とどすダイアリー
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2005年05月26日(木) かに〜〜〜〜!!

色んな土地を歩いていると「名物」ってあるものです。「美味いモノ無し」とかとも言われますが、今回のは当たりでした!!それはワタリガニです。

ここボルチモアは海辺の街で近辺は入り組んだ湿地帯なのでカニが良く捕れるそうです。そのワタリガニを伝統的な味付けで豪快に食べさせてくれるのが オブリッキーズ なのです。お洒落なシーフードレストランはインナーハーバーと呼ばれる港の周囲に沢山あるのですが、ここは繁華街から外れた一見するとやばそうなエリアにポツッとあるのです。

夕方電話して予約しようとしたら、今日は予約は取らないからとにかく来て下さい、と言うのでタクシーで行ってみたらメチャ混み!!1時間はたっぷりと待たされて(と言ってもビールでご歓談)席にやっと着くことが出来ました。いや、凄い!!

先ず訊かれたのは「ハードシェルクラブを食べるか?」と言うポイント。そりゃあ、それを食べに来たんだから、と答えると、テーブルを覆う紙とゴミ箱を数個持ってきた。つまり、カニを食べると汚れるから最初から掃除しやすいように、また洗濯する手間を省くためにテーブルクロスじゃなくてテーブルぺーーパー、そしてカニの殻を捨てるために袋がついたゴミ箱。準備がいいや!

最初は前菜的にスープと、ソフトシェル及びクラブケーキを頼みワインで乾杯していると、注文したカニ18個(1ダース半)がやって来ました。それが下の写真です。あ、今回のディナーに参加したのは5名ですから一人3.5個かな。当然ですが、直ぐに皆真剣に食べ始めて口数は少なくなりました。≧(´▽`)≦

まいう〜〜〜!!そしてデザートがこれ。やっぱり出張は太るんであります。

    

豪快にドサっと積まれたカニ!!     これが5人が注文したデザートなりぃ


2005年05月24日(火) おっとトラブル

昨日からワシントンDCの近くのボルチモアと言う街に来てる。学会・展示会があって日本からの出張者や首脳陣の世話も含めて4時間の道程をドライブでやってきた。ここはMLBのボルチモア・オリオールズの本拠でとてもりっぱな野球場がある。今日からはシアトルマリナーズが来ているらしいので、学会に参加している日本人の人たちは結構観に行くって盛り上がっているね。

ところがTODOSは9時に到着予定の偉いさんを空港に迎えに行かなきゃならないんで、展示会を済ませてから軽くジャンクフードで済ませて待機。とにかく地方出張するとヘルシーフードを食することが途端に出来なくなるので覚悟してるのです。今回はホテルにプールとジムがあることを出発前に確認したので海パン(表現が古いね・・・)持ってきていて、実は今朝はジムで一汗流した後に結構泳いだので、その分をジャンクフードで差し引きかな。

最初のトラブルはボルチモア空港で到着便を幾ら待っても電光掲示板がその便だけアップデートされずに到着がどんどん遅れている。同僚に電話してインターネットで確認すると間違いなく離陸していて、あと30分ほどで到着するというのだが、その情報と相前後して電光掲示板から当該フライトの情報が忽然と消えた!!ほかの便はチャンと表示されているのに・・・。離陸していて、情報が消滅、ってことは・・・・「墜落」と言う最悪の事態もあり得るかも、と言うので係員に聞き回った結果、着陸した、とわかり一安心。首脳陣も疲れた表情で出てきた。良かった・・・・。

しかし、トラブルはこれでは終わらない。某ホリデーなんちゃらホテルにチェックインしようとすると、「予約を入れていることは確認しているが、部屋が物理的に無いのでほかのホテルに移って欲しい」と。。。。絶句である。だって本社の常務と取締役なんだから。受け入れ側としてはとにかくホテル側と交渉しまくって見るが、謝るばかりで埒があかない。こちらが勝ち得たのは、夕食をタダで食べさせること、2泊分の宿泊費は一切払わない、ホテルまではキチンとしたリムジンで送迎する、の3点となった。(我々の部屋を明け渡そうにも既に汚れており、時間も遅いのでルームメイクし直す時間も無し)

何とか偉いさんお二人にご納得頂いたが、波乱含みのボルチモアです。


2005年05月23日(月) Bobby Broom

先日は若手期待のギタリストとして Jonathan Kreisberg を紹介しましたが、今回は違うパターンでソウルフル派の Bobby Broom です。通の方ならベンソンの後を追う若手としての活躍をご存じかも知れませんが、ジャズギ初心者のTODOSは全然知りませんでした。アマゾンなどのサイトで試聴をしながら、あれっ、これ良いかも、と思って何枚かCDを仕入れたのがきっかけです。

