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引き出しにも夏のはじまりを
真夏日が続いた日々はとても辛い気分でした。６月がもうすぐそこに来ているよと思い知らされているようでもあり、あのころの暑さをどうしても連想してしまうようでもあり。少し平年並みの陽気に戻って安心しましたが、容赦なく６月が近づいている事は認めざるを得ません。いくら肌寒い日でも、空気や空の色がもう冬ではないのですから。
仕事が忙しいこともあって、日常生活がとても自堕落・怠惰になっています。Hが今の私を見たら愛想を尽かしそうなくらいに部屋も乱れ、体型も乱れ。そんなこんなで衣替えもちゃんとしないまま近くの物から適当に着たり、新しい物を買ったりしているだけでしたが、どうにもひどいので本日冬物衣料を片付けました。（穿った見方をすれば春がすぎて夏が近い事を認めたくなくて、延ばし延ばしにしていたのかもしれません。単に、気鬱がひどいだけかもしれません。眠くて仕方ないくせに、夜寝るという事をできるだけ少なくするような生活を強迫観念のように行っていることなどからすると。）
しかし、なんと新しい服の増えた事でしょうか！ 仕事上での必要もありましたが、消費するということで憂さ晴らしをしていることは確かです。おしゃれする必要なんてない生活だというのに、今までで一番洋服を買った一年でした。高い物から、安い物まで。見せるひともいないのに。
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