QP-Days
くづき



 エリザベート・3回目/井上芳雄ソロコンサート

今日から連休に突入です。
先週の休日出勤分の休みをもらって、帝劇へGO!

本日のキャストは山口・鈴木・パク(敬称略)なの皆さん。
今期は山口トートは2回目、パクルドルフはお初、鈴木フランツはまたか!な
組み合わせなのでしたが、今日はね、パクさん・・・パクさんのルドルフに
マジ泣かされた。
いや・・・ちょっとね、自分でも観ててビックリする位にパクルドルフの孤独や
繊細な心が伝わってきて、非常に良いルドルフでしたよ。

先週までの浦井ルドルフは若いし、その分自分で運命を切り開こうとする気概を
感じる皇太子でした。トートや革命家たちの思惑はあっても、母親であるシシィと
同じ強さを内面に持って外に世界に走り出すような印象。

対してパクルドは『帝国の為に何かしなくちゃ、変えなくちゃ!』と思っては
いても、彼1人では本当に無力で何も出来ない皇太子なんですよ。
ハンガリーでの活動も初めて自分の周りに人が集い、自分を(皇太子の肩書きを)
信じてくれた人たちを裏切れない、そんな感じでなしくずしに動き始めてしまう
ようなのね。馬車の上でニコーッと微笑みかけるトートにも緊張した顔を崩さずに
人々の熱狂にも真摯に応えようとするあたりで、なんかもうダメ。
『ああ、そんな生真面目くんで大丈夫なのかー』と心配させられ、いよいよ
人々の中心で自分の意志で踊り出すところでの、見事なまでに運命の操り人形と
化しているところで更に心配させられ・・・

逮捕された後で名乗るまでの時間がすごく長いのですよ。
活動が失敗した事、出来る事ならこの場から逃げてしまいたい、助けはないのか、
そんな思いがルドルフの頭の中をかけめぐった末に、弱々しい声でようやく
『・・・ルドルフ・・・』
後が続かず、警官に肩を掴まれて手荒く扱われた後で本当に辛そうな声で
『ハプスブルク・・・』って言うのさー(><。
陛下の叱責には元の気弱な青年の姿に戻ってしまったように『わたしは・・・』と
震えたような弱い声で必死に弁解をしようとするのにまた泣かされそうになった。
この弱くて不安定な姿が去年のパクルドルフよりも一段と深みと繊細さを
増していて良かったなぁ。

ママとの対話でパクさんはあんまりシシィを見なくて、自分の世界に隠って
思いを伝えるように見えていたのが気になっていたんだけど、今日はこの
シーンで彼はママに『闇が広がる』でのトートと同じように一緒に踊って
自分に力を与えて欲しかったんだね、という事が彼の動きと全く反応して
くれないシシィに姿のセットでクリアに感じられました。
この辺りにシーンでツツーとくづきの目からは涙が流れてきて、自分でも
「なんでこんなに入り込んでんのよー」と(苦笑)

1人その場に残されて、闇にダンサーズたちが浮かぶまでの短い間。
ルドルフの周りには闇しかない。周囲を見回して怯えたような顔を見せるパクルドルフ。
暗く孤独な世界。

マリー・ヴェツェラかシシィの幻のような女性たち、荒々しく彼を翻弄する
支持者や皇帝の影。誰もルドルフには優しく接してはくれない。
彼の心も身体も容赦なく傷つける存在の中で現れる本当の『闇』。
それが自分の不幸の源だと理解したのか、背を向けて逃げ出すルドルフ。
けれど逃げ切れず捕らえられ、闇に包み込まれる。

ここで空気が変わったな、と思いました。

このシーンでのトートたちの雰囲気ってのは獲物を捕まえた捕獲者としての
怖さみたいなものが出ている事が結構強いと思うのですが、今日の金トートは
不思議と優しい感覚というか・・・
もちろん、死の前から簡単には逃げられなよ、という強さ感じますけれど、
少なくともルドルフの魂の繊細さを無闇に踏みにじる彼にとっての恐怖の
対象ではない、という事が観ていて感じられる『死』でした。
幼いルドルフと別れる時に金トートは少年の手を剣に添えさせてから去って
いくんです。(銀トートはスルッと彼の手を離し、支えを失わせるみたいなの)

