還る場所を忘れた君は
一時の喜び と街で戯れるよう
この街でよく待ち合わせ
手を繋ぐたび 僕の瞳を見つめ
「強いな」って上目遣いの 君
所詮は正論で筋を通す しか
出来ないでいる 知ってる?
叩きつけた挑戦状に まんまと
引っかかり 挑発に乗る 馬鹿。
僕の正論に反論できないでいる 馬鹿。
実の所は 強い奴 の僕じゃなきゃ
君には太刀打ちできない 強敵
結局の所は 強い奴 の僕の方が
泣かなくて楽しい 夜
電信柱にぶつからないように
守ってあげられる
回り道をしてでも目的地に辿りつけるように
導いてあげられる
君には こんな僕でいたいんだ
汚い事は隠しても浮いてくるから
口では奇麗事を並べてもいいでしょ 好き。
ゆらゆら揺れながら
とんとん飛び跳ねて
ひとりでも強く
君に映した踊り子は
幻が光であるように、と
泣きながら信じた
するするすり抜けたのに
じんじんじんわり
ふたりだと より強く
君が映した踊り子は
光が力であるように、と
愛しながら信じる
だんだん段階が昇り
ついつい着いた場所は
君の となりと成り。