QP-Days
くづき



 祝日はいらない・・・

何故ならば、その為に仕事の締め切りがタイトになるから。

実質1日少ないのに通常の感覚で仕事は次々やってくる。
ゆえに休み返上で働かなくてはいかん。
会社まで出社すれば「休日出勤」になるけれど、これだって代休を簡単に
取れる訳でもないから家で仕事する方が往復の移動時間がないだけマシ、と
結局サービス業務だ。

なんじゃこりゃ。

TVをつけたら四季のファミリーミュージカルを放送中。
その前の時間はNHKのキャラクターたちのショー番組をやっていたのでそれを
続けて放送してるのかと思った・・・見たのは最初の紙芝居屋の途中から。
歌と子供たちと一緒に手拍子をするのを見て「新しいコーナーかなぁ。
なんか四季の役者みたいな話し方や歌い方してるなぁ」と思ったのだ。

あー四季ってなんでこうなんだろう?
子供向けに判りやすい演技とかいう面を引いても、開口バリバリで感情の
全く入ってないように聞こえる台詞回しにボーゼン。
笑いを狙ったような台詞が次々客席の子供たちにスルーされていくのに泣けた。
幼稚園の保母さんの朗読の方がもっと上手くて、面白いんじゃないかぁ?

お話も中途半端に終わってるし・・・本当に大事なのは現場に出かけて
鬼たちと和解出来た桃二郎たちじゃなく、村でお宝を待ってる爺婆たちに
理解させる事だろう。
そこを描かないなら桃三郎がこの先も量産されるだけじゃないのか?

なんか納得がいかない。

犬の人の衣装と髪型にだけピンポイントでトキメキ。
それと最初の紙芝居「桃太郎」の絵を担当した美術さんには拍手!
お宝を持って帰って来るシーンでの桃太郎のいばりんぼポーズと重い
台車を必死で引いてる犬たちの絵だけでお話のポイントが伝わりました。
この絵見てとりあえずチャンネル変えずに見続けたのよん。

2004年11月23日(火)



 来年の『モーツァルト』

梅田コマではチラシの配付が始まっているのでサイトにも告知が出てるかと思った
のですが、どうやらまだまだみたいです。(3月のサブちゃんまでしかなかったわ)
なので気になっている方もいるかと思うので簡単に情報載せときます。

●2005年6月4日(土)〜26日(日)
 梅田芸術劇場・メインホール(旧梅田コマ劇場)
   S席¥12.500 A席¥8.000 B席¥4000
 ※チケットの売り出しは3月を予定。

★キャスト
モーツァルト/井上芳雄・中川晃教
レオポルト/市村正親
コロレード大司教/山口祐一郎
ナンネル/高橋由美子
コンスタンツェ/西田ひかる
ヴァルトシュテッテン男爵夫人/久世星佳(初日〜15日)・香寿たつき(16日〜楽日)

今回発表になっているキャストはこの方たちだけ。シカネーダーは・・・?
男爵夫人がWですか。前回の久世さんは最後の方はとても雰囲気が良くなっていたので
今回は楽しみだったんですが・・・東京はどうなるのかな?噂のアノ人が追加で来るの???
演出はもちろん小池先生です。新曲を入れてくれるとちょっと嬉しい。

東京公演も早く公式発表カモ〜ン。

ここまではウィーン経由の東宝版の『モーツァルト!』。
ここからは同じく来年再演される日本製の『マドモアゼル・モーツァルト』のお話。
久々に 音楽座の公式サイトへ行ってみたら公演スケジュールが
一部発表になってました。

音楽座ミュージカル『21C:マドモアゼル モーツァルト』
●横浜公演 : 関内ホール
2005年7月22日(金)〜7月24日(日)
●東京公演 : 渋谷パルコ劇場
2005年7月30日(土)〜8月7日(日)
●全国公演
2005年8月〜10月

う、公演期間が思ったより短い・・・しかも東京がパルコ劇場とは思ってなかったです。
平日の会社帰りでも楽々行けちゃうよー!!!私にどうしろと!?(笑)

全国公演は
「岩手・盛岡市民文化ホール」「長野・レザンホール」「栃木・足利市民会館」
「茨木・水戸県民文化センター」「石川・能登演劇堂」「愛知・瀬戸文化センター」
「岐阜・瑞浪市総合文化センター」「兵庫・芸術文化センター」「大阪・高槻現代劇場」
「静岡・菊川文化会館アエル」他が予定されているようです。

公演そのものは確定情報ではないのですが、以上の劇場では12月に「音楽座ミュージカル
作品研究会」として各ホールの紹介と音楽座俳優さんとスタッフさんも参加しての交流会の
ようなものが開催されます。
こちらへの参加申し込みは公式サイトから出来ますので興味を持たれた方はGO!