あの日の剣の代わりに今度は銃を渡す。

この一連のやりとりでパクルドルフは全てを理解し、『死の愛』ってやつを
受け入れたのかもしれません。
えーと、一応書いておこう。
浦井ルドルフの時はわりと長い間キスしてた金トート。
パクルドにはほんの一瞬、それも軽く触れる位の『死の接吻』でした。
なんだっけ?昔の少女漫画で『少女は花のように散りやすいから、くちづけを
する時はそっとしなくてはならない』とか言う名言があったと思うのですが
ソレを思い出すようなやけにジェントルなトートでしたよ、と。(笑)

この後の霊廟でのシシィの嘆きの歌がルドルフへ優しい子守唄を歌って
あげているみたいに柔らかい声と雰囲気だったのも新鮮だったなぁ。

あれは日本語の判らない人が聞いていたら、お母さんが赤ちゃんを抱いて歌い
かけているみたいに聞こえるんじゃないだろうか。
いままでのシシィの狂気と悲しみが全面に出た歌い方よりも、こっちの方が
更に怖くて哀しい雰囲気です。

今日は中盤までは話の展開というか、物語の空気がちょっと迷走ぎみにみえて
いて『あちゃー。今日の公演はハズレだったかも』と思っていたんですよ。
キャストさんの歌や演技は公演も真ん中過ぎて、良くなってるなーと思って
はいたんです。ただ、個々の感情の伏線の張り方がイマイチよく見えず収拾が
ちゃんとつくかなぁ?と思っていたところに、パクさん登場ですよ。

いやー、彼の登場で一気に物語の歯車が噛み合って、前半でのシシィやトートの
表情や動きにもパーッと色がついていくみたいな感じでした。

『エリザベート』って結局シシィはトートの愛をいつ、どこから受け入れたのか?
ってポイントが判りづらかったり、『死の偉大な愛』ってどういう意味よ?と
いうところが言葉で説明すると難しく、『トートはシシィを愛しているから彼女を
不幸にして、「死=自分」へ近付けようとするんだよ』とか言ってもやっぱり
なんだか違うかも?と思うことが多いのですが、今日はそのトートの愛情表現の
形と意味、それを最終的に理解し受け入れたシシィ、という点は妙にスッキリと
わかるオチになっていたなぁ。

まあ、要は『死の愛』を理解しちゃったシシィって、変な女。ってことなんだな。
もうそんな結論しか出せない展開なのに、感動させられて泣いてる自分は何なんだー!?

一路さんのシシィは先週は強さと光を持った存在としての印象が強かった気が
しましたが、今日は前半と後半で彼女の中の光と影の領域が入れ代わっている
のが見事でした。音楽部分とシシィの精神状態とのシンクロ具合の出し方が
凄いと思うのよ。なんだろな、歌詞の裏の意味を取るとかを超えて、音として
意味を体感しろ!みたいな感覚。
ちょっとここらへんは語りたい、ちゃんと語りたいので、また後で。(オイ、コラ!)

山口トートはとりあえずハンガリーでの『闇が広がる』の声だけなんとかして。
うーん、あれは賛否両論ってか基本は否でしょう!
観ていない、聞いていない方の為にちょっと説明。
ハンガリーでベビーゾフィーの棺が出てくるところで、シシィに怒られますね。
あそこの返しの『♪ふーたーりーでー おーどーったー』のところから、山口さん
変な声で歌います(泣
変な声ってどんな声?と聞かれても『変な声です』としか言えない変な声。
6日に初めて聞いた時は『なんでここで子供の声が?え・・・山口さんの声?
マイクの故障か!?』と思った位に変な声。うーん、ヒキガエルか宇宙人系?
音も抑揚がなく、棒読み的に歌い始めるので客席も微妙にザワつくんだよ。


一応くづきは彼のファンですし、妄想回路搭載のヘッポコ脳の持ち主ですから、
好意的に解釈するならいろいろ言えます。

・霊廟に潜む正体不明の闇から声
 この時点までシシィ自身がトート=死だと理解していなかった。なのでトートが
 憎悪の対象となったあの瞬間はあんな声に彼女には聞こえた

・死んだゾフィの亡霊姿をトートが借りてる
・シシィの神へ信仰の不信が世界を歪ませる

.元々トートは美しい存在ではく、あの声とそれに相応しい姿が本来の彼の姿で
 シシィの乙女回路が娘の死で一瞬外れた

・好きな先生にカエルをプレゼントしたら学級会でこっぴどく叱られてしまい
 ガクブルな小学生

・・・etc。
まあ、いろいろ解釈してもいいけど純粋に今の声は『違う』と思います・・・
怖さ、不気味、醜さ、不可解さなどを出すにしてももう少し声の選びようがある
と思うのですよ、山口さん!
今のはそうした演出的なこと以前に単純におかしく聞こえるのです。トホホ。
6日よりも綺麗な普段のトート声に切り替わるタイミングが早くなった気がする
のは本人もやっぱり気になってる・・・のか?(笑)
試行錯誤で調整中なら早く完成型にしてください・・・

