あ、やわらかい誰かのクチビルが私の喋る所に触れた、今。ナニ?痛いのは気のせいかな、寒すぎる抱擁、真夏の夜。あれれ、なんだか歩きづらいぞ知らずに奪われた、私の片手おかげで手足が一緒に出てる。
想いと繋がる心の糸がこんがらがったら もうほどけない、と決めつけて 放ったらかしたフリをした何度も繰り返したせいか、余っていた糸は無くなって 心無い気持ちを、この糸に 絡みつけるしか出来なかった