QP-Days
くづき



 ♪救世主あらわる〜

ただいま8月のコミクマーケット用新刊の原稿描き頑張ってます。
今日はアシスタントさんでくんちゃんが来てくれて、いつもの丁寧な作業で
サクサクお手伝いしてくれました。
た、助かった〜!
最近は入稿の度に手伝ってもらってるなぁ。すまんね・・・

週末に舞台を2本。
PARCO劇場での「LAST SHOW」。
長塚圭史の脚本・演出の舞台を見るのは全く初めてだったので、「こういう
作品を作る人なんだー」と物珍しさが先に立ち、結構ダークな内容にも
衝撃度は低め。日常と非日常の境界線の引き方が面白かったなぁ。
自分と同世代の人の作品だ、ってこともあるのかな。台詞の一つ一つや
話の持って行き方がやたらとツボにハマってきた。

メインテーマは『家族』でいいのかなぁ?
まだ大阪公演が残ってるからネタばれな内容は書けないよ。
この舞台には関しては全く何も知らない状態で観た方が面白い!

開演前にパンフを斜読みしてしまった私は失敗・・・中のインタビューで
古田新太さんが話してる食べ物ネタで、彼の演じる『ワタベさん』の属性が
ほぼ判ってしまい、最初のシーンで客席が笑ってる中、既に背筋に怖いものが
走ってしまいました。う、もったいなかったよー。
そして、彼の主張は実はかなり納得してしまう・・・というよりも、私も
同じ事を何度も思ったことがあるんだな。
実際にはやらない、出来なかったけど。

風間杜夫さんが凄く良かった。TVドラマでのイメージしかなかったから、生で
観たらめちゃくちゃ存在感と演技力のある役者さんでした。
彼のイライラ感と衝動とズレた感覚がまた怖い。

パンフの長塚さんの経歴で『世にも奇妙な物語』で脚本家デビューとあった
のでどの話だろう?と検索したら98年の『ホーム、スウィートホーム』。
レンタル家族的に代理父親として雇われた何でも屋の男が疑似家族と交流して、
最後にはなんとも哀しい結末を迎える話。
あーあの話を書いた人だったのかぁ!なんか、納得。

17日は帝劇で『モーツァルト!』団体観劇。
今回は30人の大所帯でワンブロックをほぼ占領。
参加していただいた皆さんありがとうございました。

中川ヴォルフはやっぱり物語後半になるとどんどんヒートアップしてく感じだね。
この回は演技よりも歌に力が入ってる感じのノリノリさんでした。
高橋ナンネールは最後に美味しいところをかっさらっていくなぁー。
最後の小箱をあける前後の彼女の演技と表情で物語の最終的なカラーが決まる
感じです。

猊下?お笑いをまじえつついつものように美声を轟かせてましたよ。
トイレシーンでは髪を振り乱しすぎるとアルコーがちゃんと直してくれるのが
なんか可愛い。アルコ伯爵は歌はあいかわらずなんだけど、いばりんぼ大司教の
従者としてのポイントの押さえ方は好きです。
今日は2幕のレオポルトとの場面で市村パパがちょっと煽るような雰囲気で
迫ってきたのが良かったのか、『神よ、何故許される』に入る前のコロレドの
怒りの迫力がGooD!

市村さんは歌い方がタップリ目になってきちゃったかなぁ・・・唸るような
雰囲気の歌い方が増えたかも。ヴォルフとの決別のシーンは素晴らしいです。
ここの一連のやりとりにはWヴォルフどちらとでも泣かされてしまう。

『モーツァルト!』の7月の指揮者は西野さん。8月は塩田さん。
今の落ち着いていて密度のある感じの音楽が割と好みなので、塩田さんに
変わるとどうなるかな・・・。
今より派手めの音が前に出てくる気がするんだけど。

『SHIROH』もゲキシネで上映されるの決定してたんですねー。
やるやると言っていたのに情報があまり出てこなくて忘れてましたよ(^^;
PARCOのシネクイントで1日3回のみで8/20〜9/9まで。
最終回は19:15からだから平日の仕事帰りにもいけるなぁ。
東京の後で日本各地で上映かな?

『SHIROH』ゲキシネ公式サイト

〈私信〉
Nさん、ミュージカルバトンありがとうです。2、3日中に答えますー。

2005年07月18日(月)



 決定しました

7/17のチケットは譲渡先が決定しました。
ありがとうございました!

2005年07月14日(木)



 レンタルDVD

まず業務連絡。
週末の団体観劇の集合時間等のメールを参加者の皆さんにお送りしました。
事前にチケットの受け渡しを行っていない方が対象です。
各自御確認ください。

近所のレンタル屋が半額キャンペーンだったので、DVDを2本借りて来た。

★サウスパーク/無修正映画版
★ロッキー・ホラー・ショー/スペシャルエディション

両方ともミュージカル映画・・・だよね。

『サウスパーク』はブラックジョーク満載のアニメで通常のTVシリーズでは
もちろんミュージカルではない。映画版は90分の上映時間と内容のヤバさを
フォローする為にミュージカル仕立てになったらしい。
・・・でも、放送禁止用語満載の歌詞で結局一緒じゃないかぁー!!!!