そこ以外はカッコええートートでした。
今日はパクルドとの絡みもあって彼が与える『無垢な不幸』と死の愛の形みたいな
ものはものすごく良く形になっていた気がします。
日本版エリザについて回る『愛と死の輪舞』って意味がストレートにわかった。

文句言いながらも、やっぱり今日もハマって帰ってくるんだ。


夜は井上芳雄くんのソロコンサート。アートスフィアです。
3階の1列目だったので手すりが邪魔で邪魔で(^^;姿を観る為に常に姿勢を
変えなくてはいけませんでした。あの席は観づらいねー。
こちらもサクっと。19日にも行きまーす。
ゲストの笹本玲奈ちゃんとのデュエット曲が良かったなぁ。ってソロコンでしかも
ファンクラブの貸切日なのに女の子とラブラブな歌ばっかりってどうよ!?(笑)
ファントムを二人で歌ったのですが、最後の『♪Sing of me〜』でクリスがどんどん
高音を出していくところを井上ファントムはこの台詞を言わずいっしょに歌って、
二人でアーアー歌っているところがなんかエロくて良かったです。(ええー!?)

井上君は歌ってる時ホントに楽しそうだな。そういうところが好きだ。

トークコーナーでエリザの稽古の話。
久しぶりのルドルフなんだけど台詞もダンスも意外に覚えていて、よしよしと
思っていたのにダンスは自分の時と振り付けが凄く変わったので大変!と。
コレとこんなのとか(と旧ルドルフダンスの振り)なくなっていて、かろじて
コレは残っていたんですけどぅ、それで前に進めとか言われてエエーッ!?
みたいな感じで難しいです。っていいながらハンガリーで革命家たちを率いて
トートに向かって行くところをちょっと踊って(動いて?)くれました。

それと登場シーンでの陛下とのやりとりを1人2役で再現。
『おはようございます、皇帝陛下』『まて!ルドルフ』と台詞と立ち位置を
交互にやってくれて、これは客席大ウケでした。
今日の感じだとやっぱり少しヴォルフMIXなルドになっているのかな?
言いたい事はちゃんと言える、でもちょっと神経質そうな雰囲気・・・って
あんな短いシーンで語るな、って感じですね。(笑)
とにかく復活のプリンス、楽しみです。

ファンクラブアンケートでのサービス曲は去年のソロコンでも歌った『ニーナ』
でした。職人のお爺さんが作った木の椅子を歌った物語的な曲。
しかし井上君が『この歌をリクストしてくれた方ー』って挙手を促したのに
ほとんど手があがらなかったのは何故?(笑)
一応アンケート1位のはずなのになぁ。

今日のコンサートの模様は12月にDVDで発売されるそうです。


明日は帝劇マチソワ、18は仕事と『吉原御免状』、19は井上君ソロコン楽。
充実し過ぎの連休の予定です。





2005年09月16日(金)



 やっぱりダメポ

一昨日と昨日は出勤でした。
子供向けのゲーム企画で仕事がまた入ってアレコレシステムやルールを考えたり
してました。んで、今日はその企画書を持ってクライアントさんにプレゼン。

フフフ・・・深夜に半分寝ぼけた頭で苦し紛れに考えたゲームシーリズのウケが
良かったよ(泣笑

『なんだかシュールですね(クスッ)』
『面白いー、変わってるしなんだか可愛いー』

と女性の担当さんたちの反応はかなりいい。対して男性の担当さんはあまりに
シュールすぎてちょっと苦笑いぎみ。まあ、プレゼンしながら自分でもこの
ルールや世界観はアホだなーとは思って進めていたからな!こんなもんさ。

これからまた煮詰めないといかんのじゃ。フラフラ〜。

やっぱり、今日のソワレのエリザチケットは手放しておいて良かったよー。
時間的には予想より早く終わったので、上司を振り切って帰っちゃえば開演の
時間に間に合わない事もなかったのだけれども、2日続けて睡眠3時間未満の
身体は多分客席で沈没してたと思うもん。

