とどすダイアリー
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2004年11月09日(火) i-Pod とか・・・

世界的にハードディスクプレーヤーが流行っているようですね。i-Pod もカラー液晶で60Gbバージョンまで新発売してるし、韓国勢も頑張ってるし、日本も遂にSONYさんがATRACを諦めてMP3コンパチにしようとしているし・・・。でも、まだ高いよね。今のうちに各メーカーともi-Pod が引っ張ってくれている高値で儲けようとしているのはミエミエです。

いつ誰が値段を崩すのか?あと半年、と読んでいるんですが。さて、どうなることやら。さて、先日書いたように今アメリカにあるCDをとにかくリッピングしてどうなるのか試しているのですが、遂に大体の目途がついて来ました。さあ、どんなサイズになったのでしょうか?

21Gb!!

そうなんです。アメリカにあるCDだけで20Gbを超えちゃいました。あ、これはオフィスおいしゃんプロデュースのCDは入っていないんで・・・。まあ、私の場合は60Gbが必要になるんでしょうね。でも8万円くらいするんですよね。だからmp3のリッピングはしておいてもまだ買わないもんね・・。

こうしてリッピングして気が付いたのは、ジェイミーのCDは全部曲が登録されていること。凄いね。レッスンCDとかマイナスワンはこうやってmp3でパソコンに入れておいたほうがハンディに使えそうだ、って感じです。ジャズギ発展途上人(後進人なんだけどね・・。ハハ)にとっては便利ッス。

今夜会社出たときは2℃、今晩の最低気温予報はマイナス4℃・・・・。ブルブル


2004年11月08日(月) 踏み切りは一旦停止?

先日我がオフィスに1名増員があったのですが、その着任時の注意事項の一つに「アメリカでは鉄道の踏み切りで一旦停止せずにそのまま走ってください。下手に停まると追突されますよ。」と言うものがありました。ま、それがこちらの交通ルールなのです。マンハッタンで歩行者が堂々と警官の前で赤信号でも車が来ないからと渡っても、これも一般常識と言う名のルールでOKなのですから、同じくOKなのです。何のコッチャ・・・。

ともあれ、今日付けの日経新聞の「インタビュー・領空侵犯」と言うコラムに衆議院議員の原田義昭氏が「踏み切りノンストップ」として「内なる規制意識を疑え」と言っている記事が目に留まったんですね。ある学者の試算では交通の流れは1.7から2倍になり、年間2千億円の経済効果があったり、省エネ効果もあるそうだ。

それよりも

「国民一人一人がまず刷り込まれている規制の根拠や常識を疑ってみることが大事」

だよね。

確かに踏み切り一時停止の交通ルールは日本と韓国だけなんだってさ。

マジョリティーが全て正しいって訳じゃないけど、胸張って言えるマイノリティーの部類ではないみたいですね、この場合は。

考えよう、自分の脳みそで!! ってことかもね。


2004年11月07日(日) Web繋がりって凄い♪

今日も継続してリッピングをやっていますがボーカルを除いてだいぶ目途が立ってきました。いやぁ、世の中便利ですわい。

そうそう、こうやってCDを整理している中で当初アメリカに赴任する時にかさ張ると思ってCD用のファイル(中身だけ入れるやつ)にお気に入りのアルバムを幾つか入れて来たのですが、その中で大森明さん(as)がエルビン・ジョーンズと共演している Trust In Blue と言う大好きなアルバムがあるのですが曲目などが分からず、Webで検索していたら 大森さんご自身のサイト に行き当たりました。NYの話題も含めて非常に参考にもなる中身の濃いサイトです。この日記をお読みの皆さんもご訪問下さい。しかし残念ながら Trust In Blue についての記載がありませんでした。まあ訪問の記念にと思ってBBSに書いてみたら、折り返し曲目などを教えていただきました。丁寧なJazzマンですね。嬉しくなりました。

本当に日本のJazzアルバムは、ある時に買っておかないと二度と入手できなくなるようです。私の Trust In Blue は貴重品よ!!

