QP-Days
くづき



 柴犬のこころ

今日は実家に戻ってます。
朝から柴犬の「いつか」の散歩。夜は1階の廊下のゲージで寝ている彼女は2階
への階段を登って遊びたくてしかたないらしい。
無闇に登られると困るので階段の入り口にはかなり高い柵をつけてあるのだけど、
今日はそこを飛び越えるんじゃないかと言うジャンプ力を発揮。
「はやくーおりてこーい」と2階から降りてきたくづきに催促。

散歩に行くのはいいんだけど、ひっぱりグセはなんとかしないとねー。
体重がさらに増えていた9kgオーバー。お腹周りがポッコリしてないか?
運動不足かねぇ。
散歩中にノラ犬っぽい子と遭遇。首輪はつけているけど、毛並みはボワボワだし
ゴミ袋をあさってる。そんな子相手にも「あーそーぼー」としっぽを振り振り
近付くいっちゃん。相手の子に控えめに「あっちいけよー」と振られてやんの。

毛並みがすっかり冬毛に生え変ったみたいで柔らかい手触りは気持ちいいー。
触り過ぎて「いやーん」と甘噛みされるのも嬉しいものです。
犬バカ。

2004年12月19日(日)



 レミゼ抽選会と「ロミジュリ」

本日「レ・ミゼラブル」の一般発売日でした。いつものように早朝から帝劇窓口抽選
へ出発。今の季節のお堀端は本気で寒いので、少し早めに劇場へ入りたいところで
す。
劇場の人のアナウンスで列に並びます。
うーん、来年から帝劇でも売り出し初日の劇場売りはなくなりそうな気配ですが、こ
ういう列整理の人件費なんかを考えると仕方ないのかなぁ・・・いっそ抽選会参加
費って形でお客が払ってもいいのに。

客席待機中は今井バルVer.のCDが流れていました。改めて聞くとこのVer.もいい
なぁー。買っちゃおうかなぁ。
お隣の席の方とお話ししながら時間潰し。今回から参加のマリウス役、藤岡さんの
ファンの方でした。突然のキャスティングにファンの方達もビックリ!で、今日の抽
選会も勝手はわからないけれどとりあえず来てみた、との事。ミュージカルファンが
2000人も集まるとは予想外の会場だったようです。そーだよねぇ。

運命の時。
引いたクジに書かれた購入時間は11:20。ただし明日。

またかーっ!?またなのかーーーーーーーーーっ!!!!

ガックシ。でも先ほどの新マリファンの方は更に後の番号・・・せっかく来たのに
なぁ。2人でションボリのところへ「今日はいい番号をひける予感がしてた!」とお
友達登場。う、眩しい!!!後光が差してます。ホントに良い番号です。
その後も会ったお友達が皆いい番号をひいていたおかげでくづきも藤岡さんファンの
方も希望日を手にいれることが出来ました!ありがとー、皆。

うーん、このクジ運の違いはなんだろう?
「やっぱり思い入れの違いでしょう〜」と某キャストさんファンの彼女に言われてし
まった。そうだねー、それはあるかもなぁ・・・レミも好きだけど、朝一で見ちゃっ
た東宝公式の来年のスケジュールのせいで心はウィーンだったからなぁ。
きっとチケットの神様も担当部署があってフランス班とオーストリア班は違うんだわ。

今日は名古屋でレミコンもある日。村井ジャベも出ちゃう日だ。
「今から新幹線!」って方にも何人か会いました。皆、元気ねー。

お昼からは日生劇場で「ロミオとジュリエット」。
蜷川さんの演出で藤原竜也×鈴木杏の「ハムレット」コンビです。
新旧映画版とかモチーフにした作品は何度か見ているものの舞台でちゃんと「ロミ
ジュリ」を見るのは初めてです。
今回の席はグランドサークルの一番上手より、最前列。舞台までの距離は近いのです
が、舞台セットの組み方が上から見ると/ ̄ ̄\と奥に引っ込んだ形の3階建て。
                 ゜゜客席側゜゜

これは上手側で演技されると全く見えなくなるかもしんない(>m<。
石造りの建物をイメージさせつつ、全面に世界中の「愛に死んでいった若者」のモノ
クロ遺影がデザインされています。開幕時と閉幕時のズラーっと並んだ彼等の写真の
目のライン上に照明があてられました。


物語自体はともかく(って身も蓋もないですが)キャストの魅力で見せるって印象。
「ロミオとジュリエット」ってそれが一番大事なんだよね?