10日の土曜には『エリザベート』2回目に行ってきました。
あ、1回目は先週の6日のソワレです。(レポかけてないんですが)
これで金銀トート両方見た訳ですが、うー・・・私はやっぱり金の人が好き。

というよりも銀の人・・・どうしちゃったの!?って位にイマイチ感&微妙感が
あったんですけど。
去年の大阪版はすごく好きだったんだけどなぁ。
去年の帝劇版も文句を凄く言ったけど、惹き付けられるものがあったんだけどなぁ。

今回はどうも作中でのトートの浮き方がいままでと違っていて、そこに馴染め
なかったなぁ。突然目の前に現れる不条理な存在としての『死』って方向
なのかも、とは思ったんだけどさ。
怖さも威圧感もなくて、かと言って人間臭い悪魔って訳でもなくて・・・
銀トート特有のフェロモンもなくてなぁ。彼の決めポーズの数々で吹き出し
そうになったのは流石に初めてだよ。私でも。

具体的に言うと銀トートがシシィにふられるところなんですけどね。
以前も振られるたびに (´・ω・`) とした状態にはなっていましたけど、今回は
その前後の動きもなんだか文楽人形かスマスマのコントか、みたいな動きが
全般についちゃっていて・・・去年のカラクリ金トート以上のインパクトでした。
銀トートの幽玄なイメージの動きが好きだった私としてはかなり複雑な心境。

うーん、唯一の救いは銀トート自身は常に楽しそうに舞台上に舞い降りて
きていたところかな。悩み多き人間達とは違う存在という事があの笑顔と
勝手気侭な風来坊みたいな趣にあるのなら、これからソコを極めてくれれば
いいかぁ〜。たぶん、もう一度見ればああいうトートもいいと思う。
イメージの中の銀トートとのギャップが予想外に大きかったので、ちょっと
腰が引けたんだな。

またしてもチケットを用意して下さった某さんには申し訳ない感想です。
タイミングなんだよー、多分。銀トートってだけでは私はスイッチ入らない
からさぁ。舞台全体のノリとかもあるのと思うのよね。

それとこの観劇会で偶然学生時代の先輩と会いました。
主催の某さんが共通のお友達だったからなんですが、お互いそんな事は
全く知らず・・・3人+αのその場にいた皆で『世間は狭すぎ・・・』と
意見一致。先輩もちゃんとデザイン業界で仕事を続けていて、嬉しかった。

そうそう!
ただ今くづきの携帯は壊れています。電話を受けること、メールの受信は
できるのですが、操作ボタンの一部が反応しなくて携帯からのメール送信と
電話番号に4とか9とか入っている方には電話できません(笑)
今週中には機種変更で新しいのにしますので、それまでしばらく応答が
遅くなります。よろしくねー。

もう一つ連絡事項。
先週までに当サイト経由で同人誌のお申し込みをしていただいた方への
本の発送は完了しました。お申し込みいただいた皆様は、到着までもう
しばらくお待ちください。

2005年09月12日(月)



 とりあえずエリザ観劇豆知識

えーと、帝劇公演が始まってから検索サイトからエリザベート関連のキーワードで
こちらに来て下さる方が増えているみたいなので、それ関連のミニ知識。

★上演時間は約3時間です。幕間の休憩は25分、もしくは30分。
 開演時間が一番遅い平日6時半開演の場合は9時40分が終演予定時間。
 ただしカテコの盛り上がり次第で多少後ろにズレるかも。帰りの電車などの
 時間にお気をつけください。
 
★今年のパンフは¥1600。白系の表紙にエリザベートのサイン入り。
 内容は通常のキャスト紹介などの他に、東宝エリザの初演から今までの歩み
 を写真とレポで振り返る企画ページが充実。

★グッズは昨年の物にクリアファイル(2枚組)が追加。

★ポスター、マグネット類の写真も去年のものと同じです。井上ルド版は今のところなし。

★パンフやCDなどはチケットを持っていなくても、入り口の係員さんに言えば
 購入可能。ただし、時間帯によってはしばらく待たされるor係りの人に
 欲しいものを伝えて売り場から持ってきてもらう・・・などの場合があり。

★当日券は前日の電話予約になりました。詳細は東宝公式サイトで確認を。
 当日のキャンセル待ち分も時間による整理券配付などがある模様。

★窓口に時々戻りチケットが出ています。先週末は5日分程、数枚づつ出てました。

★サバキの人はそれなりにいます。開場時間前後と終演後の人混みが狙い目?
 けれど、欲しい公演日と欲しい席種の持ち主とめぐりあえるかは運まかせ。
 ネットでの譲渡については『オケピ/okepi.com』などへどうぞ。
 (くづきの手持ち分は全て譲渡完了してしまいました)

★JR有楽町から帝国劇場までは『国際フォーラム』出口から1本道で5分弱。

★『カフェ・ウィーン/国際フォーラム店』は昨年のエリザ公演終了後に閉店
 してしまいました。同じ場所に現在は別のカフェが入っています。
 日本橋三越店は営業中。

★出待ち、入り待ちは自己責任で!

