kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2005年03月15日(火) 保守契約

 PC本体の保守契約って、しておくほうがイイのかなー?

 ソフトウェアの重要性はわかるんだけど(バージョンアップやらウイルス対策やら)、ハードってそうそう「あ〜保守契約しておいて良かった!」って場面はないよね。
 毎月メンテナンスをしてくれるってわけでもないし、「パソコンが動かないんですけど〜(涙)」なんて状態も、もはや無いし。
 付属アクセサリーが安く購入できるってわけでも無し。

 どーしたもんだろー?



2005年03月09日(水) 春のお仕事

 桜の開花予想も発表され、各雑誌でも今年もお花見特集が組まれている。一気に春気分が高まる、かと思いきや、スギ花粉症も発症してしまい、「今年もか……」と実は盛り上がりの方は今ひとつ。
 それでも、手にとって読んでしまうお花見特集の雑誌。“桜”の文字を片っ端から手に取る。ある一冊の中身を適当に開いて、びっくり。

 『一日3〜4時間からでOK!』『初心者大歓迎!!』『安全・清潔・高収入』『大3〜5枚バッチリ』『アリバイ会社有り』
 なんやねん、これ!? あ、お仕事(風俗関連)情報誌だ!

 せっかくなので読んで見る。いまはこんなにおおっぴらに情報誌が在る時代。職業に対する抵抗感や倫理観も薄れちゃうよねえ。
 専門用語の羅列でちょっと分かりにくいところもあるが、年齢の幅、広いんだなあ。もっと若い人だけの世界かと思っていたよ。

 拘束時間や金額はとても魅力的だが、人には向き不向きがあるからして……。ワタクシにはとてもじゃないが無理っす。

 なんて、考えながら立ち読みをしていて、感じる後ろからの視線。
 男性がお一人。
 雑誌を手に取ろうとするなら、手を伸ばせるよ。他に人は居ないから。立ち位置を譲るほどでもないとそのままでいたが、ふいと去っていった。どうしたのだ?
 まさか、「この女、フーゾク系の仕事探してんの?おまえが?」とか思われていたりしてー!?
 いや、違いますからー!!



2005年02月22日(火) リハビリ

 小さな集中や、喜び、盛り上がりはあるもののイマイチ……。
 どうにもこうにも気分は盛り上がらず。なんだかねえ、ヘタレた低反発枕のようよ。

 で、あるトコで入手した気分転換の方法。「鉛筆を削る」
 多分、刃物を扱う為に、意識が一点に集中するからだろう。「料理をする」というのも同じ点からの方法かもしれない。
 そういや、使わないよな……と思いながらも十何年も捨てられずにいる新品の鉛筆があったな。
 もう、何年も使っていないけど、やっぱり捨てられずにいる画材道具――クレパス、色鉛筆(水彩色鉛筆もあるんだよ)、アクリル絵具。
 絵を描くということをもうずいぶんしていない。WEB用の落書きは描くもののそれ以外はさっぱり。それに、PCの画材ツールでは、絵を描いているという感覚じゃない。

 描かなくちゃ、と考えていたら描けなくなってしまった。頭で考えて描こうとしてしまっている。昔は手が勝手に描いていたのに。意味は後から付けていったのに。

 描くために画材を広げるんじゃなく、画材を楽しむために広げよう。
 リハビリの第一歩として、スケッチブックを買ってきた。



2005年02月21日(月) 週末は新宿へ

 先週の土・日と二日連続で新宿へお出かけ。いつの間にか変わっている所があってビックリ。

 土曜日は、少し遅めの新年会。
 向かう場所のどこもが「申し訳有りません、一時間ほどお待ちいただきます」と言われビックリ!
 小雨振る中、だいぶ彷徨ってしまったよ。少し寒かったが、日本酒尽くしで暖まったよ。
 余り人数が集まれなくてエライ規模が小さくなってしまった。みんな、体調に留意!またそのうち、呑みに出掛けるんだから!!

 日曜日はライブ。あいもかわらずガーゴイルの。東京では今年初のワンマンライブ。場所も初めての所。まだ出来たばかりのライブハウス。
 ビルの地下二階にライブハウスがあるんだが、このビルの他テナント及び周辺の店舗はホストクラブ。う〜ん、ビックリ。さすが新宿歌舞伎町。
 公演タイトルを『ガーゴマニア』といい「ファンからのリクエストをそのまま演奏」という、ガーゴイルを好きっていうだけでマニアなのに、そのマニアたちのリクエストで構成されたライブ!!
 普通のワンマンライブ以上に濃いライブだった。
 どうも「普段ライブでは、やってくれないんだもん!」という意味でチョイスしたのが多かったようで、投票結果を見たメンバー自身、「思い出すっていうより人の曲をコピー」の気分だったそうだ。
 なかなかライブで聞けない曲と、「うわ〜、あの人何年振りに来た?」というマニアウォッチングで、大盛り上がりの日。
 メンバーの皆さん、お疲れ様です!次は『得票の入らなかった曲』でライブをやってください!



