君のうつむく背中を見ると
貫いてきた想いは、一瞬揺らいだ
すがるような泣き声で引き止めても
其処に僕が求める愛は無いのに
電話越しに伝えたい
強く真っ直ぐに見つめる心
気付いてくれたでしょう?
でもね、引き止めた後は又
身体がなんだか冷たくなってきて
貫きたい想いが心を満たしたから
やっぱり僕の馬鹿さ加減に
今夜、終止符を打ってくるよ
あくまでも君にはいつも通りで
何も語らず手を振ろうか
こんな結末を望んで
君と手を繋いだ訳じゃないのに
欲は誰にでもあるけれど、
それが許されない事がある
人間だけが知ってる理性
お互い失いたくないから
段々、矛盾も増えてきたなぁ
君はいつも僕の心を覗きながら
色々決めてきただろ
だから最後だって、そう
こんな結末になったのは
正論が述べられなくなった
僕の天罰。
それ以上に好き勝手な君
二兎追う者は一兎をも得ず、
そんなに世界は味方してくれない
君とサヨナラしてから
僕は素直になろう
一人よがりだけど。