以上、最近多いキーワードへの参考解答でした。

2005年09月07日(水)



 行けなかった

昨日と一昨日は都立青山高校の文化祭、『外苑祭』の日でした。
去年、一昨年と見学にいっていたのですが(2004.9.9/2003.9.23日記参照)
今年は下の日記の通りちょっと動きがとれなかったんです。
検索サイトからこの『外苑祭』ってキーワードで飛んで来てくださった方も
結構いるみたいなんですが、スミマセン。
個人的に一昨年のジェラルドで去年はマークだった女生徒さんの最後の活躍を
観たかったなー・・・とマニアな意見を言ってみる。(笑)

※この高校の文化祭は普通の展示などではなく、全クラスがミュージカルや演劇を
クラス内で公演するという独特のスタイルの文化祭なのです。毎年いろいろな演目を
上演していて、これが結構上手い!面白い!楽しい!と3拍子揃っているのですよ。

昨日の取材資料を元に彩色までしたスケッチを営業さんに渡す。
『あ!くづきさん、博物館まで行ってきましたね!?』
『うん、行ってきたー。行って良かったよ〜』
『ですよねぇ。これ行かないと描けない絵だもんなぁ。ありがとうございます!』
つーことで、昨日ちょっと無理して出かけたのは無駄にはなりませんでした。

TOPページのカウンターが気が付けば、そろそろ「77777」です。
踏まれた方は御一報いただけたら嬉しいな、と。

2005年09月05日(月)



  週末は忙しいのだ/2

昨日の作画用の資料はやっぱり取材に行くことに決定!
開館時間の9時に合わせて、都内の某博物館へ。
展示物の配置や建物の作りを館内の案内図と首っぴきでチェック&スケッチ。
館内は写真撮影OKとはいえ、展示解説も全く読まずひたすら壁や部屋の全体図が
判る位置でのみ写真を取り、時折スケッチブックに何かを書き込む姿は・・・
これから数カ月以内にココに泥棒が入ったら容疑者リストの上位に入る怪しさだ。
気のせいか警備のオジちゃんが私の周りをウロウロしている気がするわ。

しかも、この後の予定の都合で私の服装は怪しさ度アップ!なのだ。
汚い格好?ブブー!逆。
とても博物館の見学に朝一で来たとは思えないオシャレワンピース。
その格好で館内の上から下まで隅々を1時間強で移動し、メモメモ&パシャ!
のんびり見学中の親子連れの視線も痛いぜ。

必要な箇所を全部押さえて終了。
いやー、来て良かったよ。記憶にあったのとかなり違ってたもんなぁ。

今日のメインイベントは仕事絡みでとあるイベント見学。
お子様対象のイベントなんだけど、ちょっとハイソ(笑)なテーマのイベントの為
「参加者の親子を不愉快にさせないオシャレ服で来るように!」と上司から指令が
出ていたのだ。
まぁ・・・日本は平和だね。って感じでした。

その後は会社で資料を見ながら仕事しようと思っていたのだけど、雨が降り出し
嫌な予感。結局家で仕事をする事にしました。これは正解だったなぁ。
夕方から台風の影響で大雨。雷も鳴るし、で凄い天気になってしまいました。
早めに帰って良かったよー。


2005年09月04日(日)



 週末は忙しいのだ

今日は6時に起きて、掃除と洗濯。
その後10時過ぎまで持って帰ってきた仕事のスケッチ。ムー、どうしよう。
営業さんにもらった資料だけだと作画が出来ん・・・「雰囲気で適当にまとめ
てください」とは言われているんだけど、やっぱり細かい部分とか間取りとか
具体的につかめないと難しいなぁ・・・後で彩色するときにも困るよなー。
う〜、取材に行くしかないのか!?

