」
だよね。そういやあゴルフクラブも自分に合わせて改造してナンボだ!! 同じじゃん。
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