各キャストはまだ出ていませ〜ん。旧音楽座メンバーで独立しちゃった人も多いしね。
何回か行われたオーディションで所属俳優さんは現在42名だそうです。
意外に多いなぁ、って印象ですか。

『MM』で一番気になるのはやっぱりヴォルフなんだけどさぁ。
土居さんの復活はおそらくないよなぁと思うと微妙な気分。
歌えて演技が出来て、キュートな透明感のある女優さんじゃなきゃ許さん!!!ってか
そういう人じゃないとこっちのヴォルフはダメだろう。
願わくば集客の為にアイドルとか連れてこないでね。
親が芸能人ってだけの子も勘弁(><。
万が一、土居ヴォルフも復活したら通いますね。パルコは全部行っちゃうね。

ヴォルフが女優さん?とそこで首をかしげている貴方。
こちらのモーツァルトは「実は女性だった」というのが基本設定。
ありえなーい?いいーんです。
原作は青年誌に掲載されていた福山庸治作のコミックです。
今は絶版かな?彼の全集シリーズで買えるかな?

女の身では出世はもちろん、才能すら認めてもらえない時代の中で娘の才能を埋もれさせるのは
音楽の神への冒涜だとばかりにレオポルトパパは娘エリーザを「息子」ヴォルフガングとして
育ててしまいます。「彼」の新しく軽やかな音楽はウィーンで大受け!
アイドル状態になったヴォルフにサリエリは嫉妬を覚えると共に不思議な感情を持ち始め
「これは・・・恋なのか?」と悩み、彼の正体を暴こうと画策。
ヴォルフの収入に目をつけた下宿のおかみさんは娘のコンスタンツェを押し付けてくるし、
息子の想像以上の活躍にパパやナンネルは大混乱。
波瀾づくめの輝かしい日々はヴォルフ=エリーザにとって絶対的な存在のレオポルトの死によって
大きな転換を迎えることに・・・。

ああ、サリエリは誰〜?パパは〜?シカネーダーは〜?カテリーナも気になるぅ。
そしてスタンツェは〜?
メインテーマの曲はそのままみたいですが、全体の構成に手直しが入ったり変更があるそうなので
開幕までは期待半分、不安3倍で。

音楽座の今後のスケジュールは
◆2006年1月〜4月 『アストラル・ジャーニー』横浜・兵庫・東京公演&全国ツアー公演
◆2006年6月〜8月 『泣かないで』東京公演&全国ツアー公演

2006年の 『アストラル・ジャーニー』は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」ミュージカル版。
今のところ『アイ・ラブ・坊ちゃん』のような作品世界とリアル世界の2重構造になるようです。
こっちも密かに楽しみなんですわ。


2004年11月22日(月)



 エリザ500回記念/完全なるモノとしての「死」

始発の電車に乗って羽田へGO!
大阪は梅田コマ劇場へ行って来ました。

今日の舞台はある意味くづきにとっての理想系。
いいのか!?こんな展開のエリザを観ていいのかッ!?とワクワクしっぱな
し。
特に内野トートに関しては初めて最初から最後まで「カッコええー」と思いま
したさ。
帝劇ではあんなに「粘着ストーカー勘違い野郎」だった銀トートがこの変貌ぶ
りは何さっ!
そこにいたのは人間の娘への恋に戸惑い慌てふためく「死神」ではなく、全て
の生あるものの終着点として存在する「完全なるモノ」としての「死」でし
た。強く美しく無法でありつつ大らかな存在。

トートが強くなるとシシィたちも強くなるねぇ。
今日のキャラは皆誰かに踊らされている訳じゃないの。
シシィもルドルフもフランツもゾフィーもそしてルキーニも皆自分を信じて、
己の意思で戦って踊って死んでいくのよ。
(あ、フランツだけは途中でちょっと放棄してるか・・・)
その上に君臨する「死」のカリスマ性にヤラれまくりでした。
銀トートはシシィへの思いが強すぎて、他の人を平気で踏みつぶすような印象
が強かったんだけど、今日は全てに対して「死」としての敬意をはらえる大人
なトートになってました(><。
ギャー、これだけで全然印象変わるじゃん。

