【徒然ナル日々ノ戯言】
2005年01月20日(木) |
お久し振りになります。 |
久し振りの日記になります。
んーっと先週水曜から1週間、嫁さんが来てまして。 10月に籍入れたんですが、まだ一緒には住んでないんです。 まぁーいろいろと事情もありまして嫁さん中々ウチの方に来れなかったもんで出産ひと月前ってことで1週間だけになったんですが、こっちに来てたわけです。
そんなこともあって日記の方、少しお休みしとりました。
そんで嫁さん帰った水曜日、どうしたもんかと思うような話しなんですが、帰るとなったその朝から急に熱が出ましてね。
お前は遠足帰りの小学生か!ってな感じなんですが…。 出ちゃったもんは仕様がないわけで。
熱あるといって妊婦一人新幹線乗せてニコニコ手を振りバイバイまたね♪なんて非情な真似もさすがに出来ゃしませんから。 熱があろうがなかろうが千葉の実家まで送り届けるのが男としての務めというものですからね。 ハイこれ当然なわけです。
んで私、しっかりと送り届けて参りました!!
っとはいかなかったところが実に情けない話しでありますが…。
上野の駅まで義理のお姉さんにお迎えに来て頂きそこではいよとバトンタッチ。
どうにもしまらぬ男けんけん、とほほぶり全開です。
上野からとんぼ帰りで栃木に戻り寝込んで2日。 38℃近くの熱と必死に闘い本日やっと復活です。
毎日律儀にも覗いていて下った皆様。 どーもすみませんでした。
なんと言うかホント!情けない男であります。
最近は、なにやっても決まって外します。 ビシッと決められない。
こういう星の元に産まれたのかそれともただのお間抜けさんなのか?自分でも分からないのですがね。 以前はもう少しシッカリしてたような感じもしなくもないのです。
年と共にどんどん抜けて来てるような気が…。 男31歳、お間抜けさん街道まっしぐらなわけです。 って、この先自分が何処まで行っちゃうのか少し不安だったりするのねこれ。
そんな私、もうすぐホントすぐにお父さんとかになっちゃたりするわけ。 少しはシッカリとしなきゃダメですよねやっぱ。
なんとかならんもんですかねぇ。
そして一昨日か中学時代の同級生が死んじゃった。 女の子なんだけど。
己の情けない話しの後にいきなりなんだそれ!って展開なんですがね。
クモ膜下出血だってさ。 転んで頭打って頭が痛いと思いつつ平気だろうと思ってたら…ってことらしい。 詳しくは分からないんだけど。
そんな付き合いがあったわけではないんだけど自分の出た中学は学年で60人くらいのちっこい田舎の中学校だから名前聞いたらすぐに分かった。 少しだけど彼女の想い出もある。
31年という短かった彼女の人生が、果たしてどうだったのか? そしてなにより先に逝かれてしまったご両親のお気持ちを、こんな自分が察することは出来ないんだろうけどそれでも自分なりに考えてみるとどうにも切なくてね。 こうやって書いてるだけでも涙出るようなそんな感じで。
31年間、まだ死ぬには早過ぎるけどそれでも彼女にとってこの短かった人生が、楽しく幸せなものであってくれたことを願いたいと。
在り来たりなことは言いたくないんだけど…。 でも、こんな在り来たりな台詞しか言えないです。
明日が告別式です。 正直、行きたくない。
なんだろ、もうすぐ自分の娘が産まれて来るのね。 でも、身近な人が死んでいったりもする。 亡くなったことを友達に知らせなきゃいけないから昨日電話とかするとさ 一通り説明した後には決まって「もうすぐ子供産まれるんだろ?」とか言われるのね。 すると今度は何時頃に産まれて来て子供は女でとかそっちの説明。 名前は決まったのかとか嫁さん何時頃こっち来るんだとかさ。
なんかね。
いや子供の話しをするのがどうってことではないの。 そういうことではないの。
たかだか10分そこそこの会話の中で同級生の死んだ話しと産まれて来る娘の話とさ。
上手く言えないんだけど…これが人生ってもんかなぁってさ。
明日、告別式の場でも久し振りに会う友達とは結婚しただの産まれて来る娘の話しだの控えめにでもするんだろうと思う。 先生も来るだろうからいろいろ訊かれるし自分からもそれなりに報告はすると思う。
どんな顔してその話しをするのかは、分からない。 でも確実にその話しをする。
然しその場は、31年しか生きられなかった人との別れの場だったりする。 だけど必ず訊かれる。訊かれるし自らも話す。
場を変えたとしても彼女を見送ったままの服装でそのときの気持ちを残したままでその話しをする。
なんだかとってもやりきれないの。 自分自身の気持ちをどう切り替えて話せばイイのかそこがね。
産まれて来る人を迎える自分と死んでいった人を見送る自分。 最も対極に位置する筈の絶対に交わることのない相反する感情の同居っての?
すごく複雑なんです。
感情が思考がそして胸が壊れそうです。
では。
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