藤原ロミオと鈴木ジュリエットの生き生きとした雰囲気が全て。
有名なバルコニーのシーンで石壁に座り、時には大胆にゴロ〜ン寝っ転がりロミオの
ことを考えるジュリエット。誰にも聞かれていないと思っているから気分は詩人!
「素敵」の一言の前にも山程の修飾語付き。
白い夜着で「素敵なあの方」への思いを語る姿は妖精か天使みたいだよ。杏ちゃん。
可愛い・・・グランドサークル席からでも見上げる位置なので気分は石壁の下から
彼女の様子を窺うロミオ気分。

その藤原ロミオ。仮面舞踏会でのジュリエットの可憐さが忘れられず、屋敷の庭へ
忍び込みこの場面に遭遇。あんな可愛い子が眩しい笑顔で「ロミオ様」と自分の事を
語っているのを聞けば、そりゃメロメロさー。
これまた嬉しさのあまり床に寝っ転がってジタバタしちゃう。
くぅー、君ら2人可愛すぎるぞ!!!
このシーンってこんなに笑えるシーンでいいんでしたっけ?あらら。
とにかく、2人の初々しさに見てるこちらの顔が自然に弛んじゃう。

石壁を必死でよじ登るロミオ。手を伸ばして少しでも彼に近付きたいジュリエット。
並んでバルコニーに座って互いの思いを語り合う。
あーもー、誓うのが月でもロミオ自身でもいーじゃねぇかって位にハートマークが飛
んでます。けれどそのハートの色はドギツイピンクじゃなくて、淡く澄んだパステル
カラーのピンク色なのさ。

ロレンス神父の元へ結婚の立ち会いを頼みに行くシーンでのロミオの晴れ晴れとした
顔と神父さまへの懐き具合にクラクラよ〜。子犬がチャウチャウにじゃれついてるみ
たいな感じ。
ジュリエットは乳母の協力もあって2人だけの秘密の結婚式を行う為に教会へ。手を
取って教会の奥へ走って行くロミオとジュリエット。
この時、確かに舞台の上には爽やかな風が吹きぬけ、初夏の明るい日ざしに包まれて
いるかのように全てが美しく見えたのですよ。
今回の「ロミジュリ」は前半はとにかく明るく楽しくキラキラと輝く水晶みたいなイ
メージでした。これがこの後のシーンから冷たい「死」の匂いに満ちた世界へとゆっ
くり変貌していくのです。この変化は見事だったなぁ。

暑すぎる日ざしは人の心を狂わせる。些細な諍いは長年の対立する両家の不和を爆発
させ、ロミオの親友マキューシオはジュリエットの従兄弟ティボルトの剣で命を落と
し、そのティボルトも怒りに流されたロミオの手によって棺の中へ。

マキューシオ役の高橋さんがイカス!怪しいサングラスに上半身裸でサスペンダーパ
ンツに赤い靴下。このビジュアルだけで目が離せないんですが、藤原ロミオとの軽妙
なやりとりがGood ! ちょっとクセのある声の役者さんで、その声で根は真面目そうな
藤原ロミオをからかうような感じが良いのです。
他の仲間達も含めてロミオとの仲良しさんな感じもいいのよ。
全体にカブキ者的な雰囲気が素敵でした。

追放されたロミオ。親からパリスとの急な結婚を命じられるジュリエット。
「ナイチンゲール」な朝の別れのシーン。
あう、席の関係でジュリエットの顔が全く見えーん。別れを哀しむ彼女の思いは背中
からしか見えませんでした。ションボリ。
離れたくないのに引き離される2人の切なさと一途さが、先に待つ崖っプチまでの疾
走感を予感させます。

2人の未来の為に1人ロレンス神父に手助けを頼みに行くことにするジュリエットは
真っ白なコートを羽織り、北風の寒さに耐えるように襟元を押えます。
舞台を見ていた時は微妙な違和感を感じていただけなのですが後で思い返すとこの
シーン、ちょっと変。だって、さっきのマキューシオの死のシーンでは皆薄着で
「暑っちーなぁ〜」って態度で登場してましたから。わずか5日間の恋の物語ではこ
えはおかしい・・・。春の恋から情熱の夏、そして死の冬へと巡る人生の季節までが
今回の演出には入っているって事かな。

神父様にもらった薬で全てが上手くいく。本当に・・・?とジュリエットが部屋で自
問するシーン。あ、このシーンは杏ちゃんもう少し頑張って欲しかったかも。不安と
希望の交差する感じがちょっと上滑りぎみ。惜しいっ。

薬で眠りについたジュリエット。彼女が死んだと知らされて、絶望と共に霊廟へ向か
うロミオ。同じく彼女の死を嘆くパリスとの対決。パリス役の月川さんは女性的な雰
囲気が違う意味で「花」なんじゃ・・・いやいや(ゲホゴホ。
でも何も知らずに彼女の事をただ思っている姿は良い雰囲気でした。

