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2005年08月17日(水) Mijas と書いて ミハスと読む

さて、今日がゴルフの最終日。Mijas Golf Los Lagosと言うコースに。Mijasと言うと山の上にある白壁の村が有名ですが、ゴルフ場はもっと下の方のどちらかというと平坦な場所にあって、今回のツアーでは始めて広々としたコースでした。TODOSは前日のラキンタの終盤で思っていた左肘の抜き方をテーマに行こうと思いながらパッティング練習していたら突然テンポについて閃きました。「ブーン」と振るが今回のテーマだったにも関わらず、トップで溜める動きが強くなりすぎていると思い、もっとシンプルに「ワン・ツー」で振った方が結果的に「ブーン」と振れるはずと気がついたのです。名付けて「水前寺清子打ち」。人生はワンツーパンチなのであります。




ミハス・ゴルフ 初めて平坦で広いコースでした

てな事を思いながら1番ティーに来るとスターターのおじさんが居て丁寧に色々と教えてくれます。そのしゃべり方を聞いていてTODOSは「あなたイギリス人でしょ?」って尋ねると「YES」。やっぱりね。退職してコスタデルソルに移住し、1週間に2回こうやってスターターの仕事をするとタダでゴルフが出来るんだそうだ。細かいことは聞く時間なかったけど羨ましい話。スタートする前から気分が盛り上がっちゃうね。発音からするとキチンと教育を受けたビジネスマンだったに違いない。んー、深いなぁ・・・。

ゴルフ最終日と言うこともあり、またコースが広くて平坦だという安心感もあってみんな好調にラウンドを進める。唯一の難しさはバミューダ芝のエリアがフェアウェーにも点在するので、ここからのショットは本当に難しかった。でも前日まで悩んでいたK君も当たり出したし、腰が痛そうだったM君もナイスショットを連発、昨日までも安定したゴルフを見せていたS君も好調を持続。TODOSも中だるみがあったものの、それは「イカの食べ過ぎ、カラマリによる空回り」と訳の分からぬことをいいながら調子を出す。特に終盤はビシビシのショットでバーディーチャンスが続き、遂に最終18番ホールで快心のドライバーに続く9番アイアンでピン横につけて綺麗なバーディーを沈めることが出来た。これには膝と腿の締めによるヘッドの「出」が決め手だった。よく覚えておこう。

これにてコスタデルソルの3日間ラウンドは終了。それぞれに得るものがあり満足。昼食にMijasの村へ。広場を眺めるテラスレストランでチョリソやチキンなど少しシーフードから離れた食事。それから集合時間を決めてそれぞれブラブラと村を散策。TODOSとしてはイギリスに居た頃に家族で一度来たMijasなので何となく覚えているところもあり懐かしく歩きました。お土産的なものも買ったり、おのぼりさんとなってのMijas見物はまた楽しい思い出です。

       


ここがミハスで一番美しい路地     広場への階段からの風景です


満腹のみんなはこれじゃ外へ出ての食事は無理だね、とホテルへの帰路スーパーマーケットでつまみを買って今夜は部屋でのんびりと呑もうと言うことに。観光地のスーパーとは思えないほど充実した品揃えにビックリ。魚は種類も量も豊富だし、当然生ハムもブル下がっているし・・・。

        


アンコウも丸ごと売ってる・・・       勿論生ハムも丸ごと売ってます

せっかく地中海に来たのだから水着の美女でも見学しようと思ったのですが時既に遅し・・・。誰も居ない海でおぢさん達は沈み行く夕日を眺めながら加山雄三の歌を口ずさむのみでした。。。




誰も居ない海。サンダルの先が地中海(寂....)


2005年08月16日(火) ラキンタ・ジブラルタル・プエルトバヌース

今日の攻略コースはカリフォルニアのパームスプリングスにも同名のコースがある La Quinta 。Westinホテルが経営する27ホールのコースは更にリゾート感覚満載。でも、リゾートにしては狭いんですよね。ちょっと土地に無理があるなぁと思わせる場面が何度も出て来て、みんなで苦労しました。でも、おぢさん達の夏休みは、ボールを無くしたくらいじゃめげません。楽しく2日目のラウンドを終了。

       


美しいコースなのですが・・・      結構デザインが美術性ばかり優先したようで・・・

ここはマラガから随分と西にドライブした場所なので、それじゃあアフリカ大陸を見に行こう!!と盛り上がり、Sprintersを乗せたオペルは一路ジブラルタルへ。車内ではピーナッツが、タイガースが、平山美紀が歌いルンルン気分の我々はどんどんと南西へ。すると見えてきました、ジブラルタルです。切り立った崖が象徴的な半島の山。この先がアフリカ、なんですが曇っていて残念ながら良く見えません。と、急に渋滞が・・・。どうもジブラルタルに入るのに検問しているらしい、いや英領なんだからパスポートチェックじゃない?でも我々はパスポート持ってこなかったよねぇ。と言いながら様子を見に道路を外れて駐車し歩いて行ってみましたが、係員に「オリジナルパスポート持ってなきゃ通れないよ」と言われギャフン。。。