2005年02月15日(火) わからない

 「あたしってぇ、すぐ風邪ひいちゃう人じゃないですかぁ?喘息もあるからぁ、冬ってヤバイですよねー」
 と、冬よりヤバイ言葉使いのこの内容をタバコの煙を吐きながら言う。

 閑静な図書館の中で鳴る携帯電話の呼び出し音。
 「おお、そうそう。いや、あれは〜……」
 図書館の中でお喋りを続ける人。

 「どーしてもっ!ローソンのおでんが食べたいのに!何でこの辺ってファミマしかないんですかね?通りの向こうはエーピーばっかだしっ」
 近所にあるコンビニが全部同じグループってどうして?

 「愚痴を言うだけでもスッキリするんじゃない?聞くから話しなよ」
 と、人には言うくせに、自分では愚痴を言えないワタクシ。

 わからない。



2005年02月06日(日) お祓い

 本日午後2時30分。浅草駅前に集合。厄祓いの為に浅草寺へ向かった。

 いや、どうもワタクシは今年は後厄だそうで。前年の本厄にはまったく何もしなかったのに、今年は友人に誘われて出掛けてみた。
 厄祓いをするかどうかはともかく、本日集合する面子の大半は高校卒業以来、初めて会うという人ばかり。(あっ!永遠の十六歳とか言ってたのに・笑)普段会わない人に、会いたかったというのが本日出掛けた最たる理由。
 事前に「こんな人が来る予定」と名前は聞いていたもののピンと来ずにいた。顔を見たら「あ〜見たことあるわ!」と少し、記憶が蘇ってきた。

 お喋りしながら仲見世を歩いて、浅草寺へ。
 手水を済ませ、昨年お祓いを受けた皆はお札をお返し(浅草寺のお札ではなく西新井大師のお札だった!!)し、祈祷の受付窓口へ行くと、「本日の受付は終了しました」だと。午前と午後の一度ずつしか予定がされていないらしい。
 はなっから祈祷をしていただく気の無かったワタクシ、その他大半は後厄なので「まあ、しょうがないか」と、この後どうする?と他人任せモード。
 ところが今年本厄を迎える者が二人居て、「せっかくだからお祓いをしたい」と別の寺社へ向かうことになった。
 向かった先は西新井大師(笑)。

 滑り込みセーフで西新井大師の祈祷の時間に間に合った。
 お札を希望しない者も、お経を唱える間、一緒に本堂に居てもいいという。便乗決定。
 広いお堂に、あちこち金ピカの何やらが目に入る。僧侶の一連の所作・読経がなんとなく有りがたい気分にさせる。
 便乗厄祓いも済み、穏やかに懐かしいお喋り時間に突入。

 ワタクシにはお坊さんの読経より、皆との「今、何してる!?」のお喋りの方が厄祓いになったかもしれない。



2005年01月31日(月) 失せ物

 久しぶりに土曜出勤をしていた日。
 お得意サマが「お!?珍しいじゃない、土曜日に出勤してるなんて」と顔を出してくれ、「じゃ、ご飯でもご馳走してあげよう」と言ってくれた。

 すべてを人にお任せして呑むお酒の、美味しいこと嬉しいこと!
 その夜はそれですんだのだが……。翌朝、不思議なことに気が付いた。

 携帯電話の電池パックの蓋がない。
 あれ??何で無いの?どうやったら、無くなるの?
 意図的に外さないと、この蓋って外れないよねえ。もちろん外した覚えはないし……。どうやったらこんなモノを紛失してしまうんだろう?

