見なくてもよかった汚さや
出会えなかった美しさ
色んな気持ちが飛び交う
めくるめく世界
君はそんな世界の真ん中に立った時
自分の気持ちを押し殺していたよね
無条件に美しい星たちと
幸せだったはずの過去
信じられるのは絶対的な物だけで
自分さえも疑いかけたあの頃
僕たちがあの頃に出した答え
自分を信じる為に一緒の目的地決めたっけ
二人とも悲しくて泣きじゃくった夜
お互いの泣き顔がおもしろすぎて
鼻たらしながら笑った事もあった
笑い飛ばせない程の悲しみが降った日
一緒にずっと居られたから
息ができる事、喜べるようになった
涙で霞んで地図が見えないのなら
僕が代わりに見てあげるから
困った時はいつでも呼んで
僕の力不足を君に笑われないよう
全部包み込んでみせるよ
明日 大きな文字で書いた挑戦状
空に二人で叩きつけてやろうよ
ずっとずっと一緒に居たい君
「何が何でもアタシはアンタの味方やで」
「ずっとずっとアホしような」
雑踏に紛れて前が見えない
自分が何処に居るのか判らず
立ち止まった ひとつ前の冬
大空に向かって叫んだ
何処に居たって生き残れる手段
手に入れた気がした あの春
絶え間無く訪れる熱に体当たり
この手に触れた季節はずれの雪は
溶けて落ちた 光る夏
新しい世界に手を伸ばし
僕はあの場所に辿り着けるよう
何処へでも走った この前の秋
煌びやかな明日を毎日信じて
せめて居場所ぐらい地図で確認
そして歩き続けられる こんな冬