霞んで佇むジブラルタルです

ホテルまで戻る前に豪華ヨットハーバーに寄ろうと言うことになりプエルト・バヌースへ。ここはコスタデルソルの中でも一番優雅な場所と言うことで超大型クルーザーが係留され、世界の名車が見られる場所として有名なんだそうです。確かに居ますねぇ。これって客船?と思うようなデカイ船が。そしてハーバーを走るのはポルシェ・フェラーリ・ベントレーと、観光客のビンボー人とは隔絶した世界がありました。ここで海を見ながら再びシーフードに舌鼓。アンダルシア2日目の夜は更けていきました。

     


フェラーリが悠然と・・・           どでかいお船です。ベントレーはオーナーの、かな


2005年08月15日(月) コスタデルソル到着して早速ゴルフ

キャディーバック4本と着替えを満載して朝9時過ぎにマドリッドを出発。陸路で約600キロ南下してマラガを目指すのです。今回のクルマはM君が借りてくれたオペルの小型ワゴン+ワンボックス。




日本ならホンダのストリームを少し大型化した感じのお洒落なクルマ。ヨーロッパなので当然のようにディーゼルでマニュアルです。そして旅のお供はM君が持っていた懐かしのヒットメロディーCD集。相当に古い曲から、グループサウンズ、フォーク、昔のかわいこチャンアイドルなど満載。おぢさんの夏休みドライブには最適です。イントロ当てクイズにも花が咲きます♪

一度トイレ休憩に立ち寄った伝統的なBAR(スペインでは「バール」と読みコーヒーや軽食OKです)でスペイン風の濃いコーヒーでリフレッシュしマニュアルなんて何年振りなのかなぁ、と言うS君に運転を交代して再出発。そしたら、それまで真っ直ぐな道だったのが急に山道のS字カーブの連続となりS君はシフトダウン・シフトアップをこまめにせざるを得ず悲鳴を・・・。まあ、それでも我々の世代はマニュアルシフトで運転を覚えたので直ぐにスイスイと快調に飛ばしていきます。流石ですね。

    


   どこまでも続くオリーブ畑      クルマの屋根の窓から見えた山の風景

出発してから約4時間半くらいで空腹になってきたし、クルマも空腹を訴え「あと50キロしか走れないぞ」サインが出たので2度目のストップ。クルマにはディーゼルオイルを食べさせ、我々もスペイン風の昼食を。
やっぱりここはスペイン。レストランのカウンターには「生ハム」がずらっとブル下がり、各種TAPAS(小皿料理)が並んでいます。結構お腹一杯食べたけど安かったなぁ。

           


カウンターの上に連なる生ハムの大迫力     これがTAPASで軽食。美味しくて安い!!

レストランで覚えておかなきゃいけないスペイン語講座。

ウナ・マス・セルベッサ・ポルファボール。
                    これは「ビールもう一杯頂戴。」

ラ・クェンタ・ポルファボール。
                    これは「お勘定お願いします」


さて、これからマラガ市内、ホテルへの道と言うことでM君に再びドライバーチェンジしてコスタデルソル(太陽の海岸)への最終アプローチ。

Hotel & Casino Torrequebrada はマラガ市の西に位置する海岸沿いのホテル。チェックインを無事に済ませ、4時にティーオフを予約している Torrequebrada Golf Club へと向かいます。結構ホテルやリゾートマンションが建ち並ぶ場所を縫うようにして18ホールが出来ており打ち上げ・打ち下ろし・急角度なドッグレッグなどトリッキーな設計です。それでもみんなキャーキャー言いながら楽しみました。TODOSとしては前半の9ホールで今の課題の「ブーン」と振る不動裕理・アニカソレンスタム風回転スィングが上手くいかず、数々の試行錯誤を繰り返しながら山岳コースなら一番安全と昔からやっているトレビノ流でバックナインを凌ぎましたが、課題を残したラウンド。

     


ホテルの部屋から地中海とプール    地中海へ向けての豪快な打ち下ろし    

そして夜は海岸ならではの海鮮料理を楽しみに街へ。セルベッサ(ビールのこと)、ワインに海老・タコ・イカ、そして鰯の丸焼きなどに舌鼓。この1週間はダイエットをお休みせざるを得ない状況を認識いたしました。ハイ。