小難しいコードで迫ってくる訳でもないし、テクニック的に変わったことをやっている訳でもなく、CDによってはポップ寄りなカバー曲をかなりストレートにやっているのですが、それがまた良いんです。TODOSが気に入ったのは、そう言うソウルフルな黒っぽいフィーリングと共に、その音色です。ピックが弦を通り過ぎて音が太めに弾き出されている、と言う表現が正しいのか分かりませんが、何とも素晴らしい音なのです。

Hiro師匠とそんな話しをしていたら、師匠曰く「あ、彼のCDジャケットで見るとやっぱりベンソンみたいに逆アングルのピッキングだね」との分析。そのジャケット写真は下に貼っておきましたが、そう、このピックの角度です。腕が長くないと出来ないと言う話もありますが、この角度がこの音色を呼ぶのだとすれば、TODOSとしてはテクニックよりも何よりもこのピッキングをマスターして、ぽーんと一音良い音を出したいと思っちゃいます。やっぱり音色が原点じゃないですかね。



最近活動中のオルガントリオユニット


2005年05月22日(日) 井上智 at Blue Note

お馴染み関西系(どういう意味や??)ギタリスト 井上智さん ブルーノート・ブランチ・ギグと言うことでまたまたたったの20ドルで2セット聴いて参りました。

今日のメンバーはピアノ、ぴったり息の合った 百々徹さん 、ドラムスはニュースクール時代からの友人と言う正確無比なタイム感のジョー・ストラッサーさん、それにベースは前回とは替わって女性の Ueda Noriko さん (ご免なさい、漢字分かりませ〜ん)と言うカルテット。TODOSは例によって早めに入店して井上さんの正面最前列を確保。特にアーチトップのギターは生音とアンプの音が混ざった状態を聴きたいので、前の方に陣取りますがバンド全体の音のバランスはもうちょっと後ろに下がった方が良いのかも知れない。しかしギター勉強中の我が身としてはどうしても近くに座りたくなるんですよねぇ・・・。

今日は出来たてホヤホヤの自作曲で未だ名前も無いのを2曲など新しい試みと、スタンダードを凝ったアレンジで聴かせてくれたり(特に Love For Sale!!)、お馴染み井上さんのオリジナルである、ヤンキース松井秀喜に捧げた五拍子の「55」や「カリプソ・エニウェア」(智さん、エブリウェアじゃあ〜〜りませんよ!!)など盛り沢山で存分に楽しませて頂きました。

智さんのエイブリベラ・ビバップから繰り出されるレガートの美しさは相変わらず凄いです。勿論多彩なテクニックは凄いんですが、何でもないメロディーやゆっくりしたフレーズを奏でるときのレガートが素晴らしいです。百々さんのピアノも繊細さと大胆さが交錯した端正なフレーズが格好良いし、当然リズムはお任せのジョーは完璧ですよね。そして忘れちゃいけないNorikoさんのベースはグイグイと引っ張っていく力強さがあって、目を閉じて聴いていると女性だとは思えない。あ、ここのところはピアノの大野智子さんも同じだなぁ。そして2人とも素敵に格好良いし・・・。

いやぁ、20ドルでこんなに楽しめちゃ申し訳ないッス。

(百々さんの写真無くてご免なさい・・・)

        


Bibopが格好いい井上さん    この表情が良いですよね      NorikoさんのピッチカートGoodです


2005年05月21日(土) インターネット接続スピード

ともぼんさんのところも光を導入したって書き込みがありましたけど、日本では続々光ファイバーが家庭まで来ていますね。ここアメリカでは光ファイバーのFTTHは始まったばかり。やっとNY/NJ近辺の一部のエリア(ハッキリ言ってお金持ちが沢山集まっていて契約が取りやすそうなところ)でチマチマと工事が始まったようです。あ、因みにTODOSの住んでいる地域は未だです。涙

先日、友人がFTTHを契約し工事が完了したとの連絡がありました。日本との違いを少し皆さんにお教えしましょう。

1.日本は光ファイバーが家の壁から中まで入ってきてONUと呼ばれる光を電気に変換するボックスが室内に設置されますが、アメリカは家の外壁にONUが取り付けられます。だから家の中に入ってくるのはLANケーブルになります。