この時の霊廟の雰囲気がとても美しかったのです。暗くたいまつの明かりがなければ
歩けないような闇。実際の舞台の照明はそれなりに明るいのですが、雰囲気としての
「闇と死」の気配が満ちていました。薄布をかけられたいくつかの棺の上には既に骸
骨と化した人々、安置されたばかりのティボルトの薄布には血が染み込んでいる。
その中で生きてるかのように美しい死体、白いドレスの鈴木ジュリエット。
ああ、綺麗だなぁ。
ジュリエットの棺に共に横たわり、傍らで彼女を抱き締め最後の思いを告げる藤原ロ
ミオの張り詰めた空気感が良かったです。
計画が狂っていること知り慌ててかけつけたロレンス神父に向かって笑顔を向ける
甦ったジュリエット・・・その満面の笑顔が背後のロミオの遺体に向けられた瞬間の
彼女の雰囲気の変化は素晴らしかった。
慌てて現場から逃げようとするロレンス神父さま・・・なんか良かったです。

自分の為に毒薬を残してくれなかったのね・・・いじわる、と呟くシーンに一瞬だけ
ど艶っぽい雰囲気が香っていてくづき的ツボでした。

最後は2人の犠牲の元に長年の憎しみを溶かそうと両家の父親が手を取り、幕。


美しくて真直ぐな舞台でした。
蜷川さんってもの凄くロマンチストな気がします。

※衣装関係が某東宝ミュージカルを思い出させ、それもくづきの頭の中では+イメージに
 働いていた気もします。地底の底みたいな霊廟も出てきちゃうしねー。

2004年12月18日(土)



 大阪エリザベート、千秋楽1幕。&どーなる東宝っ!?

大阪エリザベートの12/12公演分のレポアップ1幕分だけアップしました。
サイトのトップページか↓からお入りくださいませ。

東宝『エリザベート』大阪レポ12/12

文字が小さめポイントになっているので、読みにくい方はブラウザで調整してくださいまし。
ページのデザインも何もない直アップ状態なので読みづら・・・(以下略)
続きも今週末中にアップ予定です。


今は18日の早朝です。
これからレミゼの抽選会、それから「ロミオ&ジュリエット」のマチネです。
寝ないで頑張るぞー!

東宝サイトで重大発表多数!
来年も大変だー。芳雄くん・・・その顔でチラシに載るのね。
「黒ヴォルフがいい!」とは思ったけれど、そんなパッと見ただけで判る黒さはイヤーン。
そして殿下復活・・・こっちの写真もかなり微妙・・・(^^;

しっかし、こんなスケジュールでチケットどーすればいいの!!!
しかも窓口売りはなくなる!?
やめて〜。電話とネットだけじゃ今よりダフ屋さんが儲かるだけじゃないかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぁぁぁ。


2004年12月17日(金)



 いただけるのは嬉しいのですが・・・

うーん、会社のエライ方からBVLGARIの袋をいただきました。
「くづきさん、好きでしょ?」
中身はキラキラ輝く・・・ではなく、いや、別の意味では光ってるんだな、これも。

中に入っていたのはビデオとCDとカセットテープ。

●「岡田敬二 ロマンチック・レビューハイライト集」のビデオ
●「’96 宝塚主題歌集」のCD
●「タカラヅカ・ピアノサウンドコレクション」の
  「花組/ザッツ・レビュー」
  「雪組/真夜中のゴースト&レ・シェルバン」のカセットテープ!

受け取ったもののしばし呆然。

「な、何ですか?コレは・・・?」
「うちの奥さんに、ってもらったんだけど奥さんあんまり興味ないからー」
「ヘー、ありがとうございます。」

しかし随分古いものを・・・大掃除で出て来たのかな?と思いつつ品定め。

真矢さんがトップスターさん姿!金のタキシードでキメキメです。懐かしい〜。
ビデオの方は20年前のショーも入ってるじゃん!
なんだか濃そうなタイトルが並んでます。
ジャケット写真の全くハイレグではない衣装に時代を感じるなぁ。
轟さんのトップお披露目姿の下にいるのは和央さんと花總さん・・・
「あれー?『ファントム』の2人じゃないですか〜この人こんな頃から
いたんですねー。」と某ちゃん。
シーッ!それ言っちゃダメだって!!!