これが美味!!いわしの丸焼き


2005年08月14日(日) マドリッドに到着です

買い直したコンチネンタル航空62便は直行便なので7時間ほどでマドリッドに着陸。夜行便なので到着はマドリッド時間で日曜日の朝。何かアメリカ西海岸から東海岸へのRed Eye Flightに乗ったような気分になりますが外へ出ると「混沌」の匂いがするんですよ。東南アジアや南米なんかで感じた何故か懐かしさを。

空港で日本から先行して来ていたK君、コネチカットから別便で来たS君、そしてマドリッド在住のM君とメンバーが揃ってM君宅へ。

そう、今回のツアーは中学時代に結成したSprintersのメンバー再会ツアーなのです。文化祭での演奏を目指して練習したのはン十年前。今の4人の年齢を合計すると205歳!!だから\(◎o◎)/!です。丁度

2005年に205歳のメンバー集合

ってのも面白いですよね。

M君宅の近くのショッピングモールで散歩してから奥様の手料理で昔話に花が咲く。当然のようにギターを2台持ちだして近所迷惑顧みず歌いまくった夜でした。さあ、明日からはアンダルシアへのゴルフツアーの開幕。お酒も回って来たところでお休みなさい。。。。。



マドリッドの青空


2005年08月13日(土) スペインへ!!

英国航空のストライキ騒ぎで急遽購入したコンチネンタル航空の切符を手にニューアーク空港に。と言っても最近アメリカの航空会社は紙のチケットは殆ど発行されません。これも経営効率化と経費削減に繋がるのですが、全て予約コンピューターのデータだけで管理される e-ticket なのです。だから乗客は予約確認書の電子メールコピーを持って行くだけ。まあ、間違いが発生した事は経験上無いんですが、何となく不安が残るのは旧世代人類の証拠なのかなぁ・・。

ともあれ無事に搭乗券を貰い、と思ったら「SSSS」!!しっかりとセキュリティーチェックを受けましたよ、トホホ・・・。

しかし順調にセンターアイルの席を確保し、夜行便に備えて i-Pod とアイマスクを出して、っと。さあ、これで一眠りすれば、そこは情熱の国スペインなのです。


2005年08月12日(金) 8万分の1

と、言っても何のことかお分かりにならないでしょうねぇ。

では、日本では目立たなかったと思いますが、こんな記事気がつきましたか?

英国航空、予告なしのスト…8万人に影響

 英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は12日、関連会社の地上従業員の非公式ストライキにより、ロンドン・ヒースロー空港と欧州大陸内の各空港を結ぶ発着便について、同日午後8時(日本時間13日午前4時)までの全便を欠航すると発表した。

 夏の休暇シーズンが重なり、同日だけで約7万人の足に影響が出ている。労使交渉打開のメドはたっていない。ストは11日夕、予告なしに始まり、同日だけでニューヨーク、シドニー行きなどの長距離便44便のほか、短距離便92便が欠航、約1万7000人が足止めとなった。

 ストは、機内食を用意するBA関連会社の従業員解雇に端を発したもので、預け荷物を運ぶ従業員らも呼応、1000人以上が勤務を拒否している。


実はTODOS、明日13日の英国航空を2月から予約しておりまして勇躍ロンドン経由マドリッドへの旅立ちの予定だったのであります。それが突然のストライキでどうなるか全く分からなくなっちゃった・・・。

しかし、諦めるTODOSでもありません。あーたらこーたらと朝から仕事そっちのけで電話をかけまくり、出した結論は

ストの解決を待っても、厳しい乗り継ぎは絶対無理だから他のルート・他の航空会社で新しくチケットを買う

と言うもの。天は我を見捨てず、出発前日にも関わらずNYからマドリッドまで直行便のコンチネンタル航空のチケットが入手出来ました。残念ながらロンドンで旧友と一献酌み交わす約束は延期になりましたがマドリッド・コスタデルソル旅行は無事に出来そうです。爆弾テロの危険もまだ去った訳でも無いし、まあこれもなるべくしてそうなったのか、と妙に達観しているTODOSです。

でも、疲れましたワ、ほんま。


2005年08月11日(木) 全米プロ選手権

と、言うわけで、どういう訳だか朝5時過ぎに起床してNJ州スプリングフィールドに位置するバルタスロールに行ってきました。予選ラウンドの初日の朝一番と言うのに大勢の人で賑わっています。入り口ではお決まりの荷物検査とボディーチェックがあって名門コースの門をくぐります。




まず最初は「生」タイガーを見なきゃと言うことで10番ホールの2打目地点と13番のティーグラウンドの中間点に陣取って流れを把握することにしました。タイガーは金曜日の午後のプライムタイムに1番からスタートするように、今日は朝早く10番からのティーオフなのです。タイガーの前の組には片山晋呉とフレッド・カプルスがいるし、その前にはコリン・モンゴメリーなんかもいるのでお楽しみ。