しかも曲が良くてさー、『Uncle Fucka』の歌なんて仕事中に頭をグルグルと
回って大変だよー(笑)
内容はブラックすぎて笑うよりポカーンとなる怒濤の展開。
夜中に原稿描きながらニヤニヤして見ちゃいました。

こういうステキにおバカでダメダメで毒入りキュートなアニメは日本では
まず作れないんだよね。アメリカってこういうところは妙におおらかだよね。
一応日本でもR-15指定だけどさ。

日本語吹き替えモードは何故か関西弁。下ネタ系のクッション変わり?

『ロッキー・ホラー・ショー』はB級SF映画の王様・・・ってか女王様?
今年で公開開始から30周年なんだって。
『The Time Warp』の曲に乗ってフランクン・フルター博士の待つ妖しい世界
へGO! GO!
こちらも訳判らん摩訶不思議な世界観のおバカ&ビューティフルな映画。
今見ると意外にフツーに楽しめると思うんだけど、公開当時はボンテージな
下着に身を包んだトランスセクシャルのマッドサイエンティストが主人公、って
だけでかなりセンセーショナルだったんだろうなぁと思わされる。

そしてこちらもバカバカしい内容と反比例するように曲がイイ!
グラムロックの美しくてドラマチックな楽曲に載せて繰り広げられるデカダン
な世界。これを頭に思い描いて、あきれる程美しくてグロテスクな状態にスク
リーンに焼きつけられる人たちは凄いなぁ。

唐突なそれでいてSF映画のお約束の「ちょっぴりセンチメンタルで哲学的」な
オチには思わず納得させられそうになって『ウソウソ』とTVに向かって一人で
ツッコミを入れてしまいました。

これはいろいろなSF怪奇映画のエッセンスを盛り込んだオマージュ映画でも
あります。劇画タッチのペーパーブックのイラストにトキメキ属性を持つ人間
には溜まらんものがありました。

若い頃のスーザン・サランドンが下着姿で歌って踊るシーンはすんげー可愛い。

何年か前にローリ寺西氏主演で舞台版が上演された時に行けば良かったなぁ。
ジャネットで池田有希子さんも出てたんだよね。
今やるなら橋本さとしさんの博士でみたいなぁ・・・。

2005年07月12日(火)



 どこだ!?モーツァルト!!!

土曜のチケット抽選会の後、ソワレ公演からくづきの『モーツァルト!』
帝劇公演月間スタートです。

翌日の日曜はマチソワ観劇だったので、結局3公演連続観劇。
これは各ファンクラブにお願いしてあったチケット分の当選日程がたまたま
ここに集中してしまい、なおかつ座席がどれもイイ!という状態だったので
手放すのももったいなく・・・と。
それでも3時間の舞台をマチソワは腰が痛いねー。
合間の時間に国際フォーラムのマッサージ屋さんで揉んでもらったんだけど
やっぱりツラいや。

ヴォルフ役は中川→井上→中川の順番です。

中川ヴォルフは良い意味で変わってなかった。
初演の時は初舞台って事もあって彼の本能的な勘だけで動いていたのがピタッ
とヴォルフガング役にハマっていたんだけれども、今回は3年の間に出た
別の舞台で吸収したものをちゃんと身につけて帰ってきた。
その上でヴォルフガングとしての歌や思いに血肉が通い、彼はとうとう演じる
のではなく『ヴォルフガングになってしまった』。
そんな感じ。
目の前で生きてる『彼』がいる、と思ってしまいましたよ。

9日に観た時は初演から進化しつつ変わらない姿にフムフムと思っただけ
だったんだけど、10日のソワレ(特に2幕)での迫力には圧倒されまくり。
彼のヴォルフガングって基本的に愛されキャラなんだよね。
破天荒な振る舞いも天然の無神経ぶりも、周りの人をいらだたせつつその
魅力で捉えてしまう。
良い意味での子供の部分があるのかな。
メスマーが言うように天から落ちてきたみたいな不思議な魅力がある。

そんな彼を神から預かってしまったモーツァルト一家と周りの人々に与えられる
神の報酬の残酷さに震えがきました。
最後にナンネールが銀の箱を『開けてもいい?』と二度と返事を返すことない
弟に何度も静かに訊ねるようにした後でゆっくりと開けて、そこから光と共に
彼の『音楽』が溢れた後のあの空気。
残されたプリンセスが悟った『神の愛』の深さと残酷さは人間には重すぎます。

