読書記録

2025年03月31日(月) 老いの贅沢 / 曽野 綾子


 第一章
残された時間は贅沢品である
ー人生の無駄を捨て、自分にとって一番大切な部分に時間をかける

 第二章
憂鬱な気分を晴れやかにするために
ー悩んでいる時間がもったいない!会いたい人に会い、食べたいものを食べる

 第三章
老後のお金が不安になったら
ー自分に必要なものを見極め、自分流の豊かさを求める

 第四章
食道楽が健康維持のコツ
ー素朴な食材ほどおいしいものはない
手をかけず、楽しみながら料理に取り入れる

 第五章
病気や介護の苦しみから逃れたいとき
ー病人を生かすには、ユーモアとお色気が必須
笑いと性欲があれば、苦しみから這い上がれる

 第六章
本音の人間関係を築くために
ー嫌われることを恐れず、人を決めつけず、裏表がある世界を楽しむ

 第七章
夫婦関係に悩んでいるとき
ー互いに自立した関係が基本
期待せず、でも信頼する努力を続けてみる

 第八章
老後の目標がわからなくなったら
ー他社に与えることで、人間として残された時間を全うする

 第九章
死を恐れないための方法
ー何歳に死んでもいいのかを決める
そうすれば後の人生が楽になる

この世が生きて甲斐のないところだと心底から絶望することもまた、すばらしい死の準備である。私は基本的にはその地点に立ち続けてきた




 今年 令和7年 2月28日 93歳で亡くなられた

                    ー 合掌 ー



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