そしてCDのジャケットは’96の公演のポスターがズラっと。
そうですか・・・ここでもコレが来ますか。
数あるCDの中でこれを戴いたのはやはり何かの縁なんでしょうか。

一路さんのトートに見つめられるくづきでした。
・・・あ、麻路さんのトートも入ってる。

2004年12月16日(木)



 くづきと時間泥棒

★お知らせ★
BBSのURLがレンタル元の都合で変更になっていました。
ゴメンなさい。削除した訳じゃないです。連絡くれた某嬢ありがとうー。
サイト内のリンクの修正は近日中に行います。
今は↓からのみ入れます。
QP MooN BBS


大阪エリザレポは「退屈しのぎ」まで完了。1幕分が終わったら一度アップします。
明日か明後日になるでしょう。
え?昨日からあんまり進んでないって?
すまねぇ・・・仕事がキツイんです。週末と月曜日休んだから。
人生楽あれば苦もありさー。

つーかね、最近変なんですよ。
ちゃんとカレンダー見たり、依頼表に締め切り書いたりしてるハズなのに・・・

「え?締切り10日ですよね?」 「いえ、8日です(と青ざめるチーム長)」
「これって週明けまででしょ?」 「ラフチェックは今日ですよ!週明けはカラー納品」
「プレゼンは金曜じゃ・・・?」 「木曜2時ですよ?」

ア、アレ?
毎日寝る度に時間泥棒に盗まれてますか?私。
モモ、助けに来て〜!!!

・・・これ書いた後で事務の人が
「くづきさん、14日の朝タイムカード押してないですよ?」
んなバカなっ!絶対押したって!!!
時間泥棒じゃなくて「時かけ」?なんか本気で恐いんですが・・・

冬コミの新刊はもう印刷所には間に合いません(/_;
無理すれば間に合うけど、絵無し、ただサイトと同じのをプリント製本するだけに
なるのは嫌なのでコピーにします。
「Elisabeth 2004 年末速報」でギリギリまで描いて作ります。
カラーページも綴じ込めるしね。
大阪3連戦レポと帝劇、中日の観劇メモ漫画くらいかなぁ。
多分30〜40部が制作作業限界。
当日会場へ来られない方で希望の方がいらっしゃればメールで事前にお問い合わせ
くださいまし。

年明けに「Elisabeth 2004 完全版」で印刷所に持ち込んで正式発行。



2004年12月15日(水)



 大阪エリザレポ、11日マチソワアップ

大阪エリザベートの12/11公演分のレポアップしました。
サイトのトップページか↓からお入りくださいませ。

東宝『エリザベート』大阪レポ12/11

ページのデザインも何もない直アップ状態なので読みづらいところがあったら御容赦!
12日の大千秋楽はシシィの新婚生活のところまで書いて朝になってしまいました。
眠い・・・続きを書き上げ次第アップします。


2004年12月14日(火)



 エリザレポ、執筆中

昨日のこの日記の来訪者数を見てビックリしました。
大台乗っちゃってるよ。ヒエー。

エリザ3連戦のレポ?レビュー?ただの妄想文?はただいま書いてます。
とりあえず12/11のマチネ&ソワレ分は完了。後は大楽だけ.
帰りの新幹線でA4ノート5ページに書きなぐったものをまとめ直しますので
しばし、お待ちを。
11日分も暫定版で校正なしのダラダラものを14日の夜にでもアップします。
くそー仕事に行くのがこんなに嫌な日はないよ。

でも心が黄泉の国に飛んでいったままで、仕事が片付かないとそれこそ時間が
なくなっちゃう!!!!
某トートサイトさんのレポイラストみて泣き笑い。

ああそうだ!
韓国のKBSで以前に放送されたパク・トンハさんの番組。
最近ヤフオクに信じられない値段で出品されているようですが、あのビデオは
日本から通販で正規品が購入可能です!
オクで出品されている方は新聞とかオマケにつけているみたいですが、ビデオ
のみ御覧になりたい方は普通に注文しましょう。
送料込みで¥3200。
http://www.innolife.net/ のショップコーナーで扱っています。
以前にくづきが注文した時は最初テープが割れてしまったものが届きましたが
その後綺麗なものを再送していただきました。
また、この不良品も友人などで同じ目にあった人はいませんので、たまたま
くづきがハズレを引いただけです。
内容は「Kitsch!」の方でも紹介しているように帝劇公演のリハーサルの様子
なども少し観られますのでエリザベートファンの方にもオススメ。


大河の「新選組!」の最終回も急いで見た!
泣いた!
最初から最後まで見てきて良かった!!!!
多摩編が長過ぎたって意見も良く聞くけど、この新選組にはあの多摩での日々が
全てだったんだなーと思うので私は良し!
回想シーンでの各キャストが異様の若く見えるのが不思議ってか恐い位でした。


2004年12月13日(月)
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