本当にブルブル身体が震えちゃったよ。んで、何ケ所かで泣いてた。
生の舞台ってこういう瞬間があるから溜まらない!
10日ソワレは全体的に舞台が良かったよー。

なんか後から書くと申し訳ないんだけど、10日マチネの井上版も良かった。
井上ヴォルフは初演の時の音楽の王子様なキャラクターからはかなり変身。
一言で言うとヤンキー系・・・少年マガジン系の少年マンガの主人公みたい
だったなぁ。(中川くんは少年ジャンプ系か?)
アマデによる才能がなかったら本当にどうしようもない奴って感じに今回は
キャラを創っていますね。これは結構好き嫌いわかれるイメージなんじゃ
ないかなぁ。
ただ、中川版ではヴォルフとアマデが一定の距離を置いて存在している印象
なのに対して、井上版はヴォルフ=アマデという印象が強く、私はそこが
気に入りました。
お伽噺の『カエルの王子』や『美女と野獣』のように姿形、表面に出ている
部分が変わっても『アマデは確かに僕なんだよ?』と言っているような感じ。
成長したことで変わった部分だけを見て、変わらない部分はどうして見て
くれないの?という彼の叫びには共感するものがあります。

あと声が安定していてイイ!
ようやくこういう声を普通に綺麗に出せるようになったのかー、とデビューの
頃から見ている者としては感慨深かったり(苦笑)

この回のアクシデントで1幕最後の猊下のお屋敷。
乗り込んできたヴォルフの前でお戯れ中の猊下の姿が見えるはずが、スライド
式のセットが動かず、猊下1人だけでセットの影から飛び出して来ました。
後からお姉様たちが出て来てガウンを着せてあげていたんだけど、アルコーは
『乱入です!』の台詞のタイミングを思いきりはずしてしまいました。
いつもは猊下の足の下から出てくるお姉さんが思いきりブーとした顔で、出て
きていたのがちょっと可愛かった(^^)

次は来週日曜日よー。

2005年07月10日(日)



 チケットの女神

本日は9月の帝国劇場、東宝版エリザベートの最終チケット発売日。

事前の先行予約にはことごとくハズれ、先週の一般発売でも電話もネットも
繋がらなかった私には最後のチャンス!

気合いだけは入れて6時過ぎに家を出て帝劇へ。
う、お堀方面にすでに長い行列が出来ています。帝劇のお兄さん達も早朝から
ご苦労様です。
中に入って待機中にお友達と遭遇。彼女もかなり早朝に来たのだけれど先頭
付近は寝袋徹夜組さんたちがいたらしい。
抽選だから早く来ても意味はないんだけど、住んでる場所によっては始発でも
集合時間に間に合わないからなぁ・・・。

本日は劇場取り置き分の約600枚のみ販売。
1人2公演&各2枚までの計4枚!の制限付きとはいえ、100番台の購入権
をクジ引きで当てないと実際に購入する事は難しい。

劇場側の説明では今日は1〜250番までは番号付きの当たりクジ。
それ以外は全部ハズレ券になっているとのこと。

・・・で、本日の抽選参加者は約2300人。
確率1/10です・・・トホホ。

待ってる間にイメージトレーニング(笑)

箱を選ぶ。手を入れてクジを引く・・・
キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━ ━━!!

このイメージ。

んで実際に引く順番になりました。
エイヤッ!と選んだその1枚!

こ・・・これは・・・!?

キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!



86番!!!
前回のレミゼ戦では『明日の夜ね!』とかその前も『明日のお昼位かなー』の
クジしか引いていなかったのに!

チケットの女神様@ウィーン班はくづきを最後に拾ってくれました。
ありがとうー。ウウッ。

出口で合流したお友達も内野トート×井上ルドルフ狙いだったので、二人分
買う事にしました。
私が買う時間では土日公演と最終週はほぼ売り切れだったのですが、26日の
マチネを買う事が出来ました。良かった。+平日ソワレの山口トートも。
これで希望の組み合わせは確保です。これでようやく長い戦いが終わったー。

本日並んだ皆さまお疲れ様でした!
まだ掲示板などの譲渡でチャンスはあります。
最後まで諦めなければチケットの女神様は微笑んでくれますよ。
がんばれー。


2005年07月09日(土)



 いろいろ難しいね!

母がまた気管支関係で入院してます。
来週の始めに精密検査をしてその後大きい病院へ移るか、自宅に戻るか
決まるらしいです。
常々注意しろ!とは言ってあったのに、結局守ってなかったんだなぁ・・・

看護士の不養生ですよ!もうっ。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

夏のドラマはとりあえず『電車男』と『はるか17』だけ見た。
『はるか17』は先週からで、意外に面白い。B級ドラマな時間帯なので
ダラダラと気楽に見られるもイイ感じ。
古田さんがやけにオイシイ役だなー。

『電車男』は映画版をまだ見にいっていないので、向こうとの違いは
よく判らない。
伊藤くん扮する『電車男』のオタク度はいいんじゃないでしょうか?
友人達の濃さについていけず、仕事も出来ないダメダメな中途半端感は
ある意味リアルかも。
エルメスを美化・・・というより女神様的に初回は出し過ぎ?
しかし伊藤美咲の整った顔は妙にフィギュア的な美しさで、このまま
彼女と恋に堕ちることはオタク脱却になるんだろうか?

ドラマ化で今まで某所に足を踏み入れたことのなかった層が大挙して
おしかけそうですね。地雷を踏みまくる人が出そうだなぁ・・・

2005年07月08日(金)



 星に願いを

もう少しがんばってみようと思います。
あれこれ。

2005年07月07日(木)
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