一橋的雑記所
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2005年12月21日(水) |
本サイトWeb拍手に一本転載。※ホントは060609. |
051212付けの、天花粉のアレです(アレて)。
転載に伴いまして、若干加筆訂正してみました。 こっちの方と拍手の方はレイアウト以外は全く同じ内容(の筈)なので。 此方を読まれた方は、あちらを確認する必要は御座いませんかと。
つーか。 文字制限に引っ掛かって。 Web拍手の方、二つに分離してしまいました……(伏し目)。
もうちょっとしたら本サイト一旦休止して。 ちゃんと『舞-HiME』プロジェクト部屋作ろうとか。 思うだけは只な事を目論見中(何)。 結局、書けば書くほど長くなるので。 いつまでも、Web拍手に頼っている訳には……! つか、そもそも使い方間違ってますが、Web拍手(伏し目)。
<060609>
2005年12月20日(火) |
何だかそれぞれ独立したお話の断片を集めたみたいな(ヲイ)。※6回目。ホンマは、060607更新。 |
だああああああ………!!!(何事)
軌道をそれたまま、そして落としどころが見つからないまま。 恐ろしい事に、続けてみました。 何も考えないで書くべし、と決めたのは良いのですが。 これ、通しで読めないものになりつつないですか?(訊くな)
そんな感じで。 第六回です。 読み返すのが、大層怖いのでそのまんまです(何)。
ちなみに。 本日のBGMは、某YouなTubeで拾って参りました。 シズナツなPVより「Enerything I Do,I Do It For You」。
や、もう、マジで。 内容とは全くかけ離れたBGMにて……(伏し目)。
痛くない筈はないのに。 彼女は眉一つ動かす事無く、静かに涙を流し続けている。 光を失ったかのようなその瞳の中には。 何一つ映ってはいないようで。 そう、私の姿すら、映してはいないようで。 その事が、辛かった。
綺麗な夢のその果てに・6
いつだって、彼女は、自分の事は何一つ語らないままに。 独りで何かを決めてきた。 私の為に、と思う事ですら、いつだって。 そんな彼女の、寂しいまでに厳しい優しさに守られなければ私は。 多分、何処かで折れてしまっていた。 だから、分かる気がする。 今なら、分かる気がする。 彼女が、何を恐れて離れていこうとしているのか。 悲しかった。 でも、それ以上に、情けなかった。
「静留……」
彼女を、そんな寂しい檻に閉じ込めたのは、私だ。 あの日、偽りなく言葉にした、私の思いだ。 でも。
「……」
彼女の手首を戒めていた両の掌を開く。 強張った指の間から、その温もりが遠ざかる。 淡い血の色をした、この手の痕が。 自分のした事だというのに痛々しくて、見ていられなかった。
「……静留。お前が望もうと望まなかろうと」
だのに、私の唇は、激情の勢いを残したまま、また。 偽れない気持ちを言葉に代えて、吐き出してしまう。
「私だって、いつかは、変わる」
ひっそりと。 彼女の肩が小さく揺れる。
「それを恐れているのは、お前だけじゃない」
零される言葉とその意味を。 多分、私以上に理解する為に。 彼女が息すら堪えて耳を澄ましているのが分かる。
「そんな事、お前は良く知っていたんだろうな……だから……」
一旦握り締めた右の掌を解いて、そっと伸ばす。 脳裏を掠める既視感。 あの日彼女が差し伸べた、震える掌。 それすら恐ろしくて、怖くて。 初めて見た、彼女の泣き出しそうな怯えたような表情にすら。 気付けないままに、その手を拒絶した。 今、私の差し伸べた掌を彼女は、拒まない。 けれども、その頬にこの指の先が触れても。 色を失った頬はぴくりとも動かなかった。
「でも……私は嫌だ。嫌なんだ」
白い、涙の跡を、親指でそっとなぞる。
「お前に守られるだけの自分でいるのは、もう、嫌なんだ」
言った瞬間、彼女の頬が微かに揺れた。 口元が、歪むように緩んだように見えた。
「……せやったら……」
何処か遠い所で鳴る風のような声が聞こえた。
「尚更、うちがあんたの側に居る訳には、いかへん……」 「……! 違う、そうじゃなくて……!」
聞け!と叫び出しそうになる気持ちを堪えて、彼女の顔を覗き込む。 悔しかった。 守られていたのは、事実で。 何も知らないでいたのも、事実で。 何処かで私が、折れてしまわないように、彼女が。 全てを見越して、私の側に居てくれた事が。 嬉しくて有難くて…それでも、悲しくて。 だから。 どうすれば良いのか。 何処から、やり直せるのか、知りたかった。
「私は……私は、お前に守られる私でなければ、 お前の側には居られないのか……?!」 「……違う……!」
弾かれたように、彼女が顔を上げる。