 とりたてて不便はないが、この蓋がないと充電器に納まらないんだよ。手にした感触も落ち着かないし。
 それに、電池パックむき出しだと埃が入ってヤバイ事になるかもしれない。
 秋葉原で、こういったパーツだけを売っていないものかな?と思ったけど、電気屋のおじさんに笑われちゃいました。
 そこで、携帯電話のサービスセンターへ。
 「お取り寄せのために一週間ほどお待ちを」のところを、上手い具合に在庫があったので、その場で携帯電話は元通りに!この蓋って、リアカバーって言うんだと初めて知った。

 しかし、どうして無くなってしまったのだろう?と、このミステリーに頭を悩ませていたのが二週間ほど前。本来なら、日記のネタにしないで秘めておこうと思ったのだが、私の敬愛するバンド、ガーゴイルのベーシストの方も、最近これと同じ事をしでかしていたと日記にて公開。
 「わ〜い、お揃い〜!」と妙なシンパシーを持ったため、私も明かすことにした。
 
 TOSHIさん、docomoは630円(税込み)でしたよ〜。



2005年01月13日(木) 『振り込め詐欺』の応対〜父親の場合

 夕方の5時ごろ。そろそろ、お夕飯の準備をしましょうかしらね、なんていう時間だ。自宅の電話が鳴った。
 父親が電話を取った。

 「あ、私……お父さん、私」と嗚咽ばかりで言葉にならない女性の声。すぐに男性の声に変わる。A警察交通安全課のムラタ、と名乗った。
 「お友達の車を借りて運転中に自転車と接触事故を起こし、ただいま取調べ中」との事。

 これは世間で噂の『振り込め詐欺』だ!と察した父親。すぐに気づいたそこまでは、良い。その後が……。

 「どうした?何?どこで事故を起こした?」と質問攻め。あげくに、「その事故現場ならA警察じゃなくてB警察のほうが管轄だろ?」「誰の車を借りたんだ?」「A警察なら俺の知り合いの○○さんに頼め。良くしてくれるから」だの適当にも程がある!(笑)
 話も佳境に入り、いよいよ金の話に!という頃に、「でも、うちには娘はいないんだよな」

 だから、適当にも程があるだろう!!(爆)

 「おちょくってやった。けっこう面白かったぞ」
 ニコニコ顔で語る父。遊び(相手)にも限度ってもんがあらぁな!



2005年01月12日(水) pain or peace ?

 冬休み中はゆっくり寝倒して、のんびりお酒を呑んで……。今年の冬休みはなんだか短いなぁ、なんて愚痴も言いつつ初出勤をした1月5日。
 休み疲れか、仕事が無い暇疲れか右上奥歯がなんとなく、痛い。

 全然マッサージにも行ってないし、休み中はケーブルチャンネルで一挙放送していた「陸軍中野学校」シリーズに夢中だったし、疲れが溜まってるんだなあ。と歯痛の原因をそう思っていた。
 しかし、刻一刻と増す痛み。
 この痛みは経験がある。親知らずが腫れてしまっている。
 金曜の夜にはリンパ腺まで腫れて、水分を摂ることも辛かった。
 土曜日の朝、観念して歯医者へ行く。

 「腫れが引かないと何の治療も出来ませんから、まずは薬を出しましょう」
 と、その日はレントゲンを撮っただけで終了。
 しかし、いずれは抜いておかないとまた腫れてしまうという。
 年齢が上がってから抜く場合は、歯肉が脆くなっていたり、骨が弱っていたり、歯と顎の骨が癒着して抜けなくなったりと、高齢抜歯の危険性を説く。 
 「あなたの場合は抜きやすいですよ。綺麗な親知らずの生え方ですから」と妙な褒め言葉をいただいた。

 世界規模の災害が続く中での考え事としちゃ、平和なもんだね。



2004年12月26日(日) 冬のロマン

 全国の不二家のペコちゃんがミニスカサンタのコスプレを脱いだ今日、お節のお重や初詣参りのご案内が目に付くようになる、節操のない日本のこの時期。
 みなさまはどのようなクリスマス休暇を過ごしたのでしょう?

 付和雷同なワタクシですが、こういう季節イベントに限っては世間と同調しないと決めているんでございます。
 ……すみません。したくっても出来ないんです。同調してくれるお相手が居ないもんで。

 まあ、いいんですよ。イベントだから、気合入れるってのもねえ、そういうお年頃は終わってるんで。そんな相手は居なくってもいいんです。
 かえって重荷に感じちゃいますもんでねえ。ワタクシ自身、難儀な体質だなあなんて思ってるんでございますよ。

 ただ、今年最後の綺麗な満月をゆっくり眺めるのに、誰か隣に居てもいいなあ……とは思っていますよ。
 
 日頃「クールでドライで毒舌、の割りにのらりくらり」と評されるワタクシですが、冬の月が冴え冴えとしているのにどうしてだか暖かく感じるという、そんな不思議感くらいのロマンは持ち合わせているのです。


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