ちょっと興奮が抜けてないので頭が冷えたら再掲するか。

カテコでは鈴木陛下が背中に「500」とお手製の数字を貼って登場。
ああ・・・陛下ってば。

2004年11月21日(日)



 帝劇サイゴンmy楽

今日のマチネはB席最後列から観劇。1階で観るよりも音響がはるかに良い気
がする2階席。

4ヶ月間で結局6回観た『ミス・サイゴン』。12年前の初演の時はどこが面
白いのか、何が言いたいのかサッパリ納得がいかなかったのですが、今回の再
演では回数重ねる度に面白いなぁ、と思うようになりました。

キャストの組み合わせでの印象の違いが大きく、特にクリスのイメージや行動
原理が作品の結末を左右したなぁ、と。
キムもそれぞれ持ち味が全く違うので、キムとクリスの組み合わせで作品自体
がラブロマンス重視だったり、大河ドラマ風だったり、ドキュメンタリータッ
チに思えたりといろいろな面を見せられた感じ。

今日のマチネは千秋楽に向けてのカウントダウンに入った状態だったのか、全
体に熱い舞台で良かったです。
カテコで幕が降りた後にキャストさんたちの異様な盛り上がりが・・・。
最後の共演の人も多かったのかなぁ。
最後に井上クリスが橋本エンジをお姫さまだっこしてました(^^;

2004年11月20日(土)



 予約しちゃった・・・ジャックぅ〜

メディコムトイから再版される『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の
キューブリック全4セットを予約してしまいました。
フラ〜と入ったフィギュア屋さんで絶賛予約受付中でしかも割引き販売。
にも関わらずトータルで¥10.000オーバーですわ。給料日前なのにねぇ・・・

最初は↓だけにしようかと思ったんだけど、何故か関西弁だった店員さんの
セールストークに乗せられて全種予約です。ネットで買うともう少し安く取り
扱ってるところもあるんだけど直接受け取りにいけるからいいいかぁ。



映画のオリジナルジャックの細〜いスタイルがたまらん!!!
あの骨の指で頭撫でて欲しいよ。
今は東京ディズニーランドのホーンテッドマンションもナイトメア仕様に
スペシャル改装されてるんですよね。
行きたいなぁー。

あれ、日本版の吹き替えは市村さんだったけどもしかしてTDLのアトラクションも
市村さんの声に変更されてたりするのかな?

2004年11月19日(金)



 かくも長き不在

はー2ヶ月ぶりですね、日記。
いやいや一度日記書きの習慣がなくなると再開するのに意外にエネルギー入り
ますね。
こんな状態にもかかわらず毎日のようにチェック入れて下さっている方がいる
ことには正直驚いております。(ここの日記は管理人モードだと簡単なアクセ
ス解析がついてます。まぁ、判るのはホスト情報とブラウザ位なので「同じ人
かな〜?」程度ですが)大阪エリザの公演中と言うこともあってキャスト名や
作品名の検索で来て下さった方も結構いらっしゃるんですよね。
ハハハ、全然更新してないのでビックリしたでしょ(^^;

この2ヶ月何をしてたかというと・・・何もしなかったですね。これが。
毎日仕事に行って、週末は劇場へいって実家で犬と遊ぶ。
このローテーションが基本。
9月に来た黒柴ちゃんは順調に成長していまや8キロです。
赤いTシャツが似合う美犬の娘さんになりました。

そんなこんなでネットに繋ぐ、まして日記を書く時間があったらその分睡眠を
選ぶような日々でした。
間には父がまた入院したのでその介護やらもあったり、自分も体調崩して「入
院する?」と聞かれてみたり。

サイトも完全閉鎖しちゃおうかなーとか思ったんですが、とりあえずもうしば
らくは今のだらしない状態で残しておきます。

今さら日記を書くのを再開したのかといえば単に記録がないと後で困るってだ
けだったりします。
この2ヶ月の間に観た舞台は『ミス・サイゴン』を筆頭に結構あるのですが感
想が何も残ってないんです。メモ書き1枚もありません。
もちろん自分の頭の中にはちゃんと残っていますが、いちいちそれをひっぱり
出して思い出すのも面倒だし、どんどん記憶の底に沈んでいく感じが嫌なので
断片でも形にしとくかーってとこです。