2.アメリカのONUは多機能で、IP電話や将来的に始まるIPTVの機能も外壁に付けられるボックスの中に入ってますので、あとから小さなハコがごろごろと追加されることなくスッキリしています。

3.従って電話の接続はそのボックスから今ある室内配線に直接繋がるので、新たな室内配線は不要になります。これもスッキリ。

4.将来のIPTVもCATVの室内配線に繋がるので室内は何もする必要はありません。

5.更に!!電話会社がPCの接続を全部やってくれてスピードを計測し5Mbps出ていることを確認して工事完了となります。更に、更に。PCが複数の場合に電話会社が提供する無線LANを同時購入すればこの工事もやってくれます。だから無線で繋がるPCも設定して速度計測して上手く動いていることを確認して作業終了。日本の某N●TはONUまで信号が来ていることまで確認したらPCは関係なく帰ってしまうのではないでしょうか?


ここまでやれよニッポン!!

そうそう、その電話会社が速度計測に使ったソフトを紹介しましょう。皆さんのところではどんなスピードが出ていますか?

 ここをクリックして!! 

因みに我がアパートのCATVモデムは下り4.9Mb上り420Kb程度で結構速いことが判明。
もしかして・・・、日本のBフレッツ、遅くない?????


2005年05月19日(木) アメリカの優れモノご紹介

これまでも何度となくTODOSが発見したアメリカの優れモノがありましたが、今回は

水無しで手が洗えるジェル

を紹介しましょう。日本でもお馴染みのファイザーと言うれっきとした医薬品メーカーがアメリカで売っている Purell と言う製品です。(写真は下に)見かけはジェル状石けんか、はたまた整髪剤みたいなのですが・・・。

TODOSが Purell と出会ったのは先週末のゴルフ合宿。ハーフウェーハウス(10番ホールのティーグラウンド横)でハンバーガーをパクついたのですが、美味しかったのは良いとして、たっぷりとかかったケチャップとマスタードがどうしてもはみ出て来て手に付いちゃうんですよね。売店のおねえさんに

「手を洗いたいんだけど、水道は無い?」

って聞いたら、ニコッと笑って

「水道な無いけど、これで手が洗えるわ。試してみる?」

って渡されたのがこの Purell のボトル。半信半疑で、もし後でベトベトしたらゴルフにならなくなるよなぁ、と呟きながらも好奇心旺盛なTODOSとしては早速のトライ!!ハンドポンプを押すと緩めのジェルが出てくる。不安が胸をよぎるものの、両手を合わせて揉んでいくとスーッとしてくる。アルコール成分だよねえと思っていると、ジェルが消えて、手に残ったのはサラッとした感触!!

いやー、これには驚きました。ケチャップ・マスタードは消滅し、手はサラサラ・しっとり!!ゴルフグローブをして残り9ホールも何の問題無し。

早速、帰りにスーパーに寄ってブランドをチェックした次第。これからの夏のシーズンには日焼け止めを塗る必要があったりしますけど、困るのがその後の手のベトベト感。もしかすると Purell の携帯用を持って歩けばこの問題が解決するかも!日本のファイザーのサイトにはまだ掲載されてないから日本では残念ながら売っていないかも知れません。

こちらでは99.99%の一般的なばい菌を殺す、ってハッキリ書いて製薬会社が売ってますのでまともな商品ですが、それだけに薬事法とかで準備が整っていないのかも知れませんね。



こちらはアロエ配合の Purell

80.6-22


2005年05月17日(火) バーベキューシーズン間近

サマータイムになって8時過ぎまで明るいし、段々と暖かくなってきているし、そろそろバーベキューのシーズンです。残念ながらTODOSはアパート住まいなので自宅でのバーベキューは出来ないのですが、一戸建てに住んでいる同僚・友人宅で今年も何度かバーベキューに行けると期待しています。

日本のホームセンターでも最近はバーベキューセットを売っていますが、サイズは日本の住宅事情並ですよね。そこで今日はアメリカで普通に売っているバーベキューセットの写真をお届けしましょう。この前に人が立って丁度の高さです。デカイでしょ!!

