抗う - 2004年07月13日(火) 抗いきれない運命について考える。 私はたまに、自分がどうしようもない運命の流れに 取り込まれていると感じるときがある。 結婚もそうだし、今のドンちゃんとの関係もそれだ。 ドンちゃんと頻繁に会うようになったのは、 同居している彼からのプロポーズを受けた後だった。 2年間の同棲を経たプロポーズは当然の流れであり、 断る理由などどこにもなかった。 今思うと、どこか人生からの逃避のようなものがあったと思う。 大病をし、会社を辞め、親からのプレッシャーは相当のものだった。 その中で、ドンちゃんとの出会いはどうしても遅すぎたと言わざるを得ない。 今日、「世界の中心で、愛を叫ぶ」を観た。 この作品に登場するサクとアキも、 抗いきれない運命に翻弄される二人である。 私は今、自分をとりまく運命の輪が少しづつ回転し始めているのを感じつつある。 しかしそのまま流されるのではなく、 可能な限り運命を変えたいと少しづつ思うようになってきた。 運命に逆らおうとするサクが、 アキをオーストラリアへ連れていこうとするシーンのように。 -
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