さて、話変わって、昨年はハローインのシーズンに怪しい写真を期間限定で公開してOFF会に写真参加のきっかけをつくりましたが、今年も更に怪しいカブリモノ写真を公開中です。去年は naka-G さんに「ゴルフシャツじゃねぇ」って言われたんで、Tシャツにしてみましたが・・・。
去年探せた人は簡単に見つけられますよ♪



2004年11月06日(土) 止まらなくなった。

えっ、何が、って。リッピングですわ。
アメリカに来てから e-bay などのお陰でCDが増えちゃって整理が結構大変な状況になって来たんですよ。未だ i-Pod などのHDプレーヤーを買う決心はついていないのですが、今使っているパソコンが320Gbも容量があるので取り合えずはハードディスクに整理してみようかなと思って実験してみたのです。

そしたらインターネットに繋いであれば殆どのCDは日本のモノも含めて情報が全部入ってくるので便利・便利。あ、使っているのは i-Tunes じゃなくて Windows Media Player 10 です。アーティスト別・アルバム別にフォルダーで整理されるのでジュークボックスみたいね。アルバム・アーティストがデータベースでは例えば Kenny Burrell だけだったり Kenny Burrell Trio だったり色々するので若干の手直しは必要ですがね。たまには Vol.1 と Vol.2 を間違えているのもあったりするけど、まあご愛嬌。

音はベストじゃあないですが、取り合えずパソコンには BOSE のスピーカーも繋いでいるしね。ソファで寛ぐのが本当は良いんでしょうが、またもやパソコンの前に居る時間が長くなる気配も・・・。まあ、ジャケット写真と演奏中の曲目がディスプレーに表示されるのも良いものです。

今日は半日殆どノンストップでやっているのに、まだ半分も整理できていないので明日も頑張らねば・・・。
(あ、たーぎの練習も、ネ。)


2004年11月05日(金) リハビリ・レッスン

今日は久し振りにHiro師匠のレッスンに行くので気合を入れていたら突然色々と本業系でありまして、何とか潜り抜けてHiro師匠宅へES125Tを持って駆けつけることが出来ました。師匠は今日は知り合いのギター初心者に頼まれて購入してきたと言うCortのソリッドを試しながらのレッスンとなった。チューナーはBOSSのTU2と言うデジタル式のを使わせてもらったけど、これがチューニングし易いしピタッと安定するんですよね。今度買おうかなぁ。

さあ、久し振りと言うことなのだけど、いきなり「あ、今日はサテン・ドールやりますからぁ」と事も無げにおっしゃるHiro師匠。出来たら嬉しいやねぃ、大好きな曲の一つです。特にカーメン・マックレーの2枚組みグレート・アメリカン・ソング・ブックのスターターの曲でチャック・ドマニコのベースだけの伴奏で歌い始めてジョー・パスが絡んでくる名演奏が頭をよぎります。だけど、そんなん弾ける訳あらへんがな。(何で関西弁なんやねん?)それも今日は紙には書かないから覚えてください、だってさ。へ〜〜〜〜、でんがな!

しかし、そこはHiro師匠の「親身の指導」。乗らされて気分良く何だかできるような気になってくる。確かに2度上がるパターンで弾いてみると単純な作りですなぁ。私がバッキングをやってHiro師匠がソロを取ったり、逆をやってみたり。何となく気分は良好なのであるなぁ、これが。勿論、このまま家に帰ると、「あれっ」てなことになるのは分かっているけれど、でも今回は少しはやる気が出てきたゾー。

さあ、練習、練習。



2004年11月03日(水) 枯葉

今日はボストンまで車で出張。2時間のミーティングの為に朝6時半に出て行って、夜の6時半に帰ってきました。片道350Kmくらいもあるんだから仕方ないですが肉体的には疲れます。アメリカで仕事をすることの無駄の部分ですね。やたら国がデカイから・・・。

NYよりも北になるボストンへの道すがら、風景はもう冬景色に相当近付いてきました。ついこの間まで紅葉していた木々が丸裸状態に移行しています。まだ木に付いている葉も黄色から茶色へと変色しており落ちるのも間近と言う風情。

ラジオではケリー敗北、ブッシュ再選のニュースが・・・。4年後はヒラリーが出てくるんだろうナァ。

The falling leaves
Drift by the window ♪♪

----- 天気予報を見たら今晩の最低気温が  1℃  になってる ----


2004年10月31日(日) インディアンサマーな一日

今日のハロウィンはインディアンサマーな一日でした。(Indian Summer : 小春日和、夏じゃないのに温かな日、って学校で習ったよね)気温が20℃を超えて半袖でOKだったのですが、天候不順なNYのこと、万が一&念のためと思ってセーター+上着を持っていたのがメチャメチャ邪魔でした。