もう一度言いますが、これが

      普通

です。ハイ。



2005年05月14日(土) ゴルフ合宿

今週末は体力増強週間(?)として2日間連続でのゴルフに行って来ました。場所はNYからクルマで2時間くらいのコネチカット州ハートフォード。NY近辺はゴルフ人口が多いのに自由にプレーできるコースが少なくて大変なのですが、CTまで走るとそこはゴルフ天国!まあ50ドルくらいでメンテナンスの良いコースでプレー出来るんですね。

初日は友人が Men's Club と言って同好会的なものに登録しているパブリックコース。結構歴史があって芝付きも良く、グリーンは「すずめのかたびら」が多い割には良く仕上がってます。大変良く考えられたデザインで、戦略的ですがフェアであり、攻めていて楽しいコースです。羨ましいなぁ・・・。アップダウンは結構ありましたが、お約束の体育会風キャディーバッグ担ぎでのラウンドを満喫、心地よい疲れです。



ドッグウッドです。日本語ではなみずき

夜は友人宅で彼が真冬に凍った湖に穴を空けて釣ったスメルト(日本名はキュウリ魚というらしい)の唐揚げで先ずは乾杯。ししゃもを少し大きくしたサイズで頭からカラッと揚がったのに塩をかけて食べると絶妙に美味い!!。それから同じく彼が釣り上げたイカをイカソーメンにしたり、ワタと和えて炒めたりしたイカづくし料理に舌鼓。

2日目は昨年オープンしたばかりと言うアーノルド・パーマー設計のチャンピオンコースに挑戦。ここは乗用カートでのラウンドが義務づけられているので少し残念だけど、ホールとホールの間が距離あるのでこれはやむを得ないでしょう。ここはフルバックからやると長いし、短めのホールはグリーン周りが深いバンカーに囲まれていたり、池が直ぐ側まで迫っていたりと、テレビで見るトーナメントコースの様相。ただ残念ながら開場間もないこともあって芝・グリーンの状態などがまだ未完成。熟成したらプロの試合をやるには良いコースになるでしょうね。



パターのヘッドカバーを新調!!
赤ちゃんの靴みたいで可愛いでしょ

このところ週末になると必ず雨が降っていましたし、この2日間も雨・雷の予報でしたが、そこは普段の行いの勝利!!我々がプレーしている間はOKでした♪♪


2005年05月12日(木) Kenny Burrell Live のお知らせ

最近は気候温暖な西海岸にずっと居られてNYでの活動が全くない巨匠です。2年ほど前にサンフランシスコでライブがあったのですが気がついたときは既に間に合わなかった記憶があります。

今回はたまたま Yoshi's のスケジュールを確認してみたら、ず〜〜〜っと下の方に見つけました。クィンテットで8月25日(木曜日)から28日(日曜日)までの4日間出演するではあ〜〜りませんか。(チャーリー浜風にてお願いします。使用許諾 from Aのマスター)

NYからSFOまでは同じアメリカ国内とは言え、往復12時間のフライトですから、東京→バンコックみたいな距離ですが、ここは何とか都合をつけて生ケニーさんを聴いてこなきゃと思っているTODOSです。

         
巨匠ケニーさん、渋いですねぃ    Yoshi's は寿司屋としても大有名      ライブハウスはこんな感じ


2005年05月11日(水) 気楽に行こうぜ!!

って言ったってどうしても真面目に考えたりするニッポン人。福知山線の運転手も鶴●航空の「逆噴射パイロット」みたいに心身症てな話にもなってきている。「ガラス細工のダイヤ」とか「日勤教育」とか、ストレスを従来「気のせい」「甘ったれた精神構造」とかで軽視しながら効率ばかりを追求してきたニッポンの歪みがここに噴出しているのかな?

そんなことを考えていたら一つの記事にぶつかった。曰く「日本人のチョメチョメの回数は先進国の中で最も少ない部類」との調査があるそうだ。結婚している夫婦に「この1ヶ月に一度もチョメチョメしていない」に○をつけた夫婦が32%、「この1年間に一度もチョメチョメしていない」夫婦が19.2%だったんだってさ。色んな理由があるのだろうけれど、「ストレスにやられてその気にもならない」ってのがあるんじゃないのかな?

ホントかどうかは別にして次のデータもあるそうだ。

フランス 137回
ギリシャ 133回
イギリス 119回
アメリカ 111回
ニッポン  46回 (ダントツですなぁ)

何かと言うと1年間の平均チョメチョメだそうだ。

一方で最近の経済界の大きな話題も「少子化にどう対応するか?」なんだけど
フランス1.89、イギリス1.63、アメリカ2.01となっているなかで日本の出生率が1.29!!そりゃ、「やらなきゃ出来ない」ってのは永遠の真実でしょう。

このままじゃ日本は滅びるよ。社会構造を少しずつでも変えて、もっと家族単位のスローライフを満喫できるようにならなければ・・・。

のんびり行こうよ!!気楽に行こうよ!!

80.6-22


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