tantotempo
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2004年07月05日(月) |
回転運動とWebサービス |
労働の機械化というのは,一昔前は,物理的な労働が対象であり,物理的な労働を以下に回転運動に置き換えるかという点がその命題であった. 回転運動とはすなわち,電気モーターが発生させる運動である.
洗濯機を見てみよう. 従来,洗濯板や揉み洗いのような往復運動を行っていた.水の入ったドラムに衣類を入れ,モーターを回転させる.これにより洗濯が行えるわけである.
扇風機 従来,団扇や扇子などの往復運動を行っていた.羽を複数枚付けた円盤をモーターで回転させる.
掃除機 これは工夫している. ホウキなどによる往復運度を,回転して行うという方法も当然あったのであろうが,その選択はされていない. ホウキでゴミを集め,ちりとりに入れるところまでモーターで実現している. モーターが回転し,風を起こし,ゴミを吸い取り集める. これは,自動化する物理的な労働の対象を,掃き掃除だけでなく,その後の集塵まで拡大したことにより,合理的に自動化できている例なのかなあ・・・
Webサービスにより,人間がこれまで電話や対面照会などで行っていたサービスが自動化されつつある. これも自動化すべき論理的な労働の対象を,拡げたり,限定したりすることで,より合理的になるのかなあ・・・
そんなことを想った.
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