撫でてる。誰かが髪を撫でてる。ゆっくりと、そう何度も。上から下へと一定の力加減で。誰だろう。僕しか居るはずのないロフト。横になってる僕の後ろに確実に座ってる何か。大きくない。子供か小動物か。僕は気持ちよくて、そのまま眠りに落ちてしまった。でも必ず何時間おきにかは僕を起こす。気付いたら僕は汗だらけで飛び起きる。これが夢なのか現実なのかも解らない。またアバレダシテル僕の中の何かが。