「そうやない……なつき、そうやないんよ……!」 「違わない、私にとっては、違わない……っ」
瞬時に炎のような色を取り戻した彼女の眼差しを振り切るように。 大きく首を振って、叫ぶ。
「だったら、そんな風に私から、離れようとするな……!」
またこみ上げてきた涙を堪えたくて。 痛む唇に再び、歯を立てる。
「なつき……!」 「私は……もっと、お前を……」 「あかん…て…っ!」
ぱんっ!と、頬を張られる音に遅れて。 唇の痛みを越える痛みがそこに広がった。
「もう、分かったから……」
痛みに思わず緩んだ口元を彼女が掌で押さえ込むように塞ぐ。
「これ以上……自分を痛めつけるのんだけは……お願いやから……!」
酷いな、と。 彼女の血の気を失って冷たい掌を感じながら。 再び震えだしたその肩を眺めながら。 熱と冷気がひっきり無しに入れ替わる頭の片隅で思う。 でも、どんなに酷くてもいい。 あの日以来、何もかもを独り決めしたまま。 自身の身も心もずたずたに引き裂くようにして。 私の目に留まらない場所で何もかもを独りで。 勝手に考えていた彼女を、私は。 知りたかった。繋ぎ止めたかった。 多分、それだけを、望んでいた。
「静留……」
塞がれた口元を気にする事なく、私は言葉を繋ぐ。
「私は、お前を、もっとちゃんと、見ていたい。分かりたい」
お前が望もうと、望むまいと。 この想いが、何と名付けられるものだろうと。 もう、構うものか。 たとえ、返される答えが、拒絶であろうとも。 もう、怯んだりしない。 恐れたりしない。 傷つく事も、傷つけられる事も。 悲しむ事も、悲しませる事も。
睨みつけるようにして見据えた彼女の顔が。 呆然としたまま、色を取り戻すのを見ていて。 ことり、と胸の中に何かが落ちるのを感じた。 ああ。 また、分かった。 あの日の、お前の気持ちが。 こんな気持ちを、自分独りで抱え込んで。 再び拒まれるのを恐れて、逸っていただろう、お前の気持ちが。 だから。
「……お前は、本当は、どうしたい……?」
投げ掛けた問いに、どんな答えが返ろうとも。 決して、逃さない……その気持ちに嘘はなかったけれども。 口にした瞬間、心が震えた。 何も問わずとも、私の心の幼さも弱さも知っていた。 あの頃の彼女のようには、いかないから。 明かされない心を思いやれる強さも広さも私の中にはまだ、ないから。 せめて、答える彼女を見誤らないように。 瞳に力を込めた。
いや、ホンマに。 どうしたいん?己……(伏し目)。
つーか、多分、あれですね。 抱き枕なシズルさんに。 「ほな、どうして欲しいん?」て、 問い詰められたいんぢゃないかt(蹴倒
2005年12月19日(月) |
お誕生日、おめでとさんです〜♪(笑)※ホンマは060606やのにね(ヲイ)。 |
つーことで。
某所で、某尾張さんに嘘教えた己ですが(え)。 もうちゃんと覚えましたからね。 静留さんのお誕生日は、12月19日。 終業式直前っちゅーのがええですねー(何で/笑)。
ちなみに、なつきちさんのお誕生日は、8月15日。 ある意味、覚え易くて嬉しいなあとか(マテ)。
だって。 他のHiMEのお誕生日は、覚えへんし(真顔)。 てーか。 リアル友人のお誕生日すら、覚えられへんし、己……(伏し目)。
あ、杉浦先生こと、碧ちゃんだけ例外です。 つーか。 己と同じやねんて……(乾笑)。
さて。
折角の、静留さんお誕生日日付なので。 何か書こうかなあ…とか無駄に考えてみたのですが。 ほら某友人を三行でノックアウト出来そうなあっまーいのとか(何)。 折角やからね(笑)。
……。 ………。 …………。 ……………。 ………………!!!!!
ええと。 考えるだけ無駄でした(コラ)。 てーか。 ちょっとした日常ネタとか。 やってみたいなあと思って実は昨日。 ヨッパラってふらふらした状態のまま。 頑張ってみたりもしたんですけれどもですね。
結論。 無理。今は、無理。 アニメの、前の方の話とか観直す時間が欲しい位、無理(其処?!)。 ぢゃないと、静留さんが味噌汁作ってる描写だけを延々と。 書いてしまいそう、今の己ときたらば(何ソレ)。
多分。 ちょっと色んな事を考え過ぎてしまうから、と。 考え過ぎない内に、書きたい事だけ書いてしまうつもりで。 胡乱な徒然小話をだらっと始めた筈だったのに。 書きたい気持ちを追い越す勢いで、色んな考えが。 頭の中をぐるぐるし始めてしまったものだから。 ほんの少しの気持ちを逃すやうな、小さな言葉さえ。 形になるまで、ホントにホントに、時間が掛かってしまって。 マジで、今は、無理。 そう思いましたです、はい。
なんつーか。 佐藤聖書くのよりもやっぱ。 きっついみたいですわ、静留さん書くのって(結局其処かい)。
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