何故かブルーノートに行く地下鉄の路線をA・Cに乗るつもりが1・9に乗ってしまいお陰でウェスト・ヴィレッジの朝の散策が出来ました。≧(´▽`)≦アハハハ。それでも11時半にはまだリハ中のブルーノートに入り、 井上智(g)  百々徹(p)  中村健吾(b) ・ジョーストラッサー(ds)のカルテットを2セット堪能。ブランチライブお約束のハンバーガーも美味しかったし、JALファミリークラブで10%引きになるのもオイシイっす。こんな素晴らしい演奏を2セット丸々聴いてチップ払って20ドルだもの、やっぱNY♪♪
空調の関係かブルーノートの中も暑くて演奏している皆さん可哀想なくらい汗でベトベト。それでも気合のプレーは聴いていて清々しかった。両方のセットでフィーチャーした井上さんのオリジナル「55」。さあ何だと思います?55番と言えば松井選手の背番号、ゴーゴー・ゴジラって応援する曲なんですね。そして55ですから5拍子になっていると言うのもお洒落なJazzっぽい引っ掛け。ソロの途中でテイクファイブも出てきてご機嫌でした。

そして夜の部はイリジウムで タック&パティ 。8時開演の予定がお店の都合で8時45分になったのは参った。妙な前座っぽいステージを見る羽目になっちゃった。だからホントはダブルヘッダーの予定がトリプルヘッダーだったのです。ま、ともあれ、タクパティのPAは何か非常に特殊な感じ。ペダルボードとアンプヘッドにギターは繋がっているみたいですけど、ボーカルマイクも何かそのアンプに繋がっているみたいだし、何かワイアレスの機器も繋がってるし、耳に何か付いている感じもする。ただスピーカーは舞台の前に小さなのが2つ設置してある。何か非常にハイファイな音作り。一説によると完ぺき主義の奥様パティが相当にうるさく、旦那には1曲ごとにギターのチューニングを義務付けているし、音程を完璧にする為に、声の返りをワイアレスで耳に仕込んだレシーバーに送っていると言う話も・・・。ホントかナァ??

そしてタックのギターはCDのジャケットで見る使い込んだL−5でした。弦はラウンドですね。大体はフロントとリアのピックアップをミックスして使ってるけど、曲によってはリアのみ!!でフロントのみって使い方はしなかったナァ。ともかく独創的なギターです。ハーモニクスも多用するし、パーカッシブにフレットボードを叩いてのコード&ハーモニクスも凄かった。超絶技巧ですね。風貌もスタンフォード大学卒と言う学歴も何か全てに宇宙人を感じさせる人です♪

パティーのボーカルは凄いソウルフル。愛・地球・母・・・みたいな歌い上げをやったり、何か宗教的と言うかダウン・トゥー・アースな凄みがありました。スキャットも凄いし、ギター抜きのアカペラでのブルースには圧倒されました。引き込まれる魅力のあるボーカリストです♪

今日は銀塩カメラで撮影したのでアップはチョット時間かかります。ストロボ無しの撮影、チョット自信ないけど。


2004年10月27日(水) 岡安芳明さんの話題

ともかく明るい話題は、ニッポンを代表するギターの名手である岡安さんがチョット長かった療養生活に終止符を打ち復帰に向けて動き出されたと言うこと♪TODOSは岡安さんのDearと言うアルバムが大好きで毎晩ベッドに入る前に小さめの音量でCDをかけるという日課がもう1年近く続いているんです。長髪の優しい目をした岡安さんがご自身のお子さんをいとおしむ様に見ているジャケットも秀逸!!

