徒然。6月は良い作品への出会いに恵まれた月だった。
●漫画
・「野ばら」雲田はるこ
雲田さん二作目コミックス。 表紙、裏表紙が鬼かわいいです。水玉の傘っ…!
表題作「野ばら」の武さんのカッコよさたるや。 働く男ばんざい。カッコよすぎる…。 洋食屋つうのもいい。何気にばあちゃんも男前。
おかまのミミくんで号泣。 おかまの人のにじみ出る哀しみと明るさが 泣ける。
・「僕の天井は君の床(2)」鴨居まさね
待ってましたの第二巻。鴨居さんの漫画は 人々が、善良すぎず、どこか意地が悪く、 そこそこに俗っぽく、でも憎めないかわいさ。 そしてコンビニの店員はこんなにも客を 見ているのかと思うと…。
私のあだ名は氷結ゼロだな、きっと。
・「矢継ぎ早のリリー」D・キッサン
表紙買い。あと、タイトルが素敵。 矢継ぎ早、って響きの良さが。
こういう場合、当たり外れがでかいのですが 当たりでした。サクサク読めて面白かった。
もっと読んでると思うけど 覚えているのだけとりあえず。
●舞台
・SHIBAHAMA(快快)
落語の芝濱をパフォーマンスに。 快快の素晴らしいところは 作るものが愛に溢れているところ。 基本ラブ&ピースなのです。
時に愚かで俗っぽい、 ちょっとした嘘ついて、 ちょっと道踏み外しちゃって、 テヘヘ!って笑って済ませてみたりして。
そんなちっさい悪さばかりして、 なにも構築できなくて、 それでも生きてるぜベイベーって 訳もなくガッツポーズしてみたり。
そして、恐ろしいのがそれを全て 本気で作りこんでしまうところ。 本気で愚かな、俗な、人間を愛してる。
ゆるーい振りして、ゆるーい口調で、 彼らの作るものは全部120%本気です。
・愛死に(羽衣)
これまたすごい振り幅で。 振りきれてんな、糸井ユキノスケ。 たぶん天才です。
あの世界に対するめちゃくちゃぶり。 描くことに対して赤裸々で、 こんなにも取り繕わない人を 私はあんまり知らない。
また深井順子がむちゃくちゃいいのだ。
深井プロデュースで「キャバレー」 やったらいいと思うんだよね。
たぶん松尾スズキのより面白くなるかも。
●DVD
・LOTR〜旅の仲間たち〜 ・LOTR〜二つの塔〜 ・劇場版エスカフローネ
いやー、また観てますLOTR。 何度見ても名作。色あせない。
旅の仲間たちで ボロミアに号泣してしまう…。 人間ってほんと愚かでかわいい存在。 エルフから見たら馬鹿じゃん!って 思うんだろうな。
でも、だからこそ一番希望が似合う。
ほいで、何度見ても レゴアスは良い性格してんな…。
●小説
・「黒い聖夜」柴田よしき ・「RIKO−女神の永遠」柴田よしき ・「聖母の深き淵」柴田よしき ・「月神の浅き夢」柴田よしき
タイトルが全く覚えられません!(黒い聖夜以外) 柴田よしき、分厚いくせに読みやすく 非常に困りものです。寝不足です。 経済やくざの山内練にメロメロです。 「黒い聖夜」から読んでしまったので 私の中で今年ナンバーワン不憫の座確定。
●ゲーム
ときメモGS2、始めました☆
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