プロの試合は何度も見ているが、やっぱりメジャートーナメントとなるとピリッとしたムードが更に強く、予選一日目はどのプレーヤーも可能な限り淡々とプレーしているように見える。しかしタイガーが最初のホールの2打目に来たときには既に茶色のシャツは汗に染まり色が変わっているくらい。確かに蒸し暑い日なのだが、それにしても汗かきすぎ・・・。結局タイガーはティーショットを右に左に散らして5オーバーと大きく出遅れた一日だった。

続いて日本の丸山茂樹プロを数ホール追ってみた。しかし痩せたねぇ。USPGAで初優勝したころはまだ「丸ちゃん」って感じだったけど、今の顎の線はまるでアントニオ猪木のようだもの。ナイスショットもバーディーパットが入らずと言う感じでボギーを重ね我慢のゴルフ。でも、噂の650ヤードの17番と18番で連続バーディーがやっと来て(我慢のお陰だね)3オーバーに戻しての初日終了はもうUSPGAベテランの味。

練習場で午後スタートの人たちもチェックしたりしましたが、ともかく参考にならないわ!!人間の造りが違うって感じです。こんな化け物みたいな男子プロのを見ていても我々フツーのアマはスィングが崩れるだけかもしれないね。

後はテレビで楽しみましょう!!



2005年08月10日(水) 明日から

全米プロゴルフがNJ州のバルタスロールで開催されます。思い出すと1980年、今から15年も前の事ですね、長いスランプに喘いでいたジャック・ニクラウスが復活を遂げた全米オープンが開催されたのが、このバルタスロール。そして、その大会で最後までニクラウスと死闘を演じ、2位とはなったものの全米にオリエンタルマジックを知らしめたのが青木功。

特にニクラウスが最終ホールで先に優勝を決めるパットを沈めた直後に興奮して怒濤が崩れるようになったギャラリーを両手を挙げて制し、青木の為に静寂を作ってくれたジェントルマンシップは忘れられませんね。あのときは青木も存分に闘って悔いは無かったと思います。ターンベリーでニクラウスがワトソンと死闘の末に敗れた時のコメントがそっくりそのまま青木にも当てはまったように思います。

今年のバルタスロールはナント全長が

7400ヤードのパー70!!

とても我々には信じられません。6400ヤードでパー72だって厳しいのに。650ヤードのパー5もあるって言うから凄いです。

バルタスロールでのメジャー試合は滅多にありません。多分TODOSがNY駐在中にもこれが最後のチャンスでしょう。

これを逃したら絶対に後悔する。

消化していないホリデーも沢山あるし。

そこで ↓↓↓



2005年08月09日(火) ジーンズ

アメリカはジーンズの国。だからフツーのジーンズなら15ドルくらいから売っているんです。ラングラーとかリーバイスとかもね。作業着感覚だからトラディショナルな厚手のデニムがやっぱり基本。TODOSは今年になって、つまり50を超えてから初めてジーンズを買ったのですが、このところのダイエットの効果(?)により最初に買った36インチは既にお払い箱。次に買った34インチも緩めになったので、遂に

32インチ!!

を購入。だけど、今ひとつ格好良くないんで若者向けのコーナーでブーツカットのを試着。ちょっと股上も短く(と言ったって「ヘソ出し」じゃあ、ありませんよ)、やっぱり格好良いね。但し、その場合は34インチだけどね。

わざとほつれさせたり、古着っぽく見せる演出もされている。これでも19.99ドル(5割引セールにて)だから。ブーツカットはちょっとお洒落用に、フツーのレギュラーは作業着・普段着として使いましょう。これで34インチも救世軍行きかな??


2005年08月07日(日) まだまだ暑い・・・、ふぅぅ。

金曜日はまたまた37℃にまで気温が上がりエアコン全開で停電の恐怖でした。なんとか出張週間を乗り切り金曜の夜には我が家でステーキ・焼き肉パーティーを行って出張者にゆっくりしてもらいました。

そして週末は気合いを入れ直して早朝から練習場へ。今時の最新クラブにマッチした打ち方を研究しているのでそれをどう実現するかが課題です。お蔵入りしかかっていたキャロウェーの最新454CCのバカデカ・ドライバーを持って「ブ〜〜〜ン」と振る練習。イメージはタイガーウッズでもなく、女子プロの不動裕理!!

これが功を奏してラウンドではダブルボギーが一つもないゴルフが出来ました。それでも80台でしたから、散々寄らず入らずや3パットのボギーが出たのですが、とても気持ちの良いラウンドが出来て最近のTODOSとしては大満足!!

3番・4番アイアンをキャロウェーの新しいヘブンウッドシリーズにしようかなぁと・・・・・・。

77.4-20


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