夏に仙台でベースの金子健さんとお話しした時は来春発売の金子さんのリーダーアルバムに2曲ほど岡安さんにゲストで演奏してもらうことが決まった、って聞いたんですが、その録音が今週行われているらしい。HPには年末のギグの予定もアップされていた。

おめでとう、岡安さん♪♪

偶然とは奇妙なもので、先週末ビデオのDVD化をやっていたら「セレクト・ライブ・イン・ジャズ」にモンキー小林って書いてある回があったのでMPEGに落としてみると、最初に刈り上げヘアでアイバニーズのナチュラルカラーのGBモデルをバリバリ弾いている若者が映ってる。すっげー上手い。音は分厚く太くゴリゴリと快速演奏だ。一瞬テロップに目を疑ったんですが、なんと

岡安 芳明

って書いてある!!そう、15年前の岡安さんなんですね。Dearのジャケットの写真からは何か想像出来ないイメージ。優しい目と言うよりは若干スペシウム光線出てるんじゃない、って感じで何かを求めている鋭さがある。

多分 naka-G さんなら昔からの岡安さんをご存知だからナントも思わないのかも知れないけどTODOSにはびっくりでした。でもその後げDearを聴いてみると随所に15年前の面影を感ずるフレーズが出てくる。

ともかく、岡安さんのギグを生で聴いてみたい!!って思っている今日この頃です。


2004年10月25日(月) RSVP

RSVPってナーンだ??

VSOPならお酒好きはブランデー、ジャズ好きはハービー・ハンコックの Very Special One-time Performance と言うマイルス・トリビュートのバンドを思い出すのかな。

アメリカ・イギリスで招待状を貰うと大体最後の行に書いてあるのが、これ「RSVP」です。その後に日付が書いてあったり、電話番号が書いてあったり、又 Regrets Only なんて書いてあったりします。もっとも身近な例は子供の誕生日会の招待状かな。生活の知恵で知っていたのは「お返事してね」って意味なのです。日付は返事の期限、電話番号は電話で返事してってこと、Regrets Only は来れないなら連絡下さい(逆に言えば連絡しなきゃ、来るってカウントするよ、って半脅迫)てな風に使います。

日本なら<参加・不参加>とかを棒線で消すとかして意思表示を明確にしますし返信用ハガキが付いてたりしますが、こっち流はRSVP。でもこれだと本当の出席者人数把握がしにくいのが実情。結局、主催者が電話かけまくって確認するんだから・・・・。

ところで、このRSVPが何の略なのかやっと分かったんですよね。
それはナント、フランス語だったのです!!!

“Respondez S'il Vous Plait”

Rは Respond か Request だろうと思ってはいましたが、SVPがお願いしますと言う意味の S'il Vous Plait とは・・・。日本人の頭では理解出来ませんワ。




2004年10月24日(日) 友あり遠方より来たりて

もう20年前になるんだねぇ、私がインドネシアに最初に駐在したのは・・・。(チャンジーになる訳だ、あはは)なんて思い出に浸っているんじゃあ無いのですが、当時ジャカルタで知り合った石油関連企業の駐在員で同年代のS.I.さんがNYに出張して来て一日旧交を温める為に日程を空けてくれたのです。

彼もミュージシャンで歌も上手く、ジャカルタでは生バンドをバックに2人でビートルズをハモリまくったり、日本駐在員バンドを結成してスタジオで練習してみたりと仕事抜きでの親交を持っていました。

マンハッタンで午前中に落ち合ってから、先ずはグランド・ゼロで祈りを捧げた後にサンデーブランチと言うことでヴィレッジの Philip Marie 井上智さん のギグを聴きに。今日は最近井上さんが共演している凄いベーシストの 中村健吾さん にドラムを加えたトリオでの演奏。ツーセット聴かせて貰って堪能!!来週は Blue Note でのブランチ・ギグ と言うことなのでこれも是非に行かなきゃ!!(Ike-Gさん、待ってまっせ、って無理か?)

それから少しヴィレッジを歩き廻ってタイムズ・スクェアへ。ヴァージン・レコードや48丁目の楽器屋街を覗いてミッドタウン観光。夕方になったので我が家で焼肉パーティー。S.I.さんはギターも達者なので色々と酔うほどに弾いておられたが、ジャズはやったことないと言いながらもCDに合わせてコードをシッカリと取ってテンションの入った伴奏をするのは流石に長年の年季を感じさせるナァ。正直、羨ましいヨ。

夜は更け、次は日本でね、と約束して彼は戻って行きました。
単身赴任のNY,

友あり遠方より来たりて又、楽しからずや。。。。。


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