クソ暑い日に、あえての「しもやけ」のことを。


私は、小学5年生から5年間、剣道をやっていました。
小学生の間は火曜と土曜、学校の体育館に通って。

中学に入ってからは部活で。


当時は長時間正座もできたし、姿勢も良かったと思う。


アザだらけでしたけど。




運動している割には血行は悪いままで、
冬場、体育館を裸足でウロウロしていると
足の指すべてがしもやけになりました。

痒くて痛い。

皮膚がめくれて、肉が見える箇所もありました。



心配してくれたんだと思います。

思うんですけども。



父が
「お湯沸かして、ショウガすれ。」


地獄の時間です。



風呂場に連行されると、
２つの洗面器。

片方は氷水、もう片方は・・・熱いお湯。
さわると「おあちっ！！」てなるくらいの。



そこの前に座らされ、
10秒・・・

激熱！！！です。

泣き叫ぶ私の両膝を力ずくで押さえ、両足を浸けていきます。


喉が枯れるほど泣きわめきました。




そして、氷水へ。


こっちも真冬にはかなりきつい。


ギャー！！！って。


これを何度か繰り返したあと（途中で熱湯を足しながら。）
やっと解放。



しもやけの赤くなっている部分に
ショウガのすり下ろしを乗せて、終わり。


こんなにつらい思いをしても、しもやけが治るわけではなくて。