以前のような詳細なレポをのせることは今後はあまりないかもしれません。
時には暗号文のような内容になっているかもしれません。
今まではなるべくマイルド(笑)な表現で書いてきたこともドッヒャーな形で
書いちゃうかもしれません。

それでも「ホエ〜」と思って下さるならばまたこの日記を覗きにきてやって下さい。

今週末はサイゴンのmy楽と大阪エリザの500回に行ってきます。

エリザは後少しで2004年版はファイナルですが、最終日までくっついてい
きます。ええ、阿呆ですよ。
文句タラタラいいながら結局黄泉の国ツアーの終点まで着いて行きますとも。
そんでもって地獄の釜の縁から底をルキーニと一緒に覗いてきます。
帝劇エリザの最前列で階段脇の席から彼と一緒に悪夢を観られたのが今年一番の
思い出かなー。
あの瞬間は今思い出してもゾクゾクするわ。

東宝エリザが苦手だった某嬢までもが絶賛してる大阪公演。楽しみよん。
(↑これについては悪い冗談かと最初思っちまったさー。人間どー転ぶかわか
らんねー。面白いなぁ)

ああ、来年の「モーツァルト!」も大阪公演分は日程発表になりましたねー。
子役の労働許可時間のタイムリミットが改訂されたので東京公演の開演時間は
少し遅く出来るのかな?
うちの新刊・・・といって良いのか?いつまでも発行時期未定のM!本です
が、旧原稿は全部一旦破棄しました。
今さら出すには小恥ずかしい内容なんでねー。2005年東京公演までにはな
んらかの形で世に出すとは思います。
今年のエリザと同じように演出の変更があると思うので、そっちよりの記録と
記憶をわけてまとめ直したいというところですね。
世間一般の方のWヴォルフに関する評と、私の感じた2人のヴォルフのイメージ
はかなり違います。ある意味正反対。
井上ヴォルフは王子様の皮をかぶった悪魔だし、中川ヴォルフは産まれる前に
死んだ雛鳥。
こんなイメージで観ていた観客からのレビュー本になる予定です。
・・・まあ予定は未定なのはいつものことです。

冬コミはスペース取れました。
スペースNo.は・・・あー、後で。

明日からは日刊?
出来るかなー。

2004年11月18日(木)



 ようやく発表!「大化改新」

今週はリサーチの為に毎日渋谷の街をフラフラ。
来年発売用の玩具のネタ探しです。
来年は何が来るかな〜とヘッポコ占い師気分でネタになりそうな物や話題を求め
て彷徨う日々。

合間にペットショップによってまたニヤニヤ。
西武百貨店の上にあるショップにも初めていってみたのだけど、ここの子たちは
お高いですね。さすがに。
そして、既にいいかげん育ってる・・・言いたくないですけど売れ残りになっ
ちゃてるのか???
狭いショーケースの中でゴロリンとしている姿は可愛いですけどねー。


NHKのお正月スペシャルドラマ『大化改新』。
小学生でも学校で習う日本史における大事件です。前回の『聖徳太子』に続き
NHK版古代史ドラマで全2回の放送が来年の年明けに予定されています。
この番組の準主要キャストが公式サイトでようやく発表になりました。

今までは中臣鎌足役の岡田准一くんや蘇我入鹿役の渡部篤郎さん、毛人の原田芳
雄さんや宝皇女の高島礼子さんにヒロイン与志古の木村佳乃さんんなどの皆さん
だけが名前が出ていたり、撮影風景の写真が公開されていたのですが・・・よう
やく残りのメインキャストも名前が出ました。
噂だけが流れていたので「どうなの?ホントに出るんかい!?」と思っていたあ
の方の名前もちゃんと乗ってます。

『山背大兄皇子』=『山口祐一郎』。

話の流れだと前編でお亡くなりになってしまいそうな気もしますが、古代衣装で
剣振り回す姿なんかも見られちゃったりするんでしょうか。
しかしキャラ紹介で「不思議な人物」って紹介されてるよ、皇子。(笑)
屋外でのロケ撮影はとっくに終わっているけれど、スタジオでの追加撮影とかあ
るのかなぁ?

番組の公式サイトは→『大化改新』

三連休はわんこ三昧の為に日記の更新はお休みします。
うちに来ての初シャンプーに親戚の爺婆にもお披露目だ!可愛くするぜ。
間に中日エリザの続きとサイゴンとレミコン(汗)のレポをまとめたいなぁーと。

2004年09月17日(金)
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