さて、空を見上げてみよう
近頃はそんな暇も無く笑ってた
いつも終わりを告げに来てた伝書鳩
やつれたアイツが来る頃か、と片肘ついた
見たこともない青空に照らされて
癒される事のなかった古傷が
みるみるうちに治ってく
暖かい光に包まれて
居眠りした僕の肩を叩くんだ
元気になったアイツは
もう来ない、と約束した後
始まりを告げて未来に消えた
生まれた気持ちを
上手く言葉にできなくなっても
諦めないで、いつまでも
歯車が狂ってしまった、と
自暴自棄になってしまっても
自分を忘れないで、これからも
目の前が真っ暗で
ちゃんと歩けなくなったとしても
ここで見てるから、ずっと