11時前に美容院。今月のスケジュール帳を開くと今日行っておかないと
月末まで行けない感じ。なのでカットとカラーリング。
誕生日クーポンで普段より割り引きなんだけど、その分手を抜かれた気が
するんだよなぁ・・・普段は担当さんとアシスタントさんの二人でやって
くれるのに、今日は主に更に下のランクのアシスタントさんがアレコレ
やってくれたんだよね。
いや、まあ、ちゃんと仕事してくれたからいいけどさ。
(と思ったら耳の中にカラー液が少しついてた!シャンプーしてくれたハズなのに〜
家に戻ってから気付いたぞ、プンスカ!)

午後から例のチケット交換で帝劇近くへ。中では公演中なんだよなーと思いつつ
無事にチケット交換成立!フ〜、これでなんとか観る回数減らさずに済むわ。

夜は国際フォーラムで「CHICAGO」の来日公演。
前回の来日ツアー版は全体にイケイケなノリで物語が展開していった感じだった
んだけど、今回のはロキシーとヴェルマの生き様がそれぞれ淡々と平行して描かれて
いるような印象。映画版では顕著だった二人の人生が交差して絡み合った末の結末
ではなく、最後の最後でようやく二人の進路が同軸に乗るような感じなのだ。
これからが「二人の物語」のスタート、って感じ。なので、物語の構成としては
イマイチ面白くなかった気がする。同じ脚本で同じ展開で同じように物語は進むのに
印象って違うものだな。

ヴェルマとビリーが黒人の役者さんだったって事も影響してるのかな。(ママは
白人金髪のおばちゃんなんだよね、これが)
ヴェルマの「ここでしくじったら後がない」感がちょっと痛々しくさえ思えた。
ロキシーは赤毛でちょっと夢見がちのごくごく普通の平凡な女性(でも殺人犯)、
って雰囲気が良かったな。
あ、メアリー・サンシャインの人は今回の人の方がオチでのビックリ度は高かった!
知ってて観ててもスゲーと思っていたけど、彼女がカツラ外した後の客席の雰囲気が
まさにポカーンって感じで、え?何が起きたの???って感じに少しザワついたのが
可笑しかった。その後の拍手も大きかったなぁ。

フォッシーダンスの動きにはウットリ。

一緒に観劇したのはいつものモン子ちゃんと会社のKさん。
二人は劇場に来る前に「スター・ウォーズ展」によって来ていたので、そっちの
カタログを休憩時間に見せてもらった。
ん?なんか前半分は以前にあったSWアート展と全く同じなのでは・・・(^^;
「ボバ・フェットの腕についてたメカがさー、普通の電卓にカラーリングしただけの
奴だったのがショックだったよ〜」
まあ、旧作は低予算だったからねぇ。


2005年09月03日(土)



 当ったちゃったよ・・・

今日の打ち合わせ・・・あれ?3時ですか?
夕方じゃなかったでしたっけ???
だって、2時に別の打ち合わせ入れちゃいましたよ。
あー、すんませんねー。そっちは私は欠席って事で!

ヘ?やっぱり打ち合わせは5時からだった???
んー、大丈夫だと思います。行けます。

・・・では次回は、12日か13日で。
(え?ちょっと待ってその日は・・・)
あー13は予定入ってるなー、12日の、えー16時、いや
17時からにしましょうか。んじゃ、よろしくー!

・・・12日はエリザベートの予定が〜(T0T)
今回唯一の前方センター席の日だったのにぃ。
あの一般発売日にクジを引いて買えた席だったのにぃ。
17時始まりの打ち合わせじゃ、終わるの19時過ぎだよう。

つーことで、仕事の予定と思いきり当ってしまいましたよ。トホホ。
ムー、交換希望に出してみましたがどうなる事か。

家に帰ったらポストの中に大きな封筒が。
差出人は講●社。
あー!友達の漫画家さんの作品が載った時のアンケート懸賞だ!
・・・えーと、何に応募したんだっけ?当ると思ってなかったから
かなり適当に番号を書いた気がするぞ。
ピリピリと破いてみると出てきたのはプレステ2用のゲームソフト
『Romansing SaGa 〜Minstrel Song』!

うわーい!やったー!!!

って、オイ。私プレステ2の本体持ってないじゃん。
当る訳ないからなーと思って、単にスーファミ版ロマサガスキーの癖で
選んじゃったんだっけ。

こういうのはクジ運のムダ使いなんだろうか。
それとも、やっぱりクジ運ないね!って事なんだろうか